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ブックマーク / journal.mycom.co.jp (71)

  • NIPS、パーキンソン病の運動障害の原因となる脳の電気信号異常を発見 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    生理学研究所(NIPS)は11月1日、パーキンソン病の運動障害の原因となる脳の電気信号異常に関する新たな発見があったことを発表した。パーキンソン病に関連する「大脳基底核」(画像1)と呼ばれる脳の部位で見られる神経の電気信号の「発振」現象が、正常な神経の信号を邪魔することで、手足が動かしづらいなどの運動障害の原因となっていることが明らかになったのである。発見は南部篤教授らの研究グループによるもので、成果は欧州神経科学学会誌「European Journal of Neuroscience電子版」の11月1日号に掲載。 画像1。大脳基底核とパーキンソン病との関連について。大脳基底核は脳の深部にある構造であり、手足を精密に動かすといった運動の調節を行っている。解剖学的には、大脳基底核の中には線条体・視床下核・「淡蒼球」などがある。さらに、大脳基底核の「黒質」は、ドーパミン細胞を含んでおり、パーキ

  • 産総研ら、微少な傷を自己修復できる「酸素ガスバリアフィルム」を開発 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    産業技術総合研究所(産総研)は10月11日、微少な傷なら自己修復できる「酸素ガスバリアフィルム」を大和製罐と共同で開発したことを発表した。産総研コンパクト化学システム研究センター先進機能材料チームの蛯名武雄研究チーム長らによる開発だ。 品包装用フィルムには、品の劣化を防ぐため、酸素や水蒸気を通しにくい「ガスバリア性」が求められている。現在、ダイオキシン発生の懸念から、塩素を含むフィルムを使用は避けられているのはご存じの通り。シリカやアルミナなどの無機層を蒸着したフィルムが一般的に使用されている状況だ。 しかし、これらのフィルムは品包装材として十分使用できるだけの酸素ガスバリア性と水蒸気バリア性を有するものの、折り曲げてくしゃくしゃにしたりすると、蒸着した層が損傷して、酸素ガスバリア性が劣化してしまうといった課題がある。また、損傷を受けて劣化した酸素ガスバリア性を回復させるといった機能

  • 産総研、失われた膵臓の機能を取り戻せる糖尿病用の再生医療法を開発 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    産業技術総合研究所(産総研)は、ラットを用いた動物実験で、成体の神経幹細胞を膵臓に移植する糖尿病の再生医療(画像1)に有効な方法を開発し、その治療効果を確認したと発表した。産総研浅島誠フェローや、産総研幹細胞工学研究センター幹細胞制御研究チーム桑原知子主任研究員らと、米ソーク研究所のFred H. Gage教授との共同研究のによるもので、成果は欧州の学術誌「EMBO molecular medicine」に掲載される予定だ。 画像1。自家細胞による糖尿病の再生医療の概念図。鼻嗅球から成体神経幹細胞を取り出して樹立・培養し、同時に薬剤などでインストリン酸性能力を活性化。その後に膵臓に移植し、膵島機能を担わせるというわけだ 近年、日における糖尿病患者の数は激増しており、予備軍などを含めると1000~2000万人にも及ぶとされる。糖尿病は、発症後に多くの患者が網膜症や腎症などの合併症に至る重症

  • JAMSTECら、八戸沖の46万年前の海底下地層中に「生きている」微生物を確認 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    海洋研究開発機構(JAMSTEC)と東京大学大気海洋研究所は10月11日、下北半島八戸沖の46万年前の海底下地層中に大量の「生きている」微生物細胞を確認したことを発表した。JAMSTEC高知コア研究所地下生命圏研究グループ兼同機構海底資源プロジェクト地球生命工学研究グループの諸野祐樹主任研究員と稲垣史生グループリーダー、東京大学大気海洋研究所の研究グループらによる研究で、成果は日時間10月11日に「米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)」電子版に掲載された。 今回、研究グループは、JAMSTECの地球深部探査船「ちきゅう」が下北半島八戸沖約80kmの海底(水深約1180m)から得た掘削コア試料(海底下深度219mの部分)を用いて、地球のバイオマス

