映画監督、押井守。「THE NEXT GENERATION パトレイバー」「東京無国籍少女」「GARMWARS ガルム・ウォーズ」など、近年も精力的に作品を作り続ける彼は、それほど知られていないが、じつは年季の入ったオールドゲーマーでもある。その押井監督が最近ハマったと自身のメルマガなどで公言しているのが『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』(PS4/PS3/PS Vita)。その熱中ぶりは「自分の世界の写真集を出したい」と語るほどで、発売から数ヶ月経った現在も、忙しい合間を縫ってプレイし続けているという。 今回のインタビューではこの『ドラゴンクエストビルダーズ』を皮切りに、風景論、ドラクエ論、ゲーム論など、独自の視点から縦横無尽に語ってもらった。普段メディアでは映画やアニメについて語ることが多い押井監督にとって、ゲーム中心のインタビューは異色かつ貴重な場と言えるだろう。押
前回はCRPG、つまりコンピュータ用RPGの誕生から初代ドラクエが登場する前夜までをざっと駆け足で追いかけ、その逆境に、初代ドラクエはいかにして立ち向かったのかまでを書いた。 一言でいえば、そのキーワードは「編集」だ。編集とは、文章や画像、映像など様々な素材を整理し、一定の形にまとめ上げて客に届けることにある。書籍やWebメディア、アニメや実写映画などエンターテイメント全般で行われている作業である。 ゲームはそれ以前のメディアーーテキストや一枚絵、動画や音響などあらゆる素材をプログラムに組み込んだ総合エンタメだ。情報の洪水にさらされることに慣れた現代人にとっても「編集」は必須であり、そのうまい下手はPVや売上に跳ね返ってくる。 ましてファミコンに夢中になっていた子供たちにとって、CRPGは初めてづくしであり「情報の塊」だった。マップで世界を眺め、文字でメッセージを受け取り、モンスターと「た
ブロガー・hamatsuさんの連載コラム「なんでゲームは面白い?」。第二回は、伝説の漫画編集者・マシリトこと鳥嶋和彦氏がゲーム業界へ与えた影響に迫った「ゲームの企画書」特別編について。 今や国民的RPGの二大巨頭として知られる『ファイナルファンタジー』と『ドラゴンクエスト』。それぞれのタイトルが辿ってきた軌跡を、当時の空気感たっぷりに語って頂きます。 『ファイナルファンタジー(以下FF)』が『ドラゴンクエスト(以下ドラクエ)』と並び立つ存在になったのはいつからだろう? 人によって意見は分かれるだろうが、任天堂系ハードからソニーの初代プレイステーションに電撃移籍し、大々的なプロモーションを経て発売に至った『FFVII』がリリースされたタイミングを挙げる人は多いのではないかと思う。このタイトルはシリーズ初の国内300万本超えのセールスを達成するに至った。この時点で『FF』は間違いなく『ドラクエ
性懲りも無くまとめてみますが、記憶違いからの設定が多い可能性がありますので、間違いや誤字脱字がありましたらコメント頂けると幸いです。 ドラクエ主人公まとめ ドラクエ1:勇者。ロトの子孫。 ラダトーム王に召喚され、ローラ姫の救出と竜王の討伐を命じられる。 勇者ロトの子孫であること以外の素性は一切不明である。 竜王を倒した後に、ラダトーム王に王位を継ぐように頼まれるが、自らの国を建国するためローラ姫と共に旅立つ。その後ローレシアを建国したと思われる。 小説版ではアレフという名前があり、ドムドーラの出身とされる。から旅だったことになっている。 ドラクエ2:ローレシアの王子 ハーゴンの手下によりムーンブルクが落された報せを受け、王によりハーゴン討伐を命じられる。 ローレシアと同じく、ドラクエ1の勇者の血を引く王国であるサマルトリアの王子とムーンブルクの王女と共にハーゴンを倒し、召喚された破壊神シド
ラスボスの動機などを中心に。機会があれば他のゲームのラスボスもまとめてみたい。主に旧スクウェアRPG系から。 ドラクエのラスボス ロト伝説は時系列の関係上3から。 ドラクエ3:ゾーマ アレフガルドに表れた魔王。ルビスを石化し、世界を闇に覆う。アレフガルドをほぼ支配したゾーマは上の世界へバラモスを送り込み、さらなる覇権を狙う。 ゾーマは憎魔とも。憎しみにより生まれ、あらゆる攻撃を受け付けない「やみのころも」をまとう。竜の女王から譲り受けた「ひかりのたま」により「やみのころも」をうち払った勇者ロトに討たれる。 世界を作ったルビスを封印し、世界を闇に包み、攻撃を無効化する「やみのころも」を纏うなど絶大な力を誇る。バラモスを倒し帰還し、王に報告する直後に黒幕として登場するインパクトが大きいため、後のシリーズにゾーマよりも強大な魔王がいるものの、プレイヤの記憶に残る魔王である。 ドラクエ:竜王 ラダ
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