小泉進次郎「解雇規制の見直し」論が見落としている「意外な問題点」…2社からクビ宣告後、裁判で計4700万円を勝ち取った男が指摘 自民党総裁選に伴い「解雇規制の見直し」の議論に熱が帯びている。6日の総裁選出馬会見で小泉進次郎・元環境相は、首相就任1年以内に実現したい政策の柱に(大企業の)解雇規制の緩和を掲げた。しかし13日の党本部での記者会見で他の候補者から反対の声が次々に上がり、14日の日本記者クラブ主催の公開討論会では「緩和ではなく見直しだ」と強調した。 小泉氏の真意をはかりかねる部分はあるが、総裁選後も引き続き注目が集まるだろう「解雇規制の見直し」問題。23歳と29歳の時、所属していたブラック企業から解雇され、訴訟を提起、2つの裁判で和解金4700万円を獲得した佐藤大輝氏(33歳)は、(普通解雇や整理解雇など解雇には複数の種類があるという前提の上で)一連の報道を見て「解雇問題のセーフテ