ソチ五輪で日本のフィギュアスケート史を塗り替えた、男子シングル初の金メダリスト羽生結弦選手。 彼が7歳の頃から「僕のヒーロー」と憧れ続けた、ロシア代表のエフゲニー・プルシェンコ選手と団体戦で初対決することについては、以前にも日刊SPA!で紹介したとおり。(https://nikkan-spa.jp/583270) 羽生選手の自叙伝『蒼い炎』(扶桑社刊)の中でも、プルシェンコに対する強い憧れが綴られている。羽生選手とプルシェンコの熱血スポーツ漫画のような熱い関係を同書から引用してみよう。 ◆プルシェンコ「俺に勝て! 俺を越えろ!」 「プルシェンコさんのことも、子どものころからずっと好きで、(略)ショーの合間に4回転のアドバイスをしてくれたり、ビールマンスピンのコツを教えてくれたりも! そのせいで奥さんに怒られたらしい……。だから最近は、奥さんのいないところで教えてくれます(笑)」 「最近はプ