2013年に大規模な組織改編を行うなど、従来の製品販売に加えてサービス事業を強化するNEC。満を持して2014年から提供する新クラウド基盤サービスの狙いとは。「NEC Cloud IaaS」事業を担当する中江靖之執行役員に聞く。 ――2013年の振り返りをお願いします。 中江執行役員 この1年で顧客企業の意識が大きく変わったと感じます。従来はクラウドに対して慎重な企業が大多数でしたが、今ではその多くが導入に向けて動き始め、実際に成果を上げる企業もいくつも登場しています。 当社も2013年は、クラウドをはじめとするサービス事業の強化を目指してさまざまなチャレンジに取り組みました。4月に行った大規模な組織改編もその一環です。全社横断でサービス開発を行う新組織「C&Cクラウド基盤戦略本部」を新設し、新クラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」(2014年4月提供予定)の開発に全力を挙げ
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