こちらのニュースによると、世界のクルーズ旅客船会社が、黒海への就航を取り止める動きが広がっているということである。2014年12月に欧州(EUということか?)の旅客船会社は、ロシアのクリミア編入を理由に、クリミア半島で旅客サービスを行うこと、クリミア半島に寄港することを禁止した。こうしたことから、たとえばブルガリア第2の港ブルガスでは、31あった寄港申請のうち、12がキャンセルになった。オデッサ、ヤルタ、ソチといったその他の港に停泊できないことから、黒海でのクルーズを各社が取り止めているという。 関連して、こちらの記事によれば、ウクライナの法律で禁止されているクリミアのセヴァストポリ港に寄港したあと、ウクライナのヘルソン港に寄港したツバル船籍の船(Kanton号、5,000t、貨物船の模様、船主はトルコ企業か?)が、ウクライナの検察の決定により接収されるといった動きも生じている。
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