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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (58)

  • インドが同国初の火星探査機打ち上げ

    【2013年11月6日 ISRO/Spaceflight Now】 インド宇宙研究機関が5日、同国初の火星探査機打ち上げに成功した。2014年9月に火星到着予定となっている。 インド宇宙研究機関(ISRO)は11月5日午後6時8分(日時間)、同国初の火星探査機「マーズオービター」をPSLVロケットにより打ち上げた。同機はインド南東部にあるサティシュ・ダワン宇宙センターを出発した44分後に太陽電池パネルを展開、打ち上げ成功が確認された。 地球を周回する楕円軌道を12月1日に離れて火星に向かい、2014年9月24日に数百km〜8万kmの火星周回軌道に入る。探査機の工学技術実証がミッションの主な目的ではあるが、大気中のメタンの測定や地表の組成解析などの科学観測を行う。 今月18日には、NASAの火星探査機「メイブン」の打ち上げも行われる。 〈参照〉 ISRO: Mars Orbiter Mis

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    llil 2013/11/10
    マーズオービター/ 「2014年9月24日に数百km〜8万kmの火星周回軌道に入る」成功を祈る
  • ホットジュピターがひとりぼっちな理由

    【2013年11月7日 国立天文台天文シミュレーションプロジェクト】 太陽系外の巨大ガス惑星のすぐそばに他の惑星が見つからない理由に関して、名古屋大学のシミュレーション研究により新たなプロセスが浮かび上がった。惑星系形成に関する「第3のシナリオ」を推し進める成果としても注目される。 巨大なホットジュピター(茶)が地球型惑星によって恒星(オレンジ)の方に押しやられる。クリックで拡大(提供:宮アシタ/荻原正博/名古屋大学) (左)惑星の材料が多いと、大きい地球型惑星が形成され、ホットジュピターが追いやられる(右)惑星の材料が少ないと、観測できないサイズの地球型惑星が形成され、残ったホットジュピターだけが見つかる。クリックで拡大(提供:荻原正博/名古屋大学) これまでの系外惑星観測により複数の惑星が存在する恒星も多く見つかっているが、「ホットジュピター(恒星の極めて近くにある巨大ガス惑星)のそ

  • 通信途絶の「ディープインパクト」、ミッション終了

    【2013年9月24日 NASA】 8月から通信が途絶えていた彗星探査機「ディープインパクト」のミッション終了が決定した。ディープインパクトは2005年7月に史上初となる彗星衝突探査を行ったほか、8年間の観測で多くの成果を挙げた。 2005年7月、テンペル彗星に子機を衝突させて噴出物や表面の痕を観測する「ディープインパクト計画」が実施された(提供:NASA/JPL-Caltech/UMD) 2013年1月、「ディープインパクト」が約8億km離れた位置からとらえたアイソン彗星(赤い円)。36時間の連続画像から作った動画をリンク先で見ることができる。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech) 8月8日の交信を最後に通信不能となっていたNASAの彗星探査機「ディープインパクト」の運用終了が決定した。 通信ができなくなった理由は確定していないが、ミッションが当初計画以上の長期にわたっ

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    llil 2013/09/25
    nasa/ 素晴らしい探査機だった。おつかれさん
  • 火星大気にメタンはない キュリオシティが現地調査

    【2013年9月20日 NASA】 従来火星大気に含まれるとされてきたメタンガスが、探査車「キュリオシティ」による測定では検出されていない。信頼性の高い現地調査の結果は、火星の生命探しに新たな展開をもたらしそうだ。 「キュリオシティ」が9月13日に撮影した火星の風景。9月中はこの地で探査を行っている。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/MSSS) 「キュリオシティ」に搭載された大気分析測定器。精密な測定をもってしてもメタンは検出されていない。クリックで拡大(提供:NASA) 太陽系でもっともありふれた炭化水素であるメタン(CH4)は、生命の存在を探る一定のめやすとして火星大気での測定が行われてきた(注)。 地上や火星周回機からの観測から、火星大気のメタンはもっとも濃いところで45ppb(参考:1ppb=0.0000001%)という値が出ており、火星の生命活動を示唆する兆

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    llil 2013/09/20
    nasa/ 軌道上や地球からの観測結果と齟齬
  • 「ボイジャー1号」、ついに太陽圏を脱出 人工物初

