13日に初日を迎える大相撲九州場所で、8Kスーパーハイビジョン映像での生中継が行われる。大画面でのパブリックビューイングだが「砂かぶりの臨場感」と期待が高まる一方、ちょっと気になる声も聞こえてくる。 8Kとはハイビジョンの16倍の画素数を持ち、きめ細かい映像と立体的な音声が特徴。画面のすみまでクリアにみえるのでスポーツ中継などへの活用が期待されている。 どんな放送にも適しているかというと、そうでもないらしい。「4Kでも時代劇ではかつらの羽二重が見えるだけでなく、部屋の隅までくっきりと見えてしまうので、セットの建て込み感が分かってしまうと指摘されている」と民放関係者。「必殺シリーズのような影や暗さが売りの時代劇は4K、8K時代には作れないかもしれない」 現在、8K放送は受像器が普及していないため、パブリックビューイングが中心だが、大型画面だとより臨場感が高まるという。そこで大相撲だが、ネット