今回は「関数AGGREGATE」の使い方を紹介していこう。AGGREGATE(アグリゲット、アグリゲイト)は「集計」を意味する英単語で、SUBTOTALの上位互換となるような機能を有する関数だ。ただし、関数AGGREGATEを効果的に活用できる場面は、関数SUBTOTALのそれとは異なる。エラー値を含むデータを集計するときに活用できるだろう。 関数AGGREGATEの記述方法 関数AGGREGATEは、(フィルター機能などにより)非表示にしたデータを無視して「合計」や「平均」などを算出する関数となる。基本的な機能は関数SUBTOTALとよく似ているが、指定できる集計方法が関数SUBTOTALよりも多い、無視するデータを選択できる、といった特長があり、SUBTOTALの上位互換ともいえる関数として位置づけられている。 なお、関数SUBTOTALの使い方をよく知らない人は、先に前回の連載を読ん