制作背景(第1弾)[編集] 東日本大震災(2011年3月12日撮影) ひうらさとるの友人の1人が、東日本大震災後のボランティアを行なっており、この友人がひうらに、被災体験を多くの人々に伝えるため、震災を漫画に描き残すことを提案した[6]。ひうらが伝手を辿り、親交のある漫画家たちに声をかけたところ、ほとんどの漫画家たちがその提案に賛同したことで、企画が発足した[3][29]。漫画という親しみの持てるメディアを通じて、若い世代など多くの人々に被災地の現状を伝えることを目的した、漫画家ならではの継続的な取り組みであった[30]。 ひうらは震災直後に、別のチャリティー活動でイラストを募集した際に、イラストを見ると自分の気持ちも明るくなり、漫画に力があると感じ、金銭の寄付などではなく漫画家だからこそできることはないかと考えていたことも、制作の背景にあった[3]。ひうらの友人が阪神・淡路大震災を経験し