◆ かようにネット上では今もたびたび話題に上る作品『ニンジャスレイヤー』。日本文化と「ニンジャ」を著しく曲解したクセの強い文体で知られるインターネット発の海外小説ですが、実は本作は、先日7月24日にTwitter連載12周年を迎え、今もなお最新作が以前と変わらぬ超ハイペースで公式に翻訳連載され続けている、バリバリの現役作品でもあります。 本記事は、12年のうちの既に9年間以上を熱狂的ニンジャヘッズとして過剰に入れ込んでいる筆者が、差し出がましくも「え~ニンジャ? あのトンチキ日本でアイエエエの小説でしょう?」のようなごく一般的な認識をお持ちのあなたへ向けて送る、2022年8月いま現在の『ニンジャスレイヤー』はどうなっているのかの状況をざっくり要約したまとめ記事です。 『ニンジャスレイヤー』とは―― アメリカ在住のブラッドレー・ボンド氏とフィリップ・ニンジャ・モーゼズ氏によるサイバーパンクS