【読売新聞】 今年6月に始まる、図書館の蔵書などの一部を電子メールで利用者に送信できるようにする新制度で、利用者が負担する権利者への補償金額が、書籍1ページにつき「ページ単価の10倍」となる見通しになった。新制度のために設立された管
【読売新聞】 今年6月に始まる、図書館の蔵書などの一部を電子メールで利用者に送信できるようにする新制度で、利用者が負担する権利者への補償金額が、書籍1ページにつき「ページ単価の10倍」となる見通しになった。新制度のために設立された管
公園や市民会館などと並び、公共施設の代表格とされる図書館。今、一般人が一つの本棚を有償で借り、自分の本を無料で貸し出す「一箱本棚オーナー制」の私設図書館が全国各地で増えている。一切行政の手を借りず、一箱本棚オーナーの月額利用料だけで黒字運営に成功しているといい、その秘密に迫った。 本好きの一般人が図書館のオーナーになれる画期的な私設図書館「みんなの図書館さんかく(以下、さんかく)」が、全国に拡大中だ。開館準備中のものも含めると、姉妹図書館の数はおよそ50に及ぶ。「こんなに増えるならフランチャイズにし、ライセンス料を取ればもうかりますね」と冗談めかして笑うのは、地域の課題解決やコミュニティーづくりを担う一般社団法人トリナスの代表理事・土肥潤也氏(28歳)。第1号となるさんかくを2020年3月、静岡県焼津市の焼津駅前通り商店街にオープンした人物だ。同氏は「公共サービスに対する市民一人ひとりの当
近年、日本各地の公立図書館で講演会やセミナー、展示会など本を貸す以外のことも行われるようになった。そんな日本の図書館の動向を報告するために、2017年、著者は米シカゴで開催されたアメリカ図書館協会の年次大会に参加したところ、アメリカ図書館界のケタ違いのスケールの大きさに圧倒された。 「ヒラリー・クリントンら大物政治家からイーサン・ホークら映画スター、スポーツ界の人までが集い、自身の読書体験などについて語り合い、ライブラリアン(図書館情報学修士号所持者)たちがグーグルなどIT企業や出版社の人たちと熱く議論する場もありました。そんな中でも私が最も衝撃を受けたのは、ライブラリアンたちが自分たちの社会的役割を見定め、連帯感や気概を持っていたことですね」 本書は、著者が出合ったアメリカの図書館での事例紹介に始まり、その背景を解き明かしたものだ。 コネティカット州の図書館では館長が呼びかけて警察官や治
【2023年のブースはこちら】 ウィキペディア(Wikipedia)を読む人、編集する人、みんなでつくる展覧会です。立案者のよびかけはこちら。 企画概要 (1)全国各地のウィキペディアエディタソンと活動紹介 事例や取組を紹介をいただける方は、こちらからご登録ください。 すでに紹介いただいた事例一覧はこちら 内容の一例 ウィキペディアタウン 多くはまちあるきイベントを伴い、地域コミュニティの活性化や地域情報のアーカイブなどをねらって、地域を題材とするエディタソンを、日本では「ウィキペディアタウン」と呼んでいます。全盛期には日本全国で100か所以上開催されてきたウィキペディアタウンは、その後どうなっていったのか。各地の多様な取組の成果や工夫には、あなたの地域にも活かせるアイデアがあるかもしれません。 Wikipediaブンガク、WikiGap(ウィキギャップ)、Wikipedia OYA、酒ペ
2022年11月1日~30日にかけて開催される「図書館総合展2022[1]」に、「ウィキペディア展覧会」という団体として、1枠を確保しました。図書館総合展ってそもそも何?ということについては、こちらをお読みください。 図書館総合展2022の公式案内冊子(2022.10.1発行)のPDF版はこちら「第24回図書館総合展-ONLINE-plus開催案内」 「ウィキペディア展覧会」の主催者は、「ウィキペディアを利用している人」「ウィキペディアを利用したい人」ひとりひとり、つまり、これをお読みになっている皆様です。Wikipediaに関する話題提供であればだれでも様々な企画を広報していただくことが可能ですので、その御案内を申し上げます。 なお、図書館総合展運営事務局とのつなぎはこのアカウントRyokutanで行い、すべての企画について提供された情報は「図書館総合展 ONLINE plus 2022
