2014年1月21日、国立国会図書館(NDL)の「図書館向けデジタル化資料送信サービス」が開始。あわせてサイト「国立国会図書館デジタル化資料」が「国立国会図書館デジタルコレクション」へ名称変更リニューアルしました。 絶版本など、国会図書館から各地の図書館へ配信、18都道府県23館で始まる−INTERNETwatch 現時点で、絶版本などの入手困難な約131万点が対象。内訳は、1968年までに受け入れた図書が50万点、江戸期・清代以前の和漢書など古典籍・貴重書が2万点、2000年までに発行された雑誌が67万点、1991~2000年に受け入れた博士論文が12万点 サービス開始時点で約131万点なんてまあ素敵な分量!これは街の図書館が平均的大学図書館蔵書数レベルのデジタル書庫を一挙に得られるチャンスなわけです。またこのサービス開始に併せて「国立国会図書館デジタル化資料」名称改め「国立国会図書館デ
国立国会図書館は、図書館向けデジタル化資料送信サービスを2014年1月21日から開始しました。 国立国会図書館のデジタル化資料のうち、絶版等の理由で入手が困難な約131万点の資料について、最寄りの公共図書館等(国立国会図書館の承認を受けた図書館に限ります)で利用できるようになります。 図書館向けデジタル化資料送信サービスについて(国立国会図書館デジタルコレクション) http://dl.ndl.go.jp/ja/about_soshin.html このサービスで利用できる資料 http://dl.ndl.go.jp/ja/about_soshin.html#idx2 図書館向けデジタル化資料送信サービス参加館一覧 http://dl.ndl.go.jp/ja/soshin_librarylist.html 2014年1月のお知らせ(国立国会図書館デジタルコレクション) http://dl.
Follett社がスポンサーとなり、“Library Journal”および“School Library Journal”によって実施された、米国の学校図書館における電子書籍の利用調査の報告書が公開されています。2013年4月5日から2013年6月30日まで、米国1,271の学校図書館を対象に行われた調査をまとめたものとのことです。サマリーによると、主な調査結果は以下の通りです。 ・56%のライブラリー・メディアセンターで電子書籍を生徒や教員に提供している。 ・電子書籍のコレクションの平均タイトル数は、136タイトルで、少しずつ増加しており、2010年からは325%の増加となる。 ・電子書籍コレクションの57%のタイトルはノンフィクションで、43%がフィクションであった。 ・2012年から2013年の学年度で、平均1,114ドルが電子書籍に使用された。 ・紙媒体と電子書籍の両方で同じタイ
2013年7月12日付ニュースでお知らせした、一般社団法人日本出版者協議会及び大蔵出版株式会社から『大正新脩大蔵経』(全88巻)ほかのインターネット提供の中止を求める旨の申出を受けた件に関し、その後の対応について報告します。 当館では、申出を受けて、当該資料のインターネット提供を一時停止し、当面館内利用に限定するとともに、2013年7月に館内検討組織を設置し本事案の検討を行い、5名の有識者のヒアリング等も踏まえて、下記の結論を取りまとめました。 『大正新脩大蔵経』(1923年~1934年、大正一切経刊行会、全88巻)については、インターネット提供を再開する。 『南伝大蔵経』(1935年~1941年、大蔵出版、全70巻)については、当分の間、インターネット提供は行わず、館内限定の提供を行う。 検討の詳細につきましては、報告書(「インターネット提供に対する出版社の申出への対応について」)(PD
国内で最も多くの書籍を所蔵する国立国会図書館が、一部の書籍を電子化して来月、全国の図書館に向けて配信することになりました。 国立国会図書館は、3900万点を超える書籍などを所蔵する国内で最大の図書館で、これまでに228万点の資料を電子化して保存を進めてきました。 こうした電子化した資料をより多くの人に利用してもらおうと、来月21日から全国数10か所の公立図書館や大学の図書館などにデータを配信することになりました。 配信されるのはすでに絶版になった書籍や古典、論文など一般には入手困難とされる100万点以上に上る資料で、利用者は、各図書館に置かれる専用の端末で読むことができるということです。 国会図書館は、インターネットのホームページでもすでに47万点の資料を公開していて、今後、書籍などの電子化をさらに進めていくことにしています。
