フラクタルとしての入れ子集合 フラクタル 入れ子区間モデルでノードを挿入するときに重要な役割を果たす公式ⓐとⓑ(第6回 SQLで木構造を扱う~入れ子区間モデル(1)参照)は、区間(線分)を3分するための2点を与えるものです。そしてこれを繰り返し適用すると、同じ構造を持つ小さな入れ子集合を次々と作ることができます。 このような自己相似的な図形をフラクタルと呼びます。フランスの数学者マンデルブロが1977年に一般化した概念で、日本でも一時期はやりました。海岸線や樹木の形など自然界にも多く存在する形状ですが、それだけでなく経済活動など人間社会にもこれに近似した現象が観察できることで知られています[4](図8)。 図8 フラクタル図形の一種:シェルピンスキーのギャスケット ※ この図は、Wikipedia日本語版の「シェルピンスキーのギャスケット」に掲載されている図をベースにアレンジしていま
![第6回 SQLで木構造を扱う~入れ子区間モデル (3)フラクタルとしての入れ子集合 | gihyo.jp](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e381c47f5bcaf18d3670508a2c74626ed1d0662e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgihyo.jp%2Fassets%2Fimages%2FICON%2F2009%2F431_sql_academy2.png)