学校で学ばない「医療情報」見極め方 「みんなで読みます」お礼の電話 「良い医療本」が目にとまるように ネットや書店に並ぶベストセラー本のなかには、根拠があやふやな医療情報も散見されます。病院の図書室で働く女性が、根拠のある医療情報をテーマにした子ども向けの本を、学校や図書館へ贈る活動に取り組みました。子どもたちが医療情報を見極める手助けになるように――。そう願って取り組んだプロジェクトについて聞きました。(withnews編集部・水野梓) 学校で学ばない「医療情報」見極め方 このプロジェクトに取り組んだのは、山形県にある公立置賜総合病院の病院図書室で働いている堀越純子さんです。 医師の大塚篤司さん著『教えて!マジカルドクター 病気のこと、お医者さんのこと』(丸善出版)の「あとがき」を読んで、その言葉がストンと腑(ふ)に落ちたといいます。 コロナ禍のさなかにも、誤った医療情報が広がってしまう
日本語 English お知らせ 2024/03/15 Steameスプリングセール(3/15-3/22 2:00)に参加していました 2024/03/01 X(旧Twitter)に「市立カクレザ図書館」公式情報アカウントを作成しました。 2024/03/01 パブリッシャーが野良箱(Norabako)からボクステ株式会社(BOCSTE, Ltd.)になりました 2023/11/22 Steamオータムセール(11/22-11/29 3:00)に参加していました 2023/11/08 Steamストアの各種画像および当サイトトップのメインビジュアルを更新しました 2023/07/01 Steamサマーセール(6/30-7/14 2:00)に参加していました 2023/05/20 Ver.1.1.1にアップデート より生配信・実況動画向けに 詳細はSteamパッチノートで 20
大学図書館とWikipediaの連携がもたらすものは?<文献紹介> 北海道大学附属図書館・川村路代(かわむらみちよ) Bridges, L.M.; Pun, R.; Arteaga, R.A. ed. Wikipedia and Academic Libraries: A Global Project. Maize Books, 2021. ISBN 978-1-60785-672-6. 近年,オンライン百科事典Wikipediaを教育に活用する試みが展開されており,2017年には国際図書館連盟(IFLA)により大学・研究図書館とWikipediaの連携に関する報告書が発行された(E1922参照)。さらに2021年9月,世界各国の大学図書館員等がWikipediaおよびその姉妹プロジェクトとのコラボレーションについて報告した単行書“Wikipedia and Academic Librar
2020年12月、家庭医療専攻医である僕は、豊岡市の空き店舗に小さな図書館を作った。だいかい文庫と名付けた図書館は、おかげさまでオープン4ヶ月で400冊程度借りられている賑わう図書館となっている。 この図書館は、「シェア型図書館」である。市立や大学の図書館のような公立ではなく、民間のシェア型図書館だ。まちに暮らす人たちが一口2400円/月から共同出資し、一箱本棚オーナーとなり、自分のおすすめする本を図書館に置いて、交互にお店番をする仕組みである。現在、一箱本棚オーナーさんは50組を超えている。一個人、企業など多様な方に借りていただいている。うち15人程度の一箱本棚オーナーさんが交互にお店番をしている。 僕も週1回お店番をしている。一方でフルタイムで病院の総合診療科の医師として働いている。(まだまだ見習いの域だが、、、) どうして医師がシェア型図書館を作るに至ったのか。図書館はどう活用されて
1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:型抜きをズルせずマスターした! > 個人サイト ほりげー 同じ姓が偏る地域のルーツを調べたら面白そう みなさんには「このあたりやたら同じ姓の家があるなぁ」という経験はないだろうか。たとえば、いま私が住んでいる場所の近所には、原さんがとても多い。あくまでも予想だが、きっとその昔、原さんという大地主が住んでいたに違いない。そういう記録は図書館で見つかるのだろうか。もし見つかったら面白いので調べることにした。 調べた結果については後述するので、まずは私の住む場所の近所にいかに原さんが多いのかについて語らせてほしい。 近所に原さんがとても多い 私は武蔵小杉駅からやや離れた場所に住んでいる。駅から歩くと結構遠い。昔っぽい建物と新しい建物が混在する地域だが、妙な違和感がある。原