電子図書館向け「動く絵本シリーズ」提供スタート! <国内初>公共図書館の電子図書館で動く絵本が楽しめる ―2014年には2,000タイトルをリリース予定― iNEO株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:崔源吉)は、公共図書館の電子図書館向けに国内で初めて、話して動く電子絵本書籍「動く絵本シリーズ」の提供を、2013年12月18日よりスタートしました。 「動く絵本シリーズ」タイトル一例 ■「動く絵本シリーズ」を公共図書館へ提供開始 「動く絵本シリーズ」は、公共図書館での電子絵本書籍の需要の高まりを受け、株式会社どりむ社(所在地:大阪市北区、代表取締役:税所凉子)と共同で開発しました。株式会社どりむ社がこれまで出版してきた絵本に「動き」と「読み聞かせ機能」を付加し、「動く絵本シリーズ」として公共図書館の電子図書館向けに提供します。 「動く絵本シリーズ」サンプル URL: http:
創刊号(2014年6月) 創刊準備号(2013年12月) ●「月刊ほん」タブレット版の特徴 ・お手持ちのiPad、iPhone及びアンドロイド端末を使って読むことができます。 ・目次をタップして、 該当ページを表示することができます。 ・「月刊ほん」文中にリンクがあり、関連するWebページに飛ぶことができます。 ・出版社PR誌本誌を読むことができます。 ※Vol.02では、ダイヤモンド社「経(Kei)」になります。 ●提供方法について 人が書き、編集した本を求める人に効率的に届けたいと考え、「月刊ほん」は、紙媒体のレイアウトを持った電子書籍として提供することにいたしました。 ●発刊の目的 出版社(者)はたった一人の読者であっても、その読者が欲するならば本を届けたいと思うはずであり、図書館員は、その本と読者を繋ぐ重要な媒介とならなければいけません。その為には、出版社(者)と図書館の新しい関係
カテゴリー:本,電子書籍,青空文庫 | 投稿者:OKUBO YuAuthor: OKUBO Yu About: 青空文庫には高校生のとき参加して、今や翻訳家・翻訳研究者。しばらく青空文庫をお休みするつもりだったのにそうも言ってられなくなってしまっててんてこまいの日々。ここでは電子本のことをしゃべったり、物語を書き散らしたり、はたまた青空文庫批判をしてみたり、自由にやっていくつもり。See Authors Posts (55) | 投稿日:2013年11月26日 | というわけで、twitterで展開されました先日のカードバトルの続編みたいなものの、まとめ。 そもそもは、山中湖情報創造館さんで実験的に試みられている「青空文庫を図書館に」という企画がありまして、電子データである青空文庫のコンテンツをどうやって目に見える形で開架するか、というアイデアが大元にあります。詳しい事はリンク先の写真をご
日本でもようやく図書館向け電子書籍貸し出しサービスの議論が本格化してきたところだが、海外では、3MがKoboと提携し、利益還元型の電子書籍購入プログラムを発表した。 3Mは図書館がWebサイトで電子書籍を販売できるソリューション(3M Cloud Library)でKoboとの提携を発表した。このソリューションは、図書館利用者がBUYボタンをクリックすると、Koboの電子書店にリダイレクトされ電子書籍が購入できる仕組みだ。3Mは本の売り上げの一部を図書館に寄付し、3M Cloud Libraryから追加の電子書籍を購入する際の資金として利用できるようにする考えだ。図書館の予算が常にプレッシャーにさらされる中で、この追加収入は書籍のコレクションを強化する上で価値ある方法となるかもしれない。 「このプログラムで、電子書籍売り上げの一部は図書館に寄付されます」と話すのは、3M Library S
