概要 Cloudflare の利用を徐々に減らし、Akamai Connected Cloud へ移行しているのでそれを記録していくことにする。 移行理由 ただのアンマッチで、自分のサービス選定ミス。 自社の商用サービスが期待するレベルのサポートを得るには、Cloudflare エンタープライズプランが必須な事をわかっておらず、費用面でアンマッチになった。 サポートが必要になった状況 WebSockets · Cloudflare Network settings docs 商用環境で WebSocket を利用する場合はサポート契約が必要 サポートに問い合わせ、年 2400 ドルのビジネスプランを契約を推奨されたので契約 Cloudflare LB で WebSocket が突然切断される問題 問題の報告から 6 ヶ月以上経過しても、連絡も無く問題も継続して発生 8 ヶ月目にやっと返信が
はじめに あえてどことは言いませんが、先日某サイトで「ネット速度を高速化する方法」としてDNSサーバの設定をpublic DNSサービスに変更する記事が出てました。その記事の結論としては「変更しても大差ない」というものでしたが、DNSでネットワークを高速化するというこのような記事は何年も前からときどき見かけます。いい機会なので、このあたりについてもう少し深く掘り下げて考えてみましょう。 ※この記事では、とくに明示しなければDNSサーバとはキャッシュDNSサーバ(フルサービスリゾルバ)を指すものとします。 DNS応答の速さ DNSの設定を変えることによりネットワークの速度が速くなるとすれば、(1)DNSそれ自体の応答が速くなるか、(2)その後のWebアクセスが速くなるか、のどちらか(または両方でしょう)。このそれぞれについて検討してみましょう。 前者が速くなると画像やJavascriptなど
はじめに たいろーさんのvoicyラジオの中で「パブリックDNSを使うとネットが早くなるよ」という話があり、気になったので調べてみました。 https://voicy.jp/embed/channel/1232/704106 そもそもDNSとは DNS(Domain Name System)とは、IPアドレスとドメイン名を紐づけし、IPネットワーク上で管理するシステムです。 IPアドレス(例:17.253.144.10)とはコンピューターやネットワークを識別するためのものであり、それを文字で名づけたものをドメイン(例:apple.com)と呼んでいます。 発生しうる問題 表示しようとしているサイトのサーバーだけでなくDNSサーバーがダウンしていると通信できないということも発生します。 そしてプロバイダのDNSサーバーとの通信に時間がかかるとサイトの表示や通信が遅く感じるということもあります
非常駐型のシンプルな DNS チェンジャー。 ネット接続の際に使用するDNS を、一発で Google Public DNS / Norton DNS / Comodo Secure DNS / OpenDNS / Level3... 等々に変更できるようにしてくれます。 任意のDNS をプリセットに追加する機能や、最も速いDNS を調査する機能 なども付いています。 「DNS Jumper」は、シンプルなDNS※1 チェンジャーです。 1 DNS とは、IP アドレスとドメイン名を関連付けてくれるサーバーのこと。 あらかじめ用意されたDNS リストの中から目的のものを選ぶだけで、該当のDNS を一発で利用できる状態にしてくれます。 DNS は、Google Public DNS / Norton DNS / Comodo Secure DNS / OpenDNS / Level3...
