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ブックマーク / ameblo.jp/shibuya (11)

  • 藤田晋『これからの働き方について』

    非常事態宣言から約1ヶ月半、サイバーエージェントでは全社員が原則リモートワークでしたが、その解除の方針を受けて6月1日から通常に戻すことを全社メールで社内に伝えました。リモート期間は、働き方についてとても多くの発見と学びがありました。まず、当社の場合、やろうと思えば大部分の仕事リモートワークで遂行可能ということです。それはやってみて初めてよく分かりました。 リモートのメリットは、zoom会議の利便性、移動コストの削減、オフィス賃料の見直し、通勤ストレスの軽減など、並べればたくさんあります。一方で、リモートでは一体感、チームワークは損なわれます。また、リモートではかなり極端に成果主義、個人主義に振らざるを得なくなり、それは当社の根的なカルチャーと相性が悪いです。それらは数値には出来ないですが、当社にとっては強みが失われかねない由々しき問題です。 リモートのメリットデメリットについては、先

    藤田晋『これからの働き方について』
  • 下方修正 | 渋谷ではたらく社長のアメブロ

    ここ数年、会社は概ね順風満帆だったと思います。 厳しい状況も、なんだかんだ乗り切って成長を続けてきたという意味では、もう10年以上、順調な日々が続いていたと言っても過言ではないかも知れません。その間ずっと、私は組織が緩むことに警戒心を忘れてはいけないと気を付けていたつもりではあるのですが、いつの間にか私自身の気が緩み、油断していたのだと思います。日、この世で一番聞きたくない言葉「下方修正」を出しました。シンプルに言うと、2019年9月期の見通しを、営業利益300億円→200億円 へと修正したというものです。株主のみなさま、申し訳ありません。たった3ヶ月前に発表したばかりの数字なのに何故100億円も?と思われるかも知れません。それについて時系列でご説明します。コストを増やし過ぎていることに気がついたのは、今から半年前、2018年夏頃のことでした。先行投資中のAbemaTVだけでなく、広告事

    下方修正 | 渋谷ではたらく社長のアメブロ
    kujoo
    kujoo 2019/01/31
  • 藤田晋『曲がり角について』

    去年の秋、10月のある寒い夜にいつものように会を終えて自宅に帰ると、マンションのフロントから電話がかかってきました。「先ほどまで記者の方がマンションの前で何時間も藤田さんを待ってましたよ」(うわ・・・もしかして文春?・・何かやったかな) 私もヒルズ族と呼ばれ、華やかな交際で世間を賑わせていた時代には、記者に張り込まれた経験は何度かありました。でも、今なぜ?焦って胸をドキドキさせていると、名刺を預かってますと言うので届けてもらうことにしました。 そこで渡された名刺には、「日経新聞 証券部 下村」と書いてあり、それを見て私はほっと胸を撫で下ろしました。(特にやましいことがある訳ではありません)  決算発表直前だったので、おそらく証券部の若い記者さんが上司から決算予測記事のための取材してこいと無理を言われて張り込んでいたのだろうと想像し、寒いのに可哀想だし私はその名刺に書かれたメールアドレスに

    藤田晋『曲がり角について』
  • 藤田晋『動画元年』

    今年はいよいよ弊社にとって、動画勝負の 年になります。 下期だけで70億円の先行投資を行うこと は既に発表済みですが、不安はないと 言えばうそになります。 先日撤退を発表していたNOTTVの累積損失 (報道によると500億円以上)には背筋が凍る 思いがしました。 かつて、ゼロからGyaO!を立ち上げていた 有線ブロードネットワークス宇野社長(当時) の生みの苦しみは、間近で見ていて 胸を締め付けられる思いでした。 もちろん弊社でもいくつかの動画事業 の苦い思い出があります。 ブロードバンド普及字を狙った「メールビジョン」、 Web2.0初期に立ち上げた「アメーバビジョン」、 Ameba芸能人ブログ強化で立ち上げた「アメスタ」、 致命的な失敗は避けましたが、ほとんどが 赤字のまま撤退を余儀なくされています。 唯一黒字化したアメスタも、現在テコ入れ、 再出発の準備中です。 だから、動画事業の難

