地上最強の生物と呼ばれる「クマムシ」は、いつの日か人間の命を救ったり、老化を防いだりしてくれるかもしれない。クマムシから抽出されたタンパク質が、人間の細胞の老化を遅らせることが判明したそうだ。 米国ワイオミング大学の研究チームたちは、極限状態にも耐えるクマムシの防御システムの秘密を探るために、そのタンパク質を人間の細胞に導入してみた。 すると代謝が遅くなり、ヒト細胞の分子プロセスが減速することが明らかになったのだ。いったいどういうことなのか?詳しく見ていこう。
![クマムシのタンパク質を人間の細胞に導入したところ老化を遅らせることが判明 : カラパイア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2965805463df949338abc93f6d0de40626bc1a44/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fkarapaia_zaeega%2Fimgs%2F6%2F9%2F69851ffd.jpg)
英国オックスフォード大学を始めする探検チームによって、絶滅したと思われていた珍獣が60年ぶりに目撃されたそうだ。 その珍獣の名を「アッテンボロー・ミユビハリモグラ(Zaglossus attenboroughi)」という。「ハリネズミの棘、アリクイの鼻、モグラの足」を特徴とし、卵を産む世にも珍しい哺乳類だ。 インドネシアに生息するこのハリモグラが最後に目撃されたのは、1960年代のこと。 それ以来絶滅したと考えられていたが、地面に開けられた穴やその姿など、各地で彼らの痕跡が見つかっており、じつはまだ生きているのではないかと疑われていた。 今回、山の中に仕掛けられたカメラによって、その珍しい姿がとらえられ、本当に彼らがまだ生きていることが確認された。
フィンランドの科学者たちが、真空中に音を伝えるという掟破りに成功したそうだ。 音とは空気などが震えることで伝わるものだ。だからまったく何も存在しない真空の中を音が伝わるはずがない、というのがこれまでの解釈だ。 映画「エイリアン」1作目のキャッチフレーズは「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」だが、これは宇宙は真空で音が振動するための媒体がないから、どんなに叫んでも無駄だという意味だ。 ところが『Communications Physics』(2023年7月14日付)に掲載された研究では、ユヴァスキュラ大学のチームがその常識をくつがえしている。 だが一体どうやって? そのやり方は「圧電体を利用して、音を電場の波紋に変換する」というものだ。
停めた車を出そうと思ったら、目の前に車が停まっていて出すことができないことってあるよね。そんな時に便利なスマートロボットが中国で開発された。 路上駐車はもちろん、駐車場での違反駐車両があったら、その下に入り込んで、スムーズに移動させてくれるのだ。 レッカー車の到着を待つより早く「二重駐車」問題を解決してくれる、画期的なアイデアだ。
Truck Screen Shows Driver's View 後続車の視界を確保するトラック後部のディスプレイ 前方を走るトラックの後部には巨大ディスプレーが配置されており、後続車は視界を遮られることなく前方の安全を確認できる。 このYoutube動画は2021年11月に投稿されたもので、どこの国のものなのかはちょっとよくわからない。 ちなみに「トラック後部にディスプレイ」という構想自体は2015年からあった。 片側1車線の道路でも、大型トラックの後ろを走る車が、追い越し可能な安全なタイミングを把握できるようにと、アルゼンチンでSamsungがプロジェクトを進めていたという。 だが、このプロジェクトは1年で終わり、製品化する予定はないと発表されていた。 確かに前方の見通しはよくなるけど、モニターばかりを見てしまうと距離感がつかめないから、安全性で問題があったりするのかな? せめて交差点
日本でも連日猛暑が続くが、アラブ首長国連邦(UAE)は50度もの超猛暑に見舞われており、その上雨がほとんど降らない過酷な状況にある。 そこで登場したのが、ドローンを利用した人工降雨だ。その効果はテキメンで、人工雨が作られたドバイの一部地域では効きすぎて警報まで発令されてしまったようだ。
アメリカでは、インドで見つかったデルタ変異株により、コロナ感染者数が再び増加中だ。そんな中、アラバマ州の病院に勤める女性医師が治療に当たっている重症の感染者たちとのやり取りをFacebookに投稿し注目を集めた。 アラバマ州では、ワクチン接種者の割合が国内で最も低く、若い世代の感染者が急増している。その背景にはコロナやワクチンに対する誤った噂を信じ込んでいる人が多いことも関係しているという。 その医師が受け持った若い患者たちも、コロナはただの風邪だと思い込み、ワクチン接種を拒んでいた。ところが実際にコロナ感染し、重篤な症状に陥り気管挿管をする直前に、決まって言う言葉があるという。「お願いです、ワクチンを接種してください」 だが医師がその願いは叶えてあげることはできない。今更ワクチンを打ったところでもう手遅れなのだ。
数十年にわたり米軍によって目撃されてきた謎の飛行物体。その特徴からいくつかの種類があるようだが、UFOではなく未確認航空現象(UAP:unidentified aerial phenomena)と命名され、その映像が本物であることは明らかになっている。 昨年12月、米軍や諜報機関がUAPに関して把握している情報を180日以内に公開するよう求める法案が、米議会で可決されたが、ついに米国防総省がその報告書を正式に発表した。 その報告書からどんな真実が明らかとなったのか?正直我々が望むような明確な解答は得られず、今後一層の調査が必要になるという。
さて、ここで問題だ。人工物の中で史上最速記録を保持している物体は何だろうか? 答えは目にもとまらぬ弾丸や、大気圏を突破して宇宙に飛び立つロケットでもない。なんとマンホールの蓋だ。 大切なことなので、もう一度言おう。マンホールの蓋である。 1950年代に行われたアメリカの地下核実験により飛ばされたものだ。
今や世界的な歌手として知られている、アイスランド出身のビョークだが、1976年、彼女が11歳の時学校の学芸会で披露した歌声が公開されていた。 その曲はティナ・チャールズの「I love to love」。これがビョークの歌を最初に録音したものだと言われている。
1981年、ソ連海軍のバルチック艦隊に所属していたウィスキー級潜水艦(U-137)がスウェーデンの領海内で座礁した。これは「ウィスキー・オン・ザ・ロック事件」と呼ばれ両国政府間の大きな政治的問題になった。 ソ連側は不可抗力でスウェーデン海域に流されたと主張。だが、スウェーデン側は、ソ連が意図的に侵入したと考えた。スウェーデンの調査でソ連の潜水艦が核武装している可能性が示唆されたからだ。 その後何年もスウェーデンはソ連への警戒を解かなかった。領海からは不可解な水中の信号や音声が続いており、ソ連の潜水艦が潜んでいる疑惑が払しょくできなかったのだ。 事実ロシアとスウェーデンは一触即発の状態となったが、実はその原因は、意外なものにあった。
オーストラリアに生息する「カモノハシ(学名 Ornithorhynchus anatinus)」は、哺乳類でありながら卵を産み、口には歯がないかわりに電気を感じるクチバシがあり、手足の水かきで泳ぎ回り、オスには毒爪まであるという珍獣だ。 あまりにも独自路線の進化を遂げたために、カモノハシ単独でカモノハシ科カモノハシ属を構成する。 そんな彼らには更に奇妙な特徴を持っていることが明らかになったそうだ。紫外線(UV)で照らすと、毛皮が青緑の蛍光色に光り輝くというのだ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く