暗号資産における分散型金融(DeFi)について、今年の4月に日銀のレポートが出ました! 日銀の鳩貝さんはビットコイナーの聖書、「Mastering Bitcoin」の日本語版の翻訳者でもあり、仮想通貨、ブロックチェーン業界を日本橋からずっと見守ってくださっています。 これをもって、DeFiの代名詞として貸仮想通貨サービスCompound、分散取引所Uniswapが確立された感があるので、Compoundのちょっと詳しめの解説を書いてみました。 なお、数字を使わないざっくり概念説明バージョンは去年の8月に書いているNoteがあります! Compoundでの「金利」計算方法 CompoundというDeFiの仮想通貨Lendingマーケットがあります。 5月11日12:30時点のCompoundのMarket Overviewは以下の通りです。 ETHを貸している人はSupply APYに記載さ
要点ウォレットと暗号資産があれば、DeFiの暗号資産金融サービスにアクセスできます。分散型アプリケーション(DApps)では、多くのブロックチェーン上でレンディング、流動性提供、スワップ、ステーキングなどのサービスが提供されています。 DeFiの筆頭であったのはEthereumである中、現在ではArbitrumやOptimismのようなレイヤー2のソリューションなどスマートコントラクト機能を持つほとんどのブロックチェーンがDeFi DAppsサービスを提供しています。スマートコントラクトは、DeFiが提供するステーキング、投資、融資、ハーベスティングなどのサービスに不可欠なものです。 DeFiを利用することで、利回りを最適化し、分散型マーケットプレイスに参加し、金融サービスにアクセスし、資産の貸借を迅速に行えます。しかし、DeFiはリスクと無縁なわけではありません。利用する前に常に入念な調
この数カ月、暗号資産(仮想通貨)業界で話題なのがDeFiだ。DeFiは「ディーファイ」と読み、Decentralized Finance、分散型金融の略。銀行など、従来の金融分野のサービスを、ブロックチェーンとその上で動くプログラムで実現するものとされている。 「既存の金融機関がやっていることを人の手を使わずに可能にする。金融機関が数千億円の経費をかけてやっていることを、DeFiなら冗談抜きに1億円でできてしまう」。日本ブロックチェーン協会(JBA)が9月8日に行ったセミナーで、ブロックチェーンなどを使い企業のDXをサポートするALISの安昌浩CEOはそう話した。 いったい、このDeFiとは何だろうか。 コンパウンド、ユニスワップ――DeFiとはなにか 既存の銀行が行っているサービスは多々あるが、預金、融資、為替(送金や決済)が重要な機能といわれている。送金や決済は、ビットコインの誕生時か
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