    【2013年9月13日 NASA】 1977年に打ち上げられた探査機「ボイジャー1号」が太陽圏を脱け出し、史上初めて恒星間空間を飛行する人工物となった。 人工物として初めて恒星間空間に出たボイジャー1号(イラスト)。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech。以下同) ボイジャー関連の記事ではおなじみとなった図。ボイジャー1号はついに恒星間空間に飛び出した。1号の2週間前に打ち上げられたボイジャー2号も運用中だ。クリックで拡大 ステラナビゲータでボイジャーの航路を表示。クリックで拡大(ステラナビゲータで作成) NASAの探査機「ボイジャー1号」が、人工物として初めて太陽圏を飛び出したことが公式に発表された。 同探査機は1977年9月5日に打ち上げられ、木星と土星を観測。その後は太陽系の果てを目指して飛行を続けてきた。2004年に太陽圏(ヘリオスフィア:太陽風の荷電粒子で満たされ

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    llil 2013/09/13
    プラズマ密度から「運用チームでは2012年8月25日を到達日」とした。「丈夫な探査機を作り、限られたリソースで運用を続ける。その努力が、NASAの新たな『人類初』として実りました」素晴らしい偉業。
  • 撮影ブースは太陽系 土星と水星から地球を同日撮影

    【2013年7月23日 NASA】 NASAの探査機が19日、水星と土星からそれぞれ地球を撮影した。土星の環や月とともにとらえられた地球の姿は、太陽系の広大さや、人類の宇宙探査の道のりを実感させてくれる。 (左)カッシーニがとらえた土星と地球(右)メッセンジャーがとらえた地球と月。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute and NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington) カッシーニからの撮影時の位置関係とアングル(「ステラナビゲータ」で星図作成) カッシーニがとらえた地球と月。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute) 7月下

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    llil 2013/07/29
    ちゃんと月も見える。
  • 太陽系の尾を初観測

    【2013年7月12日 NASA】 天の川銀河の中を突き進む太陽系の後ろにたなびく尾が、NASAの探査衛星によって初めて観測された。 ヘリオテイルのイメージ図。クリックで拡大(提供:NASA/Goddard Space Flight Center) 尾の方向の粒子の分布図。画像1枚目の黄色い矢印が、今回の観測視線方向(提供:NASA/IBEX) NASAの星間境界観測機「IBEX」が、太陽系の尾「ヘリオテイル」を初めて観測した。 太陽からは全方向にプラズマ粒子が放たれていて(太陽風)、太陽系が天の川銀河の中を進む方向と反対側に長く伸びる“尾”を形成していると考えられてきた(画像1枚目)。 くじら座のミラなど、太陽以外の星に尾が観測されたことはあるが、自分のしっぽを自分で見るのはやはり難しく、ヘリオテイルはこれまで観測されていなかった。 今回IBEXは、遠くからの検出が難しいプラズマ粒子の代

  • 氷河期明けの「寒の戻り」は天体衝突が原因?

    【2013年5月27日 カリフォルニア大学サンタバーバラ校】 今から1万2800年前、氷河期から温暖化に向かう途中の一時的な寒冷期「ヤンガードリアス期」は、天体衝突によってもたらされたという説がある。当時の地層に残った小球体を米大学の研究チームが分析したところ、この説を裏付ける結果が出された。 調査が行われた小球体は、北米から欧州を中心とした9か国18か所の「ヤンガードリアス境界層」から見つかったものだ。クリックで拡大(提供:YDB Research Group。以下同) 小球体のサンプル。クリックで拡大 約6500万年前に恐竜などの生物が大量絶滅したのは、直径10km程度の隕石が地球に衝突して急激な寒冷化を引き起こしたからだという仮説が有力だ。似たことが、もう少し小規模ながら、比較的最近も起こっていたかもしれない。 最後の氷河期が終わって地球が温暖化に向かっていた時期にも、何度か「寒の戻

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    llil 2013/05/28
    ヤンガードリアス境界層
  • 系外惑星探査衛星「ケプラー」、姿勢制御の不具合で観測不能に