つまり、人口減少社会への移行によって、コンパクトシティと言われるように、都市の機能や居住地が集約し、都市が縮小していくと思いきや、人間は自分の住みたいところに住むので、まちのなかに穴(空き地や空き家)がたくさんできて、都市がスポンジのようになっていくと論じられています。 もちろんこれを阻止するために、行政が空き家対策で公共施設をつくったり、リノベーションまちづくりを促進したりの動きはありますが、それではとても間に合いません。そこで重要なのは、民間や市民の取り組みで、そのひとつが私たちが取り組む「みんなの図書館」の実践です。 私設公共空間のコンセプトいわゆるリノベーションまちづくりとは異なり、「さんかく」が担う機能のひとつの特徴は、私設公共空間のコンセプトを目指していることです。つまり、ただ空き物件を使って稼げれば良いのではなく、そこに公共圏をつくりだそうとしています。 公共圏は、ドイツの哲
彼女は、関東のある公立図書館に30年以上勤務する正規公務員のベテラン司書である。 その自治体で誰よりも図書館を知っている彼女は、昨年、ある決断をした。人事課に対し「正規職員を減らしても良い」と告げ、その代わりに、有期雇用だがフルタイム勤務の臨時職員を採用することにしたのである。 正規を非正規に置き換えるという奇策は当たった。図書館の業務がスムーズに回り始めたのである。なぜなら4人採用された臨時職員は、皆、司書資格を有し、他の自治体の図書館での勤務経験が豊富で、図書館員としての「当たり前」(注1)を身に着けていたからである。確かに無資格の正規公務員でも、図書館について勉強し、図書館員としての「当たり前」を身につける職員もいる。ところが、役所内の人事ローテーションで図書館に異動してくる一般行政職の正規公務員の多くは、司書資格を有さず、異動だからと仕方なく図書館に勤務し、図書館員としての「当たり
本記事は、北米研究図書館協会(ARL, Association of Research Libraries)のウェブサイトに掲載されたRyan Clough "Digitization in an Emergency: Fair Use/Fair Dealing and How Libraries Are Adapting to the Pandemic"の日本語訳です(ライセンス:CC-BY)。北米の研究図書館が、新型コロナウィルスにより閉館を余儀なくされる中で、米国・カナダ著作権法のフェアユース/フェアディーリング規定を用いて、知識へのアクセスをどのように維持し続けようとしているのか、優れたまとめになっています。 コロナウイルスのパンデミックの中で運営されている他の全ての主要機関と同様に、研究図書館は日々の現実の突然かつ急激な変化に直面しています。これらの課題の中で最も重要なのは、紙の
新型コロナウイルスの感染拡大対策として、「30分講習会」をオンラインでも受講いただけるようになりました。ご自宅から文献検索の方法を学ぶことができますのでご利用ください。 受講時の注意点 Web会議システム「Google Meet」を利用します。事前のアカウント登録等は不要です。 有線LANまたは安定した無線LANに接続されたパソコンやタブレット端末をご用意ください。 受講希望場所を「オンライン」と選択の上、お申込ください。 申込後、講習会に参加するためのURLをメールでお知らせします。開始時間近くになりましたら、URLにアクセスしてお待ちください(開始時間の15分前から接続できます)。 講習会中は、チャット機能により質問を受け付けます。 申込はこちらから 問い合わせ先:附属図書館研究支援課 医系グループ E-mail:literacy02@ml.hokudai.ac.jp (@マークを半角
計算し尽くされた館内…でもカオス 着任直後は来館者ゼロ 「居場所」が目的ではない プレイステーションやWii、「週刊少年ジャンプ」、ぬいぐるみ、こたつ……。一般的な図書館のイメージからはかけはなれたものが所狭しと置かれている図書館が、埼玉県飯能市の県立飯能高校にあります。出版社業界でも知られているという「おもしろい司書さんがいる」という図書館を訪ねました。 図書館に近づくと聞こえるあの音楽 県立飯能高校は、100年近い歴史のある普通科高校。全日制と定時制があります。 その高校の正門から一番遠い建物に、その図書館はあります。 そこで図書館の整備や生徒の情報収集のサポートをしているのが、主任司書の湯川康宏さんです。 湯川さんに案内され、高校の玄関から図書館に向かうと、少し離れたところからでもなにやら音が聞こえます。(聞いたことがあるなと思ったら、私の自宅近くのスーパーで流れている音楽でした)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く