ウクライナでは、多くの家族が恐ろしい現実への対応を迫られている。こうした中、子供たちにどうやって戦争について伝えているのだろうか。 SF作家のアントン・エイネさんは、10日前に最新作を発売する予定だった。しかし、ロシア軍の侵攻が始まった。そして今、自分の作品などは全く関係なくなってしまったと言う。エイネさんは現在、妻と3歳の息子と共に、首都キーウ(キエフ)でおびえながら暮らしている。 一家は地下駐車場がある24階建ての団地に住んでおり、人々はコンクリートの床で寝ている。寒さも厳しいが、エイネさんはビルが倒壊した場合を懸念し、比較的安全な、エレベーターの間にあるコンクリートの吹き抜け部分にいる。空襲のサイレンが鳴り響く中、そこが一家の避難場所となった。息子のためのおもちゃやタブレットを持参し、一番安全な隅の方に座らせるようにしている。
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