    【2013年5月17日 NASA/Phys.org】 数多くの系外惑星を発見してきたNASAの探査衛星「ケプラー」が、姿勢制御用リアクションホイールの故障のため観測ミッションを中断している。 ケプラーの機体構造。左下がリアクションホイール。クリックで拡大(提供:NASA/JPL) ケプラーに搭載されているリアクションホイール。異なる方向に取り付けられたホイールの回転により、3軸方向(縦・横・高さ)の姿勢を変更・安定させる(提供:NASA) NASAは、系外惑星探査衛星「ケプラー」のリアクションホイールが故障し、ミッションを続行できない状態にあると発表した。 ケプラーは地球の後ろについて太陽を公転しながら、こと座とはくちょう座の境界付近の領域を観測する。リアクションホイールは衛星の向きを調整するための機構で、5月14日に4基のうち2基目の不具合が発覚し、観測ミッションに必須である3基の駆動が

  • 「プランク」が宇宙誕生時の名残りを最高精度で観測

    【2013年3月22日 NASA/ESA】 宇宙全体に満ちている「宇宙マイクロ波背景放射」は、宇宙誕生時の名残を伝える微弱なマイクロ波だ。この宇宙マイクロ波背景放射を欧州の天文衛星「プランク」が最高精度で観測した全天マップが発表され、宇宙の年齢や構成割合など、宇宙の歴史に関わる新しい数値が求められた。 「プランク」による宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の全天マップ。標準モデルと合致しない温度分布の非対称性(カーブ線)や大規模な低温領域(白い囲み)が見られる(図では着色して強調)。過去の観測でも示唆されていたものが、今回はっきりと確認された。クリックで拡大(提供:ESA and the Planck Collaboration) 今回の観測研究から、宇宙の構成の割合が新しく求められた。クリックで拡大(提供:ESA and the Planck Collaboration) 欧州の天文衛星「プ

  • ロシアの小天体落下、チェリャビンスクで隕石を回収

    【2013年2月18日 RIA Novosti/NASA】 ロシアのチェリャビンスクを中心に大きな被害をもたらした物体の破片が現地近くの湖で発見され、分析により隕石と判明した。もとの小天体は重さ約1万t、幅十数mと推定されている。 2月15日の朝(現地時間)、ロシアとカザフスタンの国境付近のウラル地方で目撃された落下物による被害として、衝撃波で割れたガラスなどで1200人以上の負傷が報告されている。 被害が集中したチェリャビンスクにあるチェバルクリ湖では隕石とみられる破片が回収され、分析が行われた。ウラル連邦大学のViktor Grohovskyさんによると、隕石の中でもっともありふれた「普通コンドライト」と呼ばれる石質隕石で、組成の10%が鉄でできているという。 NASAの推算では、この隕石のもととなった小天体は重さ1万t、幅17m。秒速18km、20度以下の浅い角度で地球の大気圏に飛び

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    llil 2013/02/18
    普通コンドライト
  • 国内初、太陽系外縁天体が星を隠す瞬間をとらえた

    【2013年1月21日 せんだい宇宙館】 日時間9日、冥王星より遠いところを公転している小天体ヴァルナが恒星を隠す恒星が起こり、滋賀県と広島県で観測に成功した。太陽系外縁天体による恒星が国内で観測されたのは今回が初めてで、世界的にも12回目という快挙となった。 広島大学東広島天文台で観測された、ヴァルナによる恒星。30秒足らずのうちに恒星が隠され、また出現する様子がとらえられている。リリース元では動画(wmvファイル)も公開されている。クリックで拡大(提供:伊藤亮介さん/東広島天文台) ヴァルナ(緑色の軌道)は、海王星軌道の外側を回る「太陽系外縁天体」の1つ。クリックで拡大(ステラナビゲータで作成) 近年の観測技術の発達により、冥王星付近からさらに遠い太陽系の外縁に多数の小天体が発見されるようになってきました。これらは「太陽系外縁天体」と呼ばれています。 太陽系外縁天体ヴァルナ((

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    llil 2013/01/24
    "太陽系外縁天体ヴァルナ((20000) Varuna)は、2000年11月に発見された冥王星の外側を周回する準惑星候補天体"
  • 宇宙誕生から数億年後の時代の銀河を7個発見

