「コンプライアンスで、なにをやるにもビクビクです。上司もやれと言っておきながら、問題が起きそうになると梯子を外すんですよ。そもそも、社内でこんな愚痴をこぼすことなんてできませんよ。ほんとうに窮屈です。」 ある若手営業がこんな愚痴をこぼしていました。「風通しの悪い組織」の典型的な姿です。これでは、組織の活力も削がれ、継続的な成長は望めません。一方で、とても活力にあふれた組織もあります。そういう組織についていろいろと調べてみると、「風通しの良い組織」である場合が多いようです。 両者には、どういう違いがあるのでしょうか。 行動原理や行動特性から考える 「風通しの悪い組織」は、「問題があってはならない」という意識に支配され、「問題が出ないように厳しく管理する」ことが組織の方針であり、行動原理となっています。そのため、不平を口にするのはルール違反であり、組織を混乱なく回すことが最優先と考えられるよう
![「風通しの悪い組織」と「風通しの良い組織」 | ネットコマース株式会社](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/13f95319d5cc1a9f56fe57f634a9331d14bbad1f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.netcommerce.co.jp%2Fcms%2Fwp-content%2Fuploads%2F2014%2F10%2Fc4d790b6cdcfd40484a010a934ff6f26.png)