タグ

ブックマーク / chnpk.hatenablog.com (9)

  • 持たない、稼がない、稼がせない - よそ行きの妄想

    月日が経つのははやいもので、気付けば前回ブログを更新してから2週間以上経っているし、2011年も半分終わろうとしているし、21世紀もすでに11年目なわけだが、幼い時に夢見た明るい未来とは違って現実が随分陰かつ暗澹としているので、陰ついでに今日は少し陰な予言をしてみたいと思う。 椅子取りゲームの時代 その昔、マルサスは著書「人口論」のなかで、人口は急激に増加を続けるから供給が追いくことはなく、人類は常に飢餓に直面し続けるという陰な予言をした。マルサスの死後、主に技術革新による生産性の向上によって供給量は需要量の増加を上回って増え続け、現代に至るまで貧困は暫時解決に向かっているから、要するにこの予言は見事に外れたわけだが、今日においては全く逆の理由から似たような陰な予言をすることができる気がしている。即ち、生産性は向上し続け経済の産出量は増大するから、人類は常に失業に直面し続ける、と

    持たない、稼がない、稼がせない - よそ行きの妄想
    kokogiko
    kokogiko 2011/06/08
  • 価格メカニズムと転売屋の功罪 - よそ行きの妄想

    転売屋という言葉は、普通に一般でも使うと思うが、ネットで転売屋と言うと、基的には人気商品を買い漁り、ヤフオクやAmazonマーケットプレイスなどの個人間取引市場において定価の数倍という高値で転売することを生業としている人たちを指すことが多い。より侮蔑の念を込めて転売厨と呼ばれることも少なくない。 嫌われ者の転売屋 転売屋は、ネットでは大の嫌われ者だ。 先日、珍しく転売屋批判を単なる感情論だと切って捨てんとする猛者が現れたようだったが、人の論自体が根拠のないただの感情論だったので、むしろ返り討ちにあっていた。 転売屋disはただの感情論 - Togetter かくいう私も、昨年末、こどものクリスマスプレゼントにと思っていた仮面ライダーオーズの変身ベルトがどこに行っても売り切れで買えず、仕方なしにAmazonマーケットプレイスで購入したら定価の倍くらい払わされ、非常に悔しい思いをした経験が

    価格メカニズムと転売屋の功罪 - よそ行きの妄想
    kokogiko
    kokogiko 2011/02/07
  • 借金の「リスク」と銀行の「陰謀」と不動産の「価値」について - よそ行きの妄想

    「10年以上のローンはだめです - Chikirinの日記」という記事について、ちきりんさんもたまにはわけわかんないこと書くのだなと思って見ていたら、気づけばなにかものすごい量のブックマークがなされており、しかも、こともあろうか「なるほど」とか言っちゃってる人が多いようなので、ここはひとつ相変わらずカネまわりの話には疎いはてなーどもにどこがおかしいか教えてやろうと思った。 借金は「リスク」か みんな、最長でも10年のローンで払える範囲のものしか買わない、というまっとうな判断に戻るべき時なんじゃないかとちきりんは思います。 10年なんて短すぎるって? よく考えてください。家以外ならそんな長い期間返せない大借金はしないでしょ。なんで家だとそんなにリスク不感症になるんでしょう。リボ払いとかよりよっぽど“無茶な借金”って気がしますけど。ちゃんと十分な頭金を貯めて、借金の期間は10年で済むくらいにな

    借金の「リスク」と銀行の「陰謀」と不動産の「価値」について - よそ行きの妄想
    kokogiko
    kokogiko 2009/10/18
  • 差別のアウトソーシング?わかりません>< - よそ行きの妄想

    はてなダイアリー」について。 「差別のアウトソーシングとは、早い話が『差別の責任主体を自分以外の何者かに託し、曖昧にすること』」なのだそうだ。換言すると、「『俺が差別する』を、『差別される』とさらっと言い換える」ということらしい。 「『俺が差別する』を、『差別される』とさらっと言い換える」という文章は普通にわかりづらいが、これはおそらく「『俺があなたを差別する*1』を、『あなたが差別される』と言い換える」という意味だろうと思う。 言い換えるというか、形式的には単に受動態にしただけで、差別の主体が変わっているような気がするのは単に聞き手の解釈の問題だと思うのだが、ここで突如受動態になること自体に不自然さを感じておられ、その不自然さの源泉を「差別の責任主体を自分以外の何者かに託し、曖昧にすること」に見出しているのだとお見受けした。 しかし不自然だろうか。 wikipediaの受身(言語学)と

    差別のアウトソーシング?わかりません>< - よそ行きの妄想
    kokogiko
    kokogiko 2009/09/30
  • 自己責任とかじゃねえし - よそ行きの妄想

