ソニーは、これまで行ってきたFIFA=国際サッカー連盟とのスポンサー契約が巨額の費用がかかるとして、来年以降、更新しないことを決めました。 ソニーは、FIFAのオフィシャルパートナーとして2007年からことしまでの8年にわたってスポンサー契約を結び総額およそ330億円を支払いました。 この間、スポンサーの立場を生かして2010年のワールドカップ南アフリカ大会や、ことしのブラジル大会などでは、競技場に広告を出したり、大会と連動して商品を販売したりしてきました。 しかし、主力のスマートフォン事業の低迷で、ことし4月から9月までの中間決算で営業損益が赤字に転落するなど業績が悪化するなか、FIFAとの契約の継続は、巨額の費用がかかるとして、来年以降、更新しない方針を決めたものです。 世界的なスポーツのスポンサーから降りることで、今後、ソニーのブランド力や販売にどのような影響が出るのか注目されます。