    藤田晋『動画元年』
    kujoo
    kujoo 2016/01/06
    YouTubeはただのビルボードからレコメンドにより良質な*ながら見*サービスとなり、ニコ動はコメントを軸とした*場*を作った。動画配信の先に何を作るか
  • 藤田晋『見栄を張る人に大事な仕事を任せられない理由』

    私の著書「藤田晋の仕事学」の中に、 「見栄を張る人に大事な仕事は 任せられない」 という項があります。 当社のように新しい分野を見つけたら 取り敢えずどんどん参入していく会社 は誰を抜擢するのかがとても重要です。 新しくて有望な分野は、よい人材の 抜擢に成功すれば、半分は成功した も同然だとすら思ってます。 誰を抜擢するかを検討する際に、 見栄を張ってるように見える人を 静かに見送っていることが多いのが 勿体ないので、一度ブログにも 理由を書いておくことにしました。 「見栄を張る」というと言葉の響きは 悪いですが、今の自分に満足してない、 向上心があるという意味では悪く ないのかも知れません また、若いうちは年齢で足下を みられないためにもある程度は 仕方ないのかも知れません。 実際、努力して現実の自分の実力を 追いつかせ、辻褄を合わせることを 忘れなければ見栄を張るのも 使いようでしょう

    藤田晋『見栄を張る人に大事な仕事を任せられない理由』
    kujoo
    kujoo 2014/07/14
  • 藤田晋『採用で大事なこと』

    「採用は、もの凄く優秀な人を大勢集めるよりも、一緒に働きたい人を大勢集めることのほうが大事であると再認識しました。」 先日、自分のFacebook にこう書いたところ、 1700コものいいね!を頂きました。 (ありがとうございます) これはリクルートで採用に関わっていた 方に教えてもらった話ですが、 自分たちを振り返ってドキッとする話でした。 最近では、おかげさまで採用活動に おける当社の人気も過去とは比較に ならないくらい高まっていて、 優秀な人材が非常に採用しやすく なっています。 しかし、「自分より優秀なやつを採れ」 というコンセプトの元、ひたすら優秀な 人材を集めていけば会社は安泰かと いえば、決してそうではないようです。 もちろん優秀な人材は喉から手が出る ほど欲しいです。 でも、会社にとって当に優秀な人材は、 一緒に働きたいと思った人の中から 現れるはずなのです。 正月、前回

    藤田晋『採用で大事なこと』
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    kujoo 2014/01/05
  • 藤田晋『藤田ファンド』

    サイバーエージェントが“藤田ファンド”を開始へ--100億円規模でベンチャーに投資 今朝CNETで記事になった「藤田ファンド」。 とはいっても実際にファンドを組成する 訳ではありません。 当初はファンドを組成するつもりで、 手元資金で100億円、その5倍程度の 資金を外部から集めて格的に行う ことも考えていましたが、 思うところあって、当面は自社の 資金のみで行うことにしました。 自分で「藤田ファンド」と取材中に話した ように、私が経営者に直接会って 最終的な意思決定を行います。 そのために100億円を用意しました。 記事中にもあるとおり、投資は誰が 行うかがとても重要だと考えてます。 私自身、リスクをとって起業して、 資政策も含めて悩み苦しみ、 今に至ります。 起業家の気持ちは当事者として 分かるつもりです。 また、自社でネット事業を自社で 幅広く行っているため、常に情報が 集まって

    藤田晋『藤田ファンド』
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    kujoo 2013/11/12
  • 藤田晋『自信がある人の落とし穴』