  • 慶應、iPS細胞技術を利用してアルツハイマー病の「アミロイド仮説」を実証 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    慶應義塾大学(慶應)は9月9日、アルツハイマー病患者の皮膚細胞から、「人工多能性幹細胞」(iPS細胞)を作成することに成功したと発表した。今回の研究は同大学医学部神経内科の研究グループと同生理学教室との共同によるもので、成果は医学雑誌「Human Molecular Genetics」のオンライン速報版で公開される予定だ。 日は急速な高齢化に伴い、認知症の患者数も比例して増えており、なんと2030年には約350万人に達すると予測されている。患者ひとりに対して3人の介護人が必要とされることから、2030年には1000万人以上が介護に関わらなくてはならなくなるという。日にとってこのことは重要な課題であり、画期的な治療法や予防法が開発されることが希求されている現状である。 またアルツハイマー病は、認知症全体の約半分を占める最も頻度の高い神経難病だ。一般には65歳以降に記憶障害で発症し、確実に

  • 早大、時計遺伝子自身の発現が止まっても時を刻める仕組みを細菌から発見 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    早稲田大学(早大)は、光合成細菌「シアノバクテリア」を用いて、細胞内の概日時計が、時計遺伝子自身の転写・翻訳が止まってもほかの遺伝子の概日リズム(発現リズム)を駆動することを明らかにしたと発表した。 今回の研究はJST(科学技術振興機構)課題達成型基礎研究の一環として、同大学先進理工学部 電気・情報生命工学科の岩崎秀雄准教授や細川徳宗大学院生らの研究によるもので、成果は米科学誌「Proceedings of National Academy of Sciences, USA(米国科学アカデミー紀要)」のオンライン速報版で近日中に公開される予定だ。 ヒトの睡眠・覚醒サイクルに代表される、約24時間周期の生物リズム(概日リズム)の発生には、これまでは時計遺伝子自身の発現リズムが重要という「転写・翻訳フィードバック・モデル」とされてきた。もう少し詳しくいうと、「時計遺伝子」と呼ばれる特定の遺伝子

  • 【レポート】体が硬くても前屈できる! 30秒で体がグンニャリ、スッキリ腰痛解消の"逆回し"ストレッチ | ライフ | マイコミジャーナル

    体が硬いと代謝が悪く、ダイエット効果も上がりにくいそうだ。とはいえ、ガチガチに硬くなった体をほぐすのって大変なこと。いとも簡単に、体が柔らかくなるストレッチでもないものかと、「BODY TIPS」の亀田圭一トレーナーに聞いてみた。「ありますよ。30秒でグニャリとなります」とうれしい返事が。早速スタジオを訪ね教えてもらった。 人気の【ボディ☆リメイク】3カ月集中コースの体験コースが特別価格で! BODY TIPSオープン1周年記念☆マイコミジャーナル読者限定キャンペーン開催中。 正しい前屈のイメージをつかもう まず、亀田トレーナーが説明したのはいわゆる「前屈」のこと。腿の後ろを伸ばすおなじみのストレッチだが、実は"できてない"人が多いという。 正しい前屈のイメージは「折りたたみ式の携帯電話」。骨盤が前に傾き(骨盤前傾)、お腹と腿がくっついているのがポイントだ。脚の付け根から体が折れ曲がったよ

  • 東大など、40億年前の巨大銀河団の周辺に「赤く燃ゆる銀河」を多数発見 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    東京大学(東大)と国立天文台による研究チームは、すばる望遠鏡を用いたパノラマ観測により、40億年前の宇宙にある巨大な銀河団の周辺に、赤く輝く星形成銀河を多数発見したことを発表した。 同成果は東大大学院理学系研究科/国立天文台光赤外研究部・日学術振興会特別研究員の小山佑世氏、国立天文台ハワイ観測所・准教授の児玉忠恭氏、国立天文台ハワイ観測所・サポートアストロノマーの仲田史明氏、東大大学院理学系研究科・准教授の嶋作一大氏、東大大学院理学系研究科・教授の岡村定矩氏らによるもので、米国の学術雑誌「The Astrophysical Journal」に掲載された。 銀河はその誕生から、互いの引力で引き合い「銀河群」とよばれる小さな銀河集団や「銀河団」とよばれる大きな集団を作りあげてきたが、ただ群れ集まるのではなく、群れを作りながら、銀河自身もその性質を変化させてきたと考えられている。例えば、銀河団

