欧州の購買担当者指数が相次いで発表されました。そこで鮮明になったのは意外に早く欧州の景気が底打ちを見せているということです。 今日発表された各種購買担当者指数は全て市場予想を上回りました。それだけでなく全てが先月の水準を軽々と上回っています。 ドイツ1月製造業購買担当者指数速報値は予想の49.0に対して実績は50.9でした。因みに先月は48.4でした。(なお今回の数字は速報値なので薄い水色で示しておきました。) ドイツ1月サービス業購買担当者指数は予想の52.5に対して実績は54.5でした。因みに先月は52.4でした。 ユーロ圏1月サービス業購買担当者指数は予想の49.0に対して実績は50.5でした。因みに先月は48.8でした。 今回、ユーロ圏1月製造業購買担当者指数だけは未だ50以下であり、景気の縮小を示唆していますがその他の指数は全て50以上であり景気が再拡大していることを印象付けてい