Microsoftは10月31日(米国太平洋夏時間)、Windows 10からWindows 11への移行を促すブログのエントリーにおいて、サポート終了後のWindows 10に提供される「ESU(拡張セキュリティ更新)」の米国における個人向けサービス価格を公表した。1年単位の提供で、1年目の価格は30ドル(約4560円)となっている。 なお、記事掲載時点では個人向けESUの日本における価格は公表されていない。 ESUとは? ESUは、サポートを終了したWindows OSについて、原則として有償でセキュリティ更新プログラムを提供するサービスだ。サポート終了期日までに次期バージョンのWindowsへの移行が間に合わないユーザーを想定して提供されるもので、最長3年間契約できる。 本サービスでは、純粋にセキュリティ更新のみ提供される。機能アップデートを含む新機能の提供は行われない。 →ライフサ
多くの企業が、業者から購入・リース契約したPCにWindows 10をインストールし、業務に使っていることだろう。しかし、これが間もなく使えなくなってしまう。Windows 10のサポート終了日となる「Windows 10 EOS」(End of Support)の2025年10月14日が迫っているからだ。 Microsoftはソフトウェア製品に対して、5年間は機能改善やバグフィックスを行う品質更新プログラムと、大幅な機能更新を付与する機能更新プログラムを年1回提供するポリシーを適用してきた。ここまでがメインのサポートフェーズである。 6年目から10年目まではセキュリティ更新プログラムのみを適用する延長サポートフェーズに入る。しかしWindows 10は現行のバージョン22H2が最終版となり、延長サポートフェーズの終わりを迎えつつあるのだ。 端的に述べると、サポートが終了したWindows
2025年10月14日(米国時間)に、Windows 10のサポートが終了します。 サポート終了後はセキュリティ更新プログラムの提供がなくなり、セキュリティリスクが高まります。 同ソフトウェア製品の利用者においては、サポートが継続している後継製品、または代替製品への移行などの対応が望まれます。また、OSだけでなく、対象OS上で稼働するアプリケーションもサポートが順次終了していくため、あわせて対策が必要です。 概要 2025年にMicrosoft社が提供しているOSであるWindows 10のサポートが終了します。一般的にサポート終了後は新たな脆弱性が発見されても、製品ベンダによる修正が行われません。よって、脆弱性を悪用した攻撃による情報漏えいや意図しないサービス停止などの被害を受ける可能性が高くなります。対象OSを使用している利用者は、速やかな最新版への移行等の実施が求められます。 対象O
CSSの@propertyがFirefoxにサポートされ、デスクトップ・スマホのすべてのブラウザでサポートされました。 @propertyは次世代変数と呼ばれるもので、これまでの変数(カスタムプロパティ)の使い勝手が大幅に向上します。@propertyによるカスタムプロパティの記述方法、@propertyを使ったCSSのテクニックを紹介します。 @property: Next-gen CSS variables now with universal browser support by Una Kravets 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※元サイト様のライセンスに基づいて翻訳しています。基づいてというのは、貢献部分に関して同ライセンスも含みます。 はじめに @propertyのメリット @propertyによるカスタムプロパティの記述方法 @propertyの使い方: きらめくグ
PC利用中に突然「ウイルスに感染している」などの警告画面が表示され、指定先に電話をかけさせて偽のサポートに誘導し、サポート料金を支払わせる「サポート詐欺」の相談が相次いでおり、特に70歳以上の相談件数が大幅に増えているとし、国民生活センターが注意を呼び掛けている。 センターは、70代の男性が100万円を詐取された事例として、以下を紹介している。 「Webブラウジング中に警告音が鳴り『ウイルスに感染した可能性がある』と表示された。Microsoftを名乗る電話番号が表示されたので、かけたところ、外国人らしき人から遠隔操作ソフトをインストールするよう指示された。 さらに『最近、銀行取引したか』と聞かれたので『ネットバンキングを利用した』と告げるとログインするよう指示された。PC修理代として100円請求されたので、ネットバンキング送金額を100円と入力したが、遠隔操作で『0』を追加され、100万
CSSの:has()疑似クラスは去年末にFirefoxでサポートされ、これですべてのブラウザにサポートされました。2024年は、:has()疑似クラスを使用する機会が増えますね。 CSSの:has()疑似クラスは指定した要素がある場合にのみスタイルを適用できる、if文のような非常に便利なCSSの機能です。この:has()疑似クラスの基本的な使い方とシンプルだけどクールな使い方を紹介します。 ↔️ Sideway selection in CSS with :has() by Francesco Vetere 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 :has()疑似クラスのシンプルでクールな使い方 実装の解説 :has()疑似クラスのシンプルでクールな使い方 みなさん、こんにちわ!👋 この記事では、最近すべてのブラウザに