  • 京大など、極低温の原子気体を用いて物質の新しい量子状態を作製に成功 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    京都大学 高橋義朗 理学研究科教授、素川靖司 同大学院生らの研究グループは、NTTとの共同研究で、レーザー光を用いて作成した人工の結晶の中に極低温の原子気体をとどめることで、これまで存在していなかった物質の新しい量子状態を作り出すことに成功したことを明らかにした。同成果は英国の科学雑誌「Nature Physics」に掲載された。 真空容器内のイッテルビウム原子気体。中央の緑色の点が波長556nmの緑色光を出して発光しているイッテルビウム原子の気体を表している。なお、原子気体は数mmのサイズ 近年、光格子と呼ばれる人工の結晶をレーザー光で作る技術が確立し、物質が低温で示す特異な性質を極低温の原子気体を使って調べようとする研究が注目を集めている。 京都大学では、イッテルビウムを極低温にまで冷却できる技術を有しているほか、NTTでは、数万個の原子が光格子の中で複雑に運動する様子を効率よく解析で

  • SF小説の大家、アーサー・C・クラーク氏が死去 | ホビー | マイコミジャーナル

    英国人小説家アーサー・C・クラーク氏が19日、移住先のスリランカで死去した。享年90歳、死因は心肺機能不全。ロバート・A・ハインライン、アイザック・アシモフとともに三大家とされた同氏の死去により、SF小説の1つの時代が終わった。 クラーク氏は、英国サマセット州マインヘッドで1917年に誕生。成人後は英国空軍の将校としてレーダーの開発に従事したのち、ロンドン大学キングス・カレッジで物理学と数学の学位を取得、教員として勤務する傍ら1946年に「太陽系最後の日」でプロ作家としてデビュー。1952年に発表した「幼年期の終わり」でSF作家としての地位を確立、後年「宇宙のランデヴー」と「楽園の泉」の2作品がヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞 (1973年、1979年) 、名声を確かなものとした。1998年には、エリザベス女王よりナイトの称号を授与されている。 作家としての活動以外にも、静止軌道上の衛星

  • マンガとQ&Aで"萌えながら"保険がわかる - 「萌え保険.com」が開設 | ライフ | マイコミジャーナル

    トータルソフトはこのほど、マンガとQ&Aを使ってわかりやすく保険情報を提供するサイト「萌え保険.com」を開設した。 同サイトは、"萌えながら保険がわかる"がキャッチフレーズの保険情報サイト。「比較的保険に関心が低く、これまで保険会社が主要な見込客にしてこなかった層」(同社)である20~30歳代の男性をメインターゲットにしている。 コンテンツは、「生命保険編」「損害保険編」「保険見直し編」の3種類で、各2ページの萌えキャラクターが登場するマンガと、イラストと文章で説明する保険Q&Aの連載で構成。マンガの原作や保険Q&Aには、実際の保険ジャーナリストを用いて、客観的でわかりやすい解説を目指しているという。マンガとQ&Aは、1年間(計12回)の連載予定で、毎月15日に更新する。 「萌え保険.com」トップページ(出典:「萌え保険.com」サイト) このほか同社は、保険代理店を対象とした「インタ

  • 理研ら、2つの光子を用いる顕微手法を開発 - 波長の1/380の分解能を達成 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    理化学研究所(理研)と名古屋大学(名大)の研究グループは、X線領域での非線形光学現象を利用して、波長206Åでその380分の1相当(0.54Å)という、超高空間分解能の顕微手法を開発した。 同成果は、理研播磨研究所放射光科学総合研究センター 石川X線干渉光学研究室の玉作賢治専任研究員、石川哲也主任研究員らと名古屋大学大学院工学研究科西堀英治准教授の研究によるもので、科学雑誌「Nature Physics」(オンライン版)に掲載された。 顕微鏡の歴史は古く、その発明は16世紀末まで遡る。また、肉眼では見えないものを最初に見た事例は、ガリレオ・ガリレイが昆虫の複眼を観察したもの(1610年頃)といわれており、以来、「いかに細かいものを見ることを実現するか」が、光学分野での重要テーマの1つとなっていた。1878年に、独イエナ大学のE.アッベが、空間分解能は原理的に波長の約半分で決定されることを示

