写真家で映画製作者のジミー・チン氏率いるナショナル ジオグラフィックのチームが9月、エベレスト北壁のすぐ下で、行方不明となっているアンドリュー・アービンの登山靴と靴下を発見した。(Photograph by National Geographic/Erich Roepke) 2024年9月、エベレスト北壁の下に広がる中央ロンブク氷河で、ナショナル ジオグラフィックのドキュメンタリーチームが古い登山靴を発見した。靴のなかには足も残っていた。氷の中に閉じ込められていたものが、その氷が解けて姿を現したようだった。写真家で映画監督のジミー・チン氏が率いるチームには、映画製作者で登山家のエーリッヒ・レプケ氏とマーク・フィッシャー氏も参加しており、すぐに著名な登山家のジョージ・マロリーとともに100年前に消息を絶った「サンディ」ことアンドリュー・カミン・アービンのものであるとわかった。 「靴下を手に取