ギュンター・ブルクハルトと言うと、個人的には「クイック」のイメージが強い。それはタナカマ氏にみる"リアルタイムアクションものがくどいほど好きであることの象徴"というべきタイトルだから、というのもあるが、ほかの有名タイトルも比較的小粒だからというのもあるだろう。 小粒とは言っても知る人ぞ知る良作が多く、「マニトゥ」「ケープからカイロへ」「銅鍋屋」「トランプ、トリックゲーム」などはゲームファンにはおなじみだろうし、「コロリンナイト」「リバーフィッシングゲーム」はキッズゲームウォッチャーなら記憶に残っているところだろう。 なんとも時代を感じるパッケージである。 90年代後半のというと今から15年以上も前。そう考えると古臭い見た目しててもしょうがないかと思ってしまうが、(これまでも何度か言及している通り)ベルリナーは必要以上に古臭い見た目のゲームが多いのだ。よって、時代を感じると言っても、このパッ