  • Firefox、ログインの常識を変える「BrowserID」を発表 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    Firefox web browser - Faster, more secure & customizable Webサイトへのログインに新しい流行を作るかもしれない興味深い技術がMozillaから発表された。Mozillaの見込みがうまくいけば、数年後にはこの方式でどのWebサイトにもログインできるようになる可能性がある。発表された技術は「BrowserID」と呼ばれている。 Webサイトにおけるログインというのは、利用するユーザにとっても、開発するエンジニアにとっても面倒なものだ。ユーザはサイトごとに異なるIDとパスワードを入力しなければならないし、開発側はログインシステムをプライバシーの保護にも考慮しながら開発する必要がある。 「BrowserID」はこの双方の問題を解決する。開発側は数行のコードをページに挟みこむだけでログイン処理が実装でき、ユーザはどのサイトでもまったく同じUI

  • 東大ら、強相関電子を2次元空間に閉じ込める量子井戸構造の人工作製に成功 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    東京大学(東大) 大学院工学系研究科の組頭広志准教授(現:高エネルギー加速器研究機構(KEK) 物質構造科学研究所 教授)らの研究グループは、電子同士が互いに強く影響し合う状態にある「強相関電子」を2次元空間(層)に人工的に閉じ込める「量子井戸構造」を作り出すことに成功したことを明らかにした。 同成果は、東京大学 大学院工学研究科の吉松公平 日学術振興会特別研究員、尾嶋正治 教授、堀場弘司 助教、吉田鉄平 助教、同大大学院理学系研究科の藤森淳 教授らとの共同研究によるもので、米国科学雑誌「Science」に掲載された。 半導体デバイスはこれまでシリコンを基として用いられてきたが、ナノオーダのプロセスとなり、その物理限界がささやかれるようになってきた。そのため、新たな材料などを採用することで、高性能化を実現しようという試みが各所で進めれられている。 その1つとして、強相関酸化物が注目され

  • 京大など、中国の食品で残留性有機汚染物質が増加していることを確認 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    京都大学などで構成される研究グループは、残留性有機汚染物質「短鎖塩素化パラフィン(SCCPs)」が、中国品における含有量が増加していることを確認し、中国から日に輸入された用油でも短鎖塩素化パラフィンを検出したことを発表した。 同成果は、京都大学(京大)の小泉昭夫 医学研究科教授を研究代表者とする厚生労働科学研究品の安心・安全確保推進研究事業「の安全に資する継続的モニタリングシステムの構築と早期検知に向けた研究班」と京大医学研究科の人見敏明氏、北京大学の王培玉氏、島津テクノリサーチの高菅卓三氏、松神秀徳氏による共同研究として、京大の原田浩二 医学研究科准教授を筆頭著者として、米国化学会誌「Environmental Science and Technology(環境科学技術)」(電子版)に掲載された。 日物自給率は低く、カロリーベースで40%しかないため、糧の多くを中国

  • 東北大など、鉄系高温超電導体の超伝導阻害因子を発見 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    今回、研究に用いられた東北大の超高分解能光電子分光装置 東北大学(東北大)大学院理学研究科の中山耕輔 助教と同大原子分子材料科学高等研究機構の高橋隆 教授らの研究グループは、ボストン大学および中国科学院物理研究所と共同で、鉄系高温超伝導体において、超伝導転移温度(Tc)を抑制している原因を明らかにすることに成功したことを発表した。同成果は、英国のオンライン科学雑誌「Nature Communications」で公開された。 超伝導体は、体内の情報を画像化することのできる医療機器(MRI)や、高感度磁気測定装置(SQUID)などの装置として実用化されているほか、日では超伝導を利用した超高速リニアモーターカーの敷設計画も公表されるなど、実用アプリケーションへの適用が進んでいる。また、送電時の電力損失がほぼゼロとなる超伝導電線や、電力を高効率で蓄えることができる超伝導電力貯蔵システムについての

    konekonekoneko
    konekonekoneko 2011/07/19
    あれ?とおもったら銅酸化物高温超伝導体と阻害原因が同じということだった。
  • 【レポート】ベルトの穴が2つ縮んだ! ほとんど動かず効果バツグンのお腹引き締め術 | ライフ | マイコミジャーナル