    昨日のブログがなかなか好評だった (そんな気がする)ので、付け足しです。 自信がある人もまた、戦略が甘く なりがちです。 自分の力を100だと見積もって いた場合、100の力なら勝てる 戦略を立案します。 しかし、それでは実際の力が80 だったり50だったりしたら勝てません。 自信がなくて、 自分の力は当は10くらいだと かなり厳しく見積もっていたならば、 それでもなんとか勝てる戦略を 必死にひねり出し、それで実際の力が 30とか50であれば、余裕で勝てます。 会社の戦略は、実際の力が10で あっても勝ち残れるように考えるべき だと思います。 3年前のサッカーW杯のとき、 岡田ジャパンが場直前の強化試合で 連敗を喫して、相当厳しい大会になると 予想され始めてから、突然強くなった ということがありました。 恐らく、弱者でも勝てる戦略に切り替え、 チームの意識も変わったのだと思います。 別

    藤田晋『自信がある人の落とし穴』
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    kujoo 2013/05/15
  • 藤田晋『「目線を下げるな」』

    今日は13入社の皆さんの入社式でした。 昨晩、祝辞で何を話そうか考えていたら、 新入社員にぜひ伝えておきたいことが、 次から次へと頭に浮かび、 あっという間に100個は出てきそうな 勢いなことに気が付きました。 これは私に限らず、仕事をしてきた先輩 ならば新人に言いたいことはたくさんある のではないでしょうか。 ということは、 ポイントを仮に5つに絞ったところで、 100分の5なので、ほとんど頭に残らない ということに気が付きました。 (去年は5つ挙げています 。。) だから、13入社の皆さんに伝えることは 断腸の思いで1つに絞りました。 「目線を下げるな」 です。 今年入社する皆さんは、震災後の大変 経済の見通しが厳しい環境で就活を してきました。 しかし、入社する足元の経済環境は、 アベノミクスで明るい兆しが見えて、 政府が成長戦略をこれから発表する 直前であり、そこでITを国家戦略に

    藤田晋『「目線を下げるな」』
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    kujoo 2013/04/06
  • 藤田晋『大量採用の件』

    サイバーエージェントが反省 大量採用で組織混乱 5人に1人新入社員 もう一週間前ですが、決算説明会を 取材して頂いた記事が出てから 「反省」という言葉が一人歩きし、 入社間もない人やこれから入社する 方が気にかけているかも知れないので、 弁解させてください。 当日の決算動画 がそのままアップされて ますのでそれを見れば分かることですが、 反省というような発言はありません。 また、記事 をよく読んでいただけると 分かるのですが、記者の方も 私の発言として書いている訳ではなく、 大量採用した組織マネジメントの 難しさを説明している件を、 反省と表現しているだけです。 あと、新入社員という言葉のニュアンスが、 新卒っぽいですが、実際には 中途と新卒が半々くらいです。 その大半は、スマホ企業として成長を 遂げるために採用した人材です。 採用は計画通りなのですが、 4月に入社が集中したことで、 4-

    藤田晋『大量採用の件』
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    kujoo 2012/08/04
  • 藤田晋『CAテクノロジー』

    先日の役員合宿で決めてきたことの ひとつですが、子会社CAテクノロジーを 吸収合併することを発表しました 。 CAテクノロジーは2007年設立の 100%子会社ですが、その年に行われた あした会議で私が提案し、 「社長は石井がやればいいと思う」 と目の前にいた石井を指名し、そのまま 決まった会社です。 当時、SEO市場が急速に伸びていたのに 我々は出遅れていました。 当社の広告代理店部門が取り扱い1位で おかしくない分野にも関わらず、 取り込めていなかった理由は、 既に当該部門の規模が大きく、 小回りが利きにくくなっていることや、 目標設定上、まだ売上規模が小さい 新たな商材は扱いにくいことにあると 分析しました。 そこで、専門子会社を立ち上げ、 集中して事業を行うこと、同時に体も刺激し、 両方で同時にSEOを伸ばすことを計画しました。 それから4年。 CAテクノロジーは躍進を遂げ、

    藤田晋『CAテクノロジー』
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    kujoo 2011/08/04
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