個人情報を入力しないことはむずかしい 悪意を持った人間にとって、他人の個人情報は価値が高いものだ。それを利用してさまざまなサイバー犯罪に誘い込むこともできれば、それ自体を使って脅迫することもできる。 2020〜2021年は、多くの人が在宅生活を続けていた。その代わり、仕事やショッピング、SNSの利用などで、「オンライン」になることが増えた。当然、ネット上にはさまざまな個人情報を入力することになる。 そうなれば、悪意を持った人間にとっては、オンラインに無数に存在する個人情報は格好のターゲットとなる。当然、「個人情報の流出には気をつけよう」というのはよく言われることだ。 しかし、我々がセキュリティに気を配り、個人情報の扱いに細心の注意を払って過ごしていたとしよう。しかし、機関や、企業などのミスなどで、データ流出は起こりうるものだ。そう考えると、「個人でできることはないのでは」と考えてしまうかも