    ポッコリお腹に悩む人は多い。とはいえハードな運動や筋トレとなるとそうそう長続きはしないものだ。暇なときにチョチョイとできて効果を実感しやすいお腹引き締め法ってないものだろうか。「BODY TIPS」代表でスポーツトレーナーの亀田圭一さんに誰でもすぐにできる簡単なトレーニングを教えてもらった。 【プロフィール】亀田 圭一(かめだ けいいち)氏 亀田圭一トレーナー 「BODY TIPS」代表/チーフトレーナー。NSCAパーソナルトレーナー、日トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者(JATI-ATI)、鍼灸、あん摩・マッサージ、指圧師、などの資格を持つ。荏原製作所バスケットボール部、日IBMラグビー部、神戸製鋼ラグビー部などでトレーナーを務めた後、2010年8月「BODY TIPS」設立。カラダづくりのサポートから痛みの解消まで行うコンディショニングを軸に、アスリートやモデルからメタボ

  • NICTなど、従来の光通信理論のビット誤り率の理論限界を超える装置を開発 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    情報通信研究機構(NICT)は、産業技術総合研究所(産総研)および日大学と共同で、光通信のための新しい原理の量子受信機を開発し、光通信理論のビット誤り率限界を打破する実証実験に成功したことを明らかにした。同成果は、米国物理学会速報誌「Physical Review Letters」のオンライン版および誌面に掲載された。 光通信の性能は、0と1の信号を識別する際のビット誤り率によって決まる。ビット誤り率は、伝送システムの雑音を除去することで小さくできるが、それでも原理的に消せない雑音(量子雑音)が存在している。そのため、従来の光通信理論では、ビット誤り率はある一定の限界(ショット雑音限界)より小さくすることはできないとされていた。一方、量子通信理論では、量子雑音を制御することができれば、ビット誤り率をさらに低減できることが知られていたが、信号を受信する過程での量子雑音制御は技術的に難しく、

  • イヤホンなどで音楽を大音量で聞き続けると聴覚異常を引き起こすことが判明 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    自然科学研究機構 生理学研究所(NIPS)の岡秀彦准教授、柿木隆介教授とドイツの研究グループは、携帯音楽プレーヤーなどを使って騒々しい状況下で大音量で音楽を聞き続けると、聴覚検査は正常であっても、雑音の中から音を聞き分ける力(音を鮮明に聞きとる力)が弱くなることを明らかにした。これは1つひとつの音を聞かせて聞こえを検査する通常の聴覚検査では明らかにならない「音の聞き分け(音の鮮明さ)」に関わる聴覚異常で、今後の検査方法の在り方にも提言を与える研究成果としている。同成果は、米国科学誌「PLos ONE」(オンライン版)に3月2日(米国時間)に掲載された。 研究グループは、生体磁気計測装置MEG(Magnetoencephalography)を用い、音に対する脳の反応を記録した。具体的には普段から大音量で携帯音楽プレーヤーを聞いている13名の若者(常用者)とそうでない若者13名(非常用者)に

    konekonekoneko
    konekonekoneko 2011/03/05
    雑音の中から音を聞き分ける力(音を鮮明に聞きとる力)が弱くなる
  • 東北大、高性能スーパーキャパシタを開発 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    東北大学 原子分子材料科学高等研究機構の陳明偉教授の研究グループは、3次元ナノポーラス金属/酸化物ハイブリッド電極を用いた高性能電気化学キャパシタの開発に成功したことを発表した。同研究成果は2011年2月20日(英国時間)、英国科学雑誌「Nature Nanotechnology」のオンライン速報版に掲載された。 電気二重層キャパシタ(もしくはスーパーキャパシタ)は、高出力と長寿命を併せ持ち、ボータブル機器からハイブリッド電気自動車まで幅広く応用されるようになってきている。スーパーキャパシタは高電力供給元ではあるが、それらのエネルギー密度は従来の電池や多くのアプリケーションで必要とされる値には届いておらず、例えば、従来のスーパーキャパシタの貯蔵エネルギー密度は約100F/cm3(もしくは150F/g)程度であった。これは、マンガン酸化物(MnO2)のような擬似容量金属酸化物をスーパーキャパ