    【2012年12月14日 HubbleSite】 ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、宇宙の歴史を130億年以上さかのぼった時代の銀河が7個発見された。初期宇宙の銀河をまとまった数で観測できたのは初めてのことで、銀河の数の統計的なデータから、今につながる宇宙の重要イベント「再電離」を探る有力な手がかりが得られたことになる。 ハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された空の一画と、その中から発見された7つの遠方銀河。図中の数字は光の波長が地球に届くまでに引き伸ばされる「赤方偏移」の度合いを表したもので、大きいほど遠方の銀河ということになる。クリックで拡大(提供:NASA, ESA, R. Ellis (Caltech), and the UDF 2012) ハッブル宇宙望遠鏡の近赤外線観測から、130億年以上前の宇宙に存在する銀河が7つ見つかった。これらの銀河は137億年前の宇宙誕生から3億5000万〜

  • 観測チャンスは1分 星食が教える準惑星マケマケの姿

    【2012年11月22日 ヨーロッパ南天天文台】 太陽系の小天体が背後の星を隠す「星」は、その天体について情報を得る絶好の機会だ。冥王星とともに準惑星に分類されるマケマケの星観測から、謎につつまれたその姿があらわになってきた。 準惑星マケマケの軌道。天体の位置は2012年11月時点のもの。クリックで立体表示(ステラナビゲータで作成) マケマケの想像図。冥王星の約3分の2ほどの大きさだ。クリックで拡大(提供:ESO/L. Calçada/Nick Risinger (skysurvey.org)) 2011年4月23日に、準惑星マケマケがかみのけ座の恒星NOMAD 1181-0235723を隠す様子が南半球で観測された。José Luis Ortizさん(スペイン・アンダルシア宇宙物理学研究所)らは、この1分間ほどの現象をチリとブラジルの望遠鏡でとらえた。 背後の星の光がマケマケに隠され

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    llil 2012/11/28
    太陽系外縁天体/ 星食観測で大気の有無、アルベルト、大きさ等が判明。
  • 観測史上最遠方、133億光年かなたとみられる銀河

    【2012年11月19日 ESA/Hubble】 ハッブル宇宙望遠鏡と赤外線天文衛星「スピッツァー」、そして自然界のズームレンズを利用した観測により、これまで知られている中で最も遠い、133億光年かなたとみられる銀河が発見された。 大質量銀河団の重力を通して見える遠方銀河(左枠)。重力レンズ効果で拡大された3つの像が見える。クリックで拡大(提供:NASA, ESA, and M. Postman and D. Coe (Space Telescope Science Institute), and the CLASH team) 「CLASH」プロジェクト(ハッブルによる銀河団拡大観測および超新星サーベイ)で発見されたこの銀河は、ビックバンからわずか4億2000万年後のものとみられている。つまり、この銀河の光は約133億3000万年の時間を経て地球にたどり着いたのだ。 これだけ遠い銀河は

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    llil 2012/11/20
    「この銀河の幅はわずか600光年未満で(天の川銀河は直径約15万光年)、質量も天の川銀河の星を全て合わせたものの0.1%から1%程度に過ぎない」
  • 太陽系から一番近い星に系外惑星を発見

    【2012年10月17日 ESO/NASA】 太陽系にもっとも近い4.3光年先の恒星系リギルケンタウルスに、地球と同じくらいの質量の惑星が見つかった。また、4連星の中にある惑星の発見も発表されている。 リギルケンタウルスBと惑星の想像図。左下にリギルケンタウルスA、右上に太陽も描かれている。クリックで拡大(提供:ESO/L.Calçada/Nick Risinger (skysurvey.org)) リギルケンタウルスは南半球ではよく見える明るい星だが、日では沖縄など限られた地域でしか見られない。クリックで広域図を表示(ステラナビゲータで作成) リギルケンタウルス(アルファケンタウリ、トリマンなどとも呼ばれる)は南半球の空ではよく目立つ1等星だ。何より有名なのはこの星が、太陽系から4.3光年しか離れていない太陽系からもっとも近い恒星だということである。実際はリギルケンタウルスA、B、そし

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    llil 2012/10/19
    「リギルケンタウルスBを3.2日の周期で公転している惑星」「今回は秒速51cm(時速1.8km)という極めて小さい動きを検出したもので、視線速度観測としては史上最高精度の観測となった」
  • キュリオシティ、土壌サンプルを採取