KADOKAWA、 紀伊國屋書店、講談社の3社は、学校・公立図書館向けの電子書籍貸出サービス提供の準備を始めるために合弁会社「株式会社日本電子図書館サービス(略称:JDLS)」を本日設立いたしました。 株式会社KADOKAWA(代表取締役社長:佐藤辰男、以下KADOKAWA)、株式会社 紀伊國屋書店(代表取締役社長 :高井昌史、以下紀伊國屋書店)、株式会社講談社(代表取締役社長:野間省伸、以下講談社)の3社は、学校・公立図書館向けの電子書籍貸出サービス提供の準備を始めるために合弁会社「株式会社日本電子図書館サービス(略称:JDLS)」を本日設立いたしましたのでお知らせします。 ■設立の目的 電子書籍元年と言われた2011年以降、さまざまなデバイスやストアが誕生し、電子書籍市場は拡大傾向にありますが、一方で図書館における電子書籍貸出サービスはまだまだ実験的な段階にとどまっております。 3社は
読書を盛んにし、生涯学習を推進しようと、秋田市の秋田県立図書館が、スマートフォンやタブレット端末で読める電子書籍を貸し出している。昨年10月、全国の都道府県立図書館で初めて開始した。いつでもどこでも借りて読める手軽さが人気で、このサービスの登録者はすでに700人を超えた。 貸し出しているのは、SF作家・小松左京さんのベストセラー「日本沈没」の直筆原稿や創作メモ、江戸時代に秋田藩士の小田野直武が挿絵を描いたとされる医学書「解体新書」といった貴重資料と、歴史雑誌やビジネス誌のバックナンバーなど約2000点。その多くは、同館が所蔵する資料を電子化したものだ。 希望者は、同館で利用カードとパスワードの発行を受けた後、スマートフォンなどに閲覧用ソフトをダウンロードすれば、読めるようになる。貸し出しは1人3点までで、10日間の期限が過ぎれば読めなくなる。利用できる人は県民や県内在勤者らに限られる。 利
インターネット図書館「青空文庫」の創設者であり、呼びかけ人である富田倫生(とみたみちお)さんが、本日(16日)の午後12時8分に亡くなられました。 富田さんは、パソコン関係の書籍や宇宙開発の書籍などの著述業のほか、電子書籍の可能性にいち早く気づかれ、インターネット図書館「青空文庫」を他の呼びかけ人の方々と共に創設運営してきました。著作権延長問題でも反対の立場を明確にして闘ってきた闘士でもあります。そして長年に亘って病とも闘ってこられました。 富田さんは、昨年の電子書籍エキスポの会場で何時にも増して青空文庫の歴史と存在意義、そして著作権問題について熱く訴えて居られました。とても闘病中とは思えない何時もの熱気を感じて、何だか安堵したものです。 それが突然の訃報。始まりは何時も突然……と申しますが、本当に突然過ぎです。 「エキスパンドブックの二十歳のお祝いをやろう」と電子書籍エキスポの会場で話し
浜田市立中央図書館(浜田市黒川町)が10日、開館する。市が旧市立図書館(同市殿町)を移転新築。JR浜田駅近くに移った浜田医療センター跡地に、機能を拡充し整備した。蔵書冊数は開館時17万冊をそろえ、自動貸出機など最新設備も完備。市民が集い、交流を広げる文化活動拠点として期待が高まる。 中央図書館(愛称・ラブックはまだ)は延べ床面積約2800平方メートルの鉄筋コンクリート2階建てで、最大収容冊数は30万冊。ICチップを使った自動返却・貸出機を導入し貸出作業の効率化を図る他、館内に無線LANを整備し、タブレット型端末を使って電子書籍を閲覧できるなど最新鋭の設備がそろう。 館内には多目的ホールやボランティア活動室などもあり、市民団体や読み聞かせボランティアの活動拠点としての利用もできる。 同館は7月に同市野原町の県立大浜田キャンパスメディアセンターと連携協定を結んでおり、中央図書館の利用カー
「公共図書館等への電子書籍配信に係る課題整理研究会(以下、研究会)」は7月30日、一般社団法人電子出版制作・流通協議会(電流協)の後援による「これからの公共図書館の電子化モデルを考える」フォーラムを実施した。全国から図書館関係者が多数訪れていたようで、定員168名の会議室はほぼ満室だった。 電子書籍が利用できる公共図書館はまだ極めて少ない フォーラムの冒頭、国立情報学研究所教授で研究会座長の高野明彦氏から、計6回行われた研究会の検討結果報告が行われた。米国ではほとんどの公共図書館に電子書籍が導入されているが、日本では全国約3000館のうち何らかの形で電子書籍が利用できる公共図書館は“ようやく10館を超える程度”で、普及の遅れは歴然だという。 この研究会はそういった状況を踏まえ、公共図書館などの公共施設での電子書籍の普及と利用促進を図り、国民の読書文化の充実と商用を含めた電子書籍流通全体の活
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