1on1 で伝えたので外にも書いておく。 プロダクトやチーム、メンバーのフェーズ まず現状分析。 自プロダクトは PPM で言う花形、金のなる木、問題児、負け犬のいずれに当たるのか 勢い MAX でめっちゃ盛り上げるのか、地味に役割を達成するのか。自チーム全集中なのか他チームのフォローに回るのかみたいな方針が変わる 自チームは エラスティックリーダーシップ で言うサバイバルモード、学習モード、自己組織化モードのいずれに当たるのか チームを改善しなければいけないのか、プロダクトだけを見ていて良いのか。チームで改善できるのか、リーダーや外部の強い意志が必要なのか 各メンバーは、期待される役割において SL理論 で言うとどのフェーズなのか 指示的行動が必要だとマイクロマネジメントすることになり、マネージャ/メンター的な人/行動を増やす必要がある 役割を網羅しているか こういう軸で考えていることが
こんにちは。LIFULLのプロダクトエンジニアリング部の野澤です。エンジニアリングマネージャーをやっています。 LIFULLでは組織構造として部の下に「ユニット」があり、その下に「グループ」がぶら下がっています。 今期からは私はユニット長を拝命し、間接マネジメントを行うようになりました。 マネジメント業務の中でも1on1は部下のモチベーション維持やキャリア形成、戦略理解を促進させるために重要な手法です。 グループ長時代も1on1はやっておりましたが、間接マネジメントをやるにあたり、メンバーからは相談がしにくくなってしまったようで、「特に話したいことはありません」となってしまうことが増えていきました。 そこで改めて1on1を有意義にするためにはどうしたらいいか考えてみました。この記事ではそのための取り組みを紹介できればと思います。 LIFULLでの1on1 1on1は今やいろんな業界や会社で
そういえばそろそろ新入社員の季節ですね。 なんか「新卒で入るけど、何に気をつけたほうがいいか」とか「成果を出すためにはどうしたらいいか」などの質問が多く来るようになってきました。 で、そういうノウハウ系とかよりも、個人的には「新卒で入ると最初なんかつらいけど、そのつらさをくぐり抜けるにはこういう考え方をするといいよ」というのをお伝えしたほうが、みんなのメンタルもヘルシーになるんじゃないかなと思うので、書きます。 個人に目を向けないほうがいいまず、新卒で入る人の多くが「自分のスキルが足りない」とか「自分が成長せねば」とか「無能だと思われたらどうしよう」など、かなり「自分」のことについて気にしています。 ただ、自分のことばかりを気にしていると、だいたいのケースでつらくなります。というのも、新卒って当然ながらスキルも経験もないので、先輩たちよりも成果をあげることはかなり難しいからです。 なので、
こちらはグロービスアドベントカレンダー25日目の記事です。グロービスは国内では最大規模のビジネススクール/経営大学院を運営している会社で、私自身もグロービス経営大学院のMBAに通っているので、この記事では私が学んだMBAスキルの中でエンジニアの皆さんにも役に立つであろう知識・フレームワークをピックアップしてご紹介します。 1. 正しい意思決定をするスキル まずは正しい意思決定をする為のスキルです。顧客が本当に欲しかったものを作り上げる為にも、エンジニア側も交渉力・調整力を持つ事が重要です。 1-1. 交渉力としての「ZOPA」と「BATNA」 ZOPA(ゾーパ)とBATNA(バトナ)と呼びます。ZOPAは Zone Of Possible Agreement の略で、お互いに交渉が締結できる範囲のことを示し、BATNAは Best Alternative To Negotiated Agr
本連載はオープンソースライセンスの1つであるGPLの元に公開されている「The Eng Team Handbook」(エンジニアチーム・ハンドブック)を翻訳したものです。開発チームが効率的に仕事するために必要な「効果的な1on1の実施方法」「開発メンバーから開発マネージャーにポジションが変わるときの注意点」「パフォーマンス評価のテンプレート集」「360度評価のテンプレート」などが含まれます。 著者はStripeのエンジニアであるrayleneさんです。これがStripeのやり方と明示されているわけではありませんが、急成長するシリコンバレーのスタートアップにおけるエンジニアチームの取りまとめ方という意味で、日本のスタートアップでも参考にしていただけるのではないかと思います。オリジナルの英文の文書では、まだ未着手の項目もありますが、すでに書き終わってるものについて翻訳し、連載の形で5回に分けて
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