バリオセキュアのセッションでは、営業本部ビジネスデベロップメント部の篠原永年氏が登壇し、「テレワーク環境下におけるゼロトラストの時代に備える。脆弱性対応とEDRで最新のサイバー攻撃からネットワークを守る」をテーマに講演した。 はじめに篠原氏は、セキュリティの最新動向に触れた。IPAの情報セキュリティ10大脅威2021では、ランサムウェア、標的型攻撃に加え、テレワークなどのニューノーマルな働き方を狙った攻撃が3位に入り、脆弱性対策の公開に伴う悪用も10位にランクインする新しい傾向が見られた。 「日本は脅威の特定と防御対策が中心で、侵入を前提に対策していない。特に、テレワーク環境下のPCへの脅威が高まっている」と篠原氏は指摘する。エンドポイントセキュリティ対策を強化する手法として、エフセキュアのサービスとの組み合わせで実現する「情シス as a サービス」を紹介した。アセット(脆弱性の調査)、