    ほんとにやめてほしいよこういうのは。 自宅リビングのテーブルには、大量の介護付き老人ホームのパンフレットが並べられている。かつて、今年78歳になる親のために集めたものだ。 「母が証券会社のいいなりにならなければ、安心して老後を過ごせる環境が手に入るはずでした……」 苦々しい表情でこう語るのは、都内に住む長塚孝夫さん。彼の母親が大手証券会社を通じて投資信託を購入したのは2年前の夏だったという。購入総額はなんと約6200万円だ。営業マンのいいなりに国内株や中国など新興国に投資するファンドを中心に回転売買が行われ、解約したときには2400万円にまで縮小していた。 ブックマークページを見ると「残念だが自己責任」というわかった風な意見も多いが、自己責任とかそういう問題じゃないだろ。 確かにこうなってしまっては出てしまった損失は人が負うしかないだろう。ただ、そもそもの問題としてこの営業マンの所業は一

    自己責任とかじゃねえし - よそ行きの妄想
    kokogiko
    kokogiko 2009/06/24
  • 視力が0.5くらいから1.2くらいになった話 - よそ行きの妄想

    当ブログ初のライフハック(笑)*1系。というか、これ私も効いたかもというただの経験談だけど。 たとえば遠くにある建物の表面がタイル状だったりすると、このとき端から端までタイルがいくつあるのか数えたりします。また、遠くに木立があると、ほとんど見えるはずもない木の葉の一枚一枚が見えるようになるまで目を見開いて見つめます。夜なら一目でわかる一等星など無視して、暗い等級の星を探します。 このとき眉間に力をいれず、目をしかめず、カッと見開いているのがコツのように思いました。そのうち目の奥の方が痛くなりますし、涙も出てきますので、当に木の葉が見えたかどうかにかかわらず、このあたりで止めます。 大学院時代から今に至るまで、一日にいったい何時間モニターを見ているのかわかりませんが、このトレーニングを休み時間や、道を歩いているときに意識的に行うようにしていたおかげで、裸眼のままなんとか視力を維持できている

    視力が0.5くらいから1.2くらいになった話 - よそ行きの妄想
    kokogiko
    kokogiko 2009/05/14
  • 自己責任論の恐怖 - よそ行きの妄想

    なんか面白い人がいたので。 最近以下の2つの痛いというか痛ましいニュースがあった。 痛いニュース(ノ∀`) : 息子への輸血を「宗教上の理由」で拒んだ両親に対し、即日審判で親権を停止 - ライブドアブログ 痛いニュース(ノ∀`) : 強姦された9歳少女が妊娠、中絶手術→カトリック大司教「中絶は強姦以上の大罪」と医師らを破門 - ライブドアブログ このmichiakiという人は、上の件については宗教上の教義を重んじるべきだという感覚を持ったそうなのだが、下の件についてはその教義はあんまりだと思ったらしい。で、これら2つの件に関する自分の受け取り方の違いに対する自己分析(笑)が述べられていたのだが、これがさっぱりわからない。どうやら、上の件については法律vs教義、下の件については倫理vs教義という構図が見出せるという視点を捻出したうえで、自分には「倫理>教義>法律」という基準があるのだと結論付

    自己責任論の恐怖 - よそ行きの妄想
    kokogiko
    kokogiko 2009/03/21
  • 「おとな」になれない大人と、守るべき「こども」について - よそ行きの妄想

    『子どもを守らないものは大人とはいわない(追記アリ - 地下生活者の手遊び』というエントリーを読んで、このエントリー自体は素晴らしい内容だと思うし、「なるほどいいこと言うなあ」とただただ感心するばかりだったのだが、さて自分はおとな*1なのだろうかと考え始めたところ、まずは「おとな」の定義が気になりだし、ついでにあれこれと考えてみたのでそれをメモしておくことにした。 「おとな」の曖昧さ まず今の私について言えば、嫁1人子2人を養う立場なのであって、さすがに「おとな」と言ってもいいように思う。少なくとも「こども」ではないだろう。いや、「こども」では困るという感じか。ただ、結婚育児といったどちらかと言うと個人の選択によるものをもって判断がなされるということには、いささか違和感がある。それに、結婚は解消することもできるがその場合はどうなってしまうのか。 また、私が「おとな」だとしても、いつから「

    「おとな」になれない大人と、守るべき「こども」について - よそ行きの妄想
    kokogiko
    kokogiko 2009/03/09
  • 派遣村の話でよくわからないこと(追記あり - よそ行きの妄想

    正月に実家でテレビを見ながら、どうせはてなでは盛り上がるだろうななどと思って眺めていた話題、それが派遣村。 派遣村のマクロとミクロ 派遣村とはなんぞやという問いについては、以下の引用部分を参照されたい。 「派遣切り」などで仕事と住まいを失った人を対象にした東京・日比谷公園の「年越し派遣村」に、労働者が続々と詰めかけてパンク状態となり、近くにある厚生労働省は2日、要請に応じて省内の講堂の緊急開放に踏み切った。約250人が講堂に移った。 労働組合や市民団体などでつくる実行委員会の想定の倍近い約300人が集まり、用意したテントが足りなくなったため。昨年末から急激に切迫した雇用問題は、中央官庁が職を失った人を庁舎に迎え入れる異例の事態になった。 朝日新聞デジタル:どんなコンテンツをお探しですか? あまりにもありがちな話題だ。不景気で雇用が減少し、失業者が増えれば、こういう騒ぎが起こるのは必然といえ

    派遣村の話でよくわからないこと(追記あり - よそ行きの妄想
    kokogiko
    kokogiko 2009/01/06
  • 1