robocopyコマンドの使い方robocopyコマンドの基本的な使い方は、コピー元とコピー先とファイルを指定してコピーを行います。 > robocopy コピー元 コピー先 [ファイル [ファイル]...] [オプション]コピーするファイルのデフォルトは「*.*」(すべてのファイル)です。 高速化に有効なオプション/Z「/z」オプションを利用すると、ファイルコピーの途中で意図せず中断された場合、コピーが再開されたときに、コピーの途中から再開することができます。 大容量ファイルを細い回線でコピーするときに有効ですが、パフォーマンスは若干落ちるようです。 /MT:「/MT」オプションを利用すると、ファイルをコピーするときのスレッド数を増やすことができます。 使い方は「/MT:<スレッド数>」と指定します。 デフォルトは「8」スレッドで実行されており、1~128の値を任意で指定することができま
対象ファイルは、約927MBのメモリダンプファイルです(タスクマネージャーで適当なプロセスで「ダンプファイルの作成」したもの)。このファイルを普通にZIP圧縮した場合のサイズは269MBですが、素のファイルでコピーしています。コピー元・先ともにWindows 10 21H1で、100Mbpsのネットワークで接続されている想定です(仮想化環境で疑似的に構成)。 「ZIP圧縮してからコピーすればいいのでは?」と思った方向けに、簡単に比較してみました。上記のケースでは、ファイルのZIP圧縮(1分10秒)+ ファイルのコピー(23秒) + ZIP解凍(5秒)= 合計1分38秒 となりました。圧縮・解凍処理の操作時間を含めていませんが、それでも普通にコピーするより遅くなっていますね…。 /compressオプションを使った転送の方が、圧倒的に速いと言えます。 どんなシーンで有効か サイズが巨大かつ、
はじめに robocopyコマンドで大量のファイルコピーを行う際に、コピー速度を上げる幾つかの方法について記載します robocopyのバージョンによっては、該当オプションが無い場合もありますので、ご注意ください。 また、環境によっては一概に速度が向上するとは限りませんので、あくまで私の環境にて効果が有ったという点にご留意下さい。 (Windows Server 2012 R2で動作確認しています) コピー環境の整備 ファイルコピーを行うにあたり、コピー元とコピー先のネットワーク的な距離が近い方が良いです。 具体的には、同じネットワークセグメントにする等です。 (出来ればL2スイッチで完結するように) また、Gigabit Ethernet以上の利用が望ましいです。 コピー速度の向上に有効なオプション ①「再試行オプション」の指定 コピー失敗時デフォルトの再試行数は、待機時間30秒で100
表題の件は、ただ単純に、S3バケット上のデータを別リージョンのバケットに転送したいだけなのだ。しかしググると何故かスナップショット転送の記事がトップ位置に出てきてしまうので、自分のところに書いておく。 方法としては「フツーにコピーする」と、「クロスリージョンレプリケーションを利用する」の2択。 1. [aws s3 cp]でフツーにコピーする場合 バケットの作成時に所属するリージョンが決定されているので、コピー実行時にリージョンを指定する必要はない。 $ aws s3 cp s3://tokyo-example-bucket/mytest.txt s3://singapore-example-bucket/ バケットのリージョン(ロケーション)を確認する $ aws s3api get-bucket-location --bucket singapore-example-bucket --
こんにちは。 クラウドインテグレーション部技術4課の山﨑です。2016年の自転車の走行距離は約1600kmとなりました。2017年は2000kmくらいを目標に頑張ります。部活で大会に出たいなーと思っています。(ちらっ さて、最近、WindowsServerのファイルのコピーにrobocopyを使う機会があったのですが、オプションが多く、何を使って良いのかわかりにくかったので、少しまとめてみました。 robocopyとは robocopyの基本構文とオプション 基本構文 オプション 利用例 例1 オプション指定なし 例2 全てのファイル/ディレクトリのコピー 例3 拡張子を指定したコピー 例4 パケット間のウェイト設定したコピー 例5 最大ファイル サイズを指定したコピー 最後に robocopyとは 御存じだと思いますが、robocopyはWindowsServer2008以降でOS標準搭
対象OS:Windows XP/Windows Vista/Windows 7/Windows 8/Windows Server 2003/Windows Server 2008/Windows Server 2008 R2/Windows Server 2012 解説 TIPS「Windowsのrobocopyコマンドでフォルダをバックアップ/同期させる」では、robocopyというコマンドを使ってファイルをコピー/バックアップする基本的な方法を紹介した。robocopyは、ファイルやフォルダのコピー/バックアップ/同期などに対応した多機能なコマンドで、xcopyコマンドではできないようなさまざまなコピー・オプションを持っている。 robocopyのデフォルト設定では、ファイルの更新時刻やサイズに基づいてコピーするかしないかを決定しているが、オプションを指定することにより、ファイルの属性
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