「死んでしまっては…」危険な消防団の水門閉鎖 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
被災前の摂待水門。水門上部に操作室があり、畠山さんら消防団員が駆けつけた（岩手県宮古土木センター提供） 東日本大震災が起きた３月１１日、岩手、宮城県の沿岸では、大津波警報が発令される中、少なくとも７２人の消防団員が水門・門扉閉鎖のため海へ向かった後、死亡・不明となった。 非常勤特別職公務員とはいえ、普段は一般市民として生活する人たちだ。住民を守るという使命感ゆえに犠牲になったが、これほど危険な業務を現状のまま委ね続けていいのか。「遠隔操作できる水門を」。関係者は悲痛な声を上げている。 「地震があれば、住民は山へ向かうが、消防団は海岸に向かわなければいけない」。地震後、水門に向かった岩手県釜石市の消防団第６分団副分団長の佐々幸雄さん（５８）はそう語る。 仲間の分団員のうち、別の水門に向かった２人が犠牲になった。２人は港近くの水門を閉めた後、避難誘導中やポンプ車の移動中に津波にのまれたらしい。
解説委員室ブログ:NHKブログ | スタジオパークからこんにちは「暮らしの中のニュース解説」 | スタジオパーク「初めての消防団国際会議」
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年05月15日 (木)スタジオパーク「初めての消防団国際会議」 《前説》 アメリカやヨーロッパなどから代表が集まって、初めての消防団国際会議が、昨日から東京で開かれています。 消防団は外国にもあるんですね？ 《山﨑》 これまで世界に消防団のような組織がどのくらいあるのか、またどんな役割や活動をしているのかははっきりわかっていませんでしたが、各国にもボランティア精神に支えられた消防組織（義勇消防）があって、地域の防災を支えていることがわかりました。 消防団は普段は会社員だったり、農業や小売店などの仕事をしている人が火災や地震や洪水などが起きると、仕事を中断して現場に駆けつけて消火や救助などにあたる人たちです。 会議は日本の消防団の集まりである「日本消防協会」が世界に呼びかけて初めて開かれたものです。アメリカやドイツ、オーストラ
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