既に多くの人が指摘していることですが、南京事件をめぐるアメリカの「エスピー報告」のトリミング問題について。(本ブログでは2回目) 太字の部分がトリミングされてしまいがちな部分です。 南京米大使館・作成者 米副領事 ジェームス・エスビー 確認者 3等書記官 ジョン・エム・アリソン 作成日付 1月15〜24日 郵送日付 1938年2月2日 「しかしながら、ここで触れておかなければならないのは、中国兵自身も略奪とは無縁ではなかったことである。彼らは少なくともある程度まで、略奪に責任を負っている。日本軍入城の最後の数日間には、疑いもなく彼ら自身の手によって、市民と財産に対する侵犯が行われたのであった。気も狂わんばかりになった中国兵が軍服を脱ぎ棄て市民の着物に着替えようとした際には、事件もたくさん起こし、市民の服欲しさに、殺人まで行った。この時期、退却中の兵士や市民までもが、散発的な略奪を働