京都市は17日、ファンタジー小説の登場人物の名義で、子供たちに宛てたボードゲームなどのおもちゃのプレゼントがあったことを明らかにした。差出人の名前は、ファンタジー小説「境界線上のホライゾン」(電撃文庫)の登場キャラクター「点蔵・クロスユナイト」。プレゼントは、市内の児童養護施設や児童福祉施設で暮らす子供たちに贈られる。 市によると、13日午前5時半ごろ、市役所本庁舎の正面玄関前に段ボール2箱が積み重なって置かれているのを警備員が見つけた。段ボールには、「点蔵からの贈り物で御座る」と書かれた張り紙があり、カードゲームやボードゲームなどの入った紙袋が計10袋が入っていた。「ホワイトデーの贈り物として子供たちに寄付したい」という趣旨の手紙も添えられていたという。 市や出版元の「KADOKAWA」(東京都千代田区)などによると、神戸市などでも同様の贈り物があったという。 京都市児童家庭課の担当者は