    【2012年10月16日 NASA (1)/(2)/(3)】 NASAの火星探査車「キュリオシティ」が先日調査した岩石が、地球の火成岩と類似する成分を持っていることがわかった。さらにキュリオシティは、スコップを使って初めての土壌サンプル採取も行った。 「キュリオシティ」が調査した火星の岩石「ジェイク・マティアビッチ」。赤い点は化学カメラ装置が、紫色の丸はアルファ粒子X線分光器が調査したところ。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/MSSS) キュリオシティがサンプルを採取した跡(左)と、採集されたサンプル(右)。クリックで土壌の拡大画像を表示(提供:NASA/JPL-Caltech/MSSS) 「キュリオシティ」が9月22日に行った岩石「ジェイク・マティアビッチ」の接触調査の結果で予想外の発見があった。ジェイク・マティアビッチの化学組成は、地球の火山地帯でよく見られる火成

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    llil 2012/10/17
    火星/ 「今回の採取サンプルは成分分析ではなく、装置クリーニングに使われる。採取した砂を使って、分析装置内についているかもしれない地球の物質をこすり落とすのだ」?
  • 天の川銀河を取り囲む高温ガスのシャボン玉

    【2012年9月26日 Chandra Press Room】 天の川銀河を数十万光年にもわたって取り囲む、高温ガスのハローの存在が明らかになった。行方不明の「バリオン物質」を探る強力な手がかりだ。 天の川銀河を覆っている巨大な高温ガスハロー(青)の想像図。天の川銀河やその伴銀河である大小マゼラン雲を取り囲んでいる。クリックで拡大(提供:NASA/CXC/M.Weiss/Ohio State/A.Gupta et al) NASAの「チャンドラ」、ESAの「XMMニュートン」、日の「すざく」という3つのX線天文衛星のデータに基づいた最近の研究から、天の川銀河を取り囲む高温ガスのハローの温度は100万〜250万K(ケルビン)であると推定された。 天の川銀河や周辺の銀河が10万〜100万Kの温かいガスに取り囲まれていることは以前から示されていたが、最近では100万度以上の熱いガスの存在も明ら

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    llil 2012/09/26
    質量が太陽数百億個分の高温ガス
  • 探査機ドーン、ベスタを離れ次の目標ケレスへ出発

    【2012年9月7日 NASA】 NASAの探査機「ドーン」が5日、約1年にわたり観測を行った小惑星ベスタの周回軌道を離れ、次の目標である準惑星ケレスへの途についた。 北極上空から見た小惑星ベスタ。8月26日に探査機「ドーン」が撮影した“お別れ”画像。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA) 探査機「ドーン」は2007年9月に打ち上げられ、2011年7月15日に小惑星帯(火星軌道と木星軌道の間の小天体密集帯)にある小惑星ベスタの周回軌道に入った。約1年にわたる観測で、初めて見る天体の詳細な姿や、太陽系形成の謎を明かす知見をもたらしてきた。 日時間9月5日午後3時半ごろにベスタの重力から再び解き放たれたドーンは、次の目標である準惑星ケレスに向かう。到着予定は2015年だ。 「ベスタに別れを告げ、この1年の素晴らしい成果を思い起こすとともに、

  • 火星探査車「キュリオシティ」見事に着陸成功

    【2012年8月6日 NASA】 6日午後2時半ごろ(日時間)、NASAの火星探査車「キュリオシティ」が火星に降り立った。地球との通信ができなくなる「恐怖の7分間」を乗り越え、新技術「スカイ・クレーン」を見事に成功させた快挙だ。今後約2年かけて火星生命に関する探査を行う。 キュリオシティ着陸のイメージ図。クリックで着陸シーケンス図を表示。ミッションサイトでは動画を見ることができる。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech) キュリオシティが着陸後最初に送信してきた画像。キュリオシティの影が見えている(提供:NASA/JPL-Caltech) 昨年11月26日に打ち上げられたNASAの探査車「キュリオシティ」が6日午後2時32分、目標である火星のゲール・クレーターに着陸した。 数分間にわたる着陸のシークエンスは至難の業だった。宇宙船「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」(MSL

    llil
    llil 2012/08/06
    素晴らしい成功。