この記事はFIXER Advent Calendar 202312月6日の記事です。 こんにちは。FIXERの花野です。 「Microsoftのサポートに10年以上……」まで読んで、「おっ、サポートの中の人か」と思ってクリックした人、ごめんなさい。当方、サポートに聞く側です。 技術的に詰まった時、みなさんはどう解決していますか。公式ドキュメントを眺めたり手を動かしたり世の中の技術ブログを見たり。 私はサポートに問い合わせることが多いです。なぜならプロジェクトで使うためには(プロジェクトにもよりますが)「裏付け」が必要であり、公式ドキュメントや公式サポートの見解がその根拠となるためです。 こうしてずっとサポートに聞いていると、なんとなく自分なりのコツみたいなものが見えて来たので共有します。今回は私が一番お世話になっているAzureサポートをイメージして書いていますが、もちろん他の色々なサポー
CSSの:has()疑似クラスは便利そうだけどブラウザのサポートがまだ、と見送っていた人に朗報です。12/19にリリースされたFirefox 121(リリース情報)でサポートされ、これで:has()疑似クラスがすべてのブラウザにサポートされました。 そんな:has()疑似クラスの便利な使い方を紹介します。 :has()疑似クラスのサポート状況 ※まだFirefox 121の分がアップデートされていないようです。 Chrome, Edgeは105から、Safariは15.4からサポートされているので、来年は:has()疑似クラスを使用する機会も増えるでしょう。 また、12/20にアップデートされたTailwind CSS v3.4(リリース情報)でも:has()疑似クラスがサポートされました。 :has()疑似クラスの基礎知識 CSSの:has()疑似クラスとは、指定した要素がある場合にのみ
CSSのこの機能を待っていた人も多いと思います! CSSで、句読点括弧のカーニングが自動でできたり、フレーズの途中で改行されないようにしたり、日本語と英語が混在したテキストでスペーシングが自動調整されたり、10px以下でも指定サイズ通りに表示されたりなど、日本語が読みやすくなる最近サポートされた・近日サポートされるCSSの機能を紹介します。 Introducing four new international features in CSS by Jack J 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※元サイト様のライセンスに基づいて翻訳しています。基づいてというのは、貢献部分に関して同ライセンスも含みます。 はじめに word-break: auto-phrase;によるフレーズで自動改行 text-autospaceによる文字間のスペーシング text-spacing-trimによる句読
Malwarebytesは9月1日(米国時間)、「A firsthand perspective on the recent LinkedIn account takeover campaign」において、LinkedInアカウントへのハッキングキャンペーンに巻き込まれた人の体験談とLinkedInの対応について伝えた。 A firsthand perspective on the recent LinkedIn account takeover campaign LinkedInアカウントへのハッキングキャンペーンについては、「LinkedInアカウントへのハッキングキャンペーンが進行中 | TECH+(テックプラス)」で報じたとおり、目的不明とされるアカウントの乗っ取り攻撃が行われているというもの。Malwarebytesは、執筆者のPieter Arntz氏の友人であるPeace氏が
日本時間 2023/9/1(金)の深夜、AWSより以下のアップデートが発表されました! 土曜の朝からXで早速話題になっています。 ニュースリリース ブログ ※全体的にまだ日本語ドキュメントに反映されていない情報が多いので、リンク先にRDS Extended Supportに関する言及が見られない場合は言語設定をEnglishに切り替えて再確認することをお勧めします。 3行でまとめると? AWSはAuroraおよびRDSのDBエンジンの所定サポート終了後、最大3年の延長サポートを有償提供する 対象のDBエンジンはMySQL 5.7 & PostgreSQL 11および、それ以降の主要バージョン 2023年12月から延長サポートへのオプトインが可能。実際の課金開始はバージョン依存。最速でも2024年3月1日以降となる クラウドにおける「DBバージョンアップ」の扱い AWSクラウドが提供するマネ
はじめに みなさんは、HTMLのpopover属性をご存じでしょうか? 実は、先日リリースされたChrome 114でPopover APIがサポートされ、HTMLのpopover属性が使用できるようになりました。 そこで今回は、popover属性を使って、JavaScriptを使わずに、モーダルを作ったので、紹介したいと思います。 HTMLのpopover属性とは popover属性は、モーダルのような表示されている画面より上の階層に要素を表示させたい時に、JavaScript等で実装することなく、実装できるようになる属性です。 使い方 1. popoverで表示させたい要素にpopoverを指定する popoverで表示させたい要素にpopover属性を指定することで、ポップオーバー要素として示すことができます。
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