一番下に追記あり。 ipv4only.arpa への名前解決 Cloudflareの1.1.1.1を使ったドメインランキングを眺めていたら人気でないはずのドメインが日本国内ランキングで上位に。 ipv4only.arpaへの名前解決が大量に。 https://radar.cloudflare.com/domains/domain/ipv4only.arpa https://radar.cloudflare.com/domains/jp 51位にあった amazon.co.jp より高い位置に。 確実にネットワーク機器か何かソフトウェアが行っているDNS。(ランキング上位はそのようなものがどっちみち多いが) でも日本だけ多いのがとても不思議。 ipv4only arpaの名前解決をそんなに大量にするってどんな状況だろうか? ipv4only arpaのAAAAクエリの名前解決はDNS64 (
2023/09/20 追記 以下で有識者からコメントをいただきました。 makeshop.jp は 1.1.1.1 を遮断しているらしく、本記事はまさに makeshop.jp で制作したページが見れないことに起因した話題であったため、多段 CNAME は無関係でした。 コメント頂いた皆様、ありがとうございました! 1.1.1.1 をブロックしている SaaS があると思わずに首を傾げていた頃の記事 disclaimer Dig Web Interface を用いて振る舞いを観測した結果、 1.1.1.1 のみ異なる結果を返したことから本記事のようなタイトルを付けていますが、 1.1.1.1 の振る舞いが正しい可能性もあります。 ことのはじまり とある SaaS でカスタムドメインを利用するため、 CNAME を以下のように設定したところ、 1.1.1.1 もしくは 1.0.0.1 をネー
はじめに Domain Name System(DNS)はインターネットサービスを使用する上で欠かせない基幹サービスであり、DNSが関連するセキュリティインシデントへの対処は、健全なインターネットを維持するために重要です。本ブログでは、JPCERT/CCもメンバーとして参加しているFIRSTのDNS Abuse SIGが、2023年2月に公開したDNS Abuse Techniques Matrixについて、その日本語版をJPCERT/CCが主体となり作成および公開したので紹介します。 2023年2月、FIRSTのDNS Abuse SIGが公開したDNS Abuse Techniques Matrix - DNS Abuse Techniques Matrix https://www.first.org/global/sigs/dns/DNS-Abuse-Techniques-Matri
1.1.1.1:パブリックDNSへのブロッキング命令に抗うCloudflare投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/9/182022/9/18 TorrentFreak ウェブブロッキングの拡大を目指す著作権者たちは、DNSリゾルバをターゲットにし始めている。そのメインターゲットの1つがインターネットインフラ企業のCloudflareだ。同社はCDNサービスの顧客のウェブサイトへのブロッキング命令には従う一方で、同社の1.1.1.1 DNSリゾルバのドメイン遮断は行き過ぎだと考えているようだ。 海賊版対策としてのウェブサイト・ブロッキングは、世界中でますます一般的になってきている。 既に数十カ国で、ISPが裁判所から海賊版サイトブロッキングを命じられている。また、そうしたブロッキングが業界間の合意に基づく自主規制と言うかたちで実施されることもある。 Cloudflareへ
Windows 10でWSLを使っていたら、パッケージマネージャーaptコマンドが失敗することがあった。しかし、同じコマンドを繰り返すとうまくいく。結論からいうと、DNSの応答が遅く、そのためにインターネット側のリポジトリとの接続が正しくできなくなったためだった。症状は、Windows 10マシンで発生したが、筆者宅のマシンでは、発生するものとそうでないものがある。Windows 10固有の問題というわけでもなさそうだ。 最初は、単にインターネットが遅いのかと速度を測定してみることにした。これには、“speednet-cli”をつかってみた。Win32側などGUIが使える環境なら、WebブラウザでSpeedtest.netを開けばいい。実際に比較してみたところ、1~2割程度の差しかなく、遅いと感じるほどの差はなかった。 次にnslookupの速度を測ってみた。それには、bashのtimeコ
DNSとは? DNSはインターネットとは切っても切れない仕組みですが、真面目に説明すると文字通り電話帳ぐらいの厚さになってしまう程の情報量があります。簡単に説明すると、「www.example.jp」のサーバーがどこにあるのか(IPアドレス)を教えてくれる公開電話帳のようなサービスと言えます。このDNS、主に中継役として利用される「キャッシュサーバー」と、唯一正しい情報を持つ「権威サーバー」に分けられます。説明が長引くので割愛しますが、そのようなサーバーがたくさんあると考えてください。 DNSがなければ、我々はサイトにアクセスする際に「163.43.24.70」といったIPアドレスを使用しなければならず、非常に不便です。また、CNAMEやTXTといったSSLサーバー証明書(以下、SSL証明書)の取得に必要な認証も利用できません。DNSはインターネットに無くてはならない存在になっています。
パブリックDNSの一覧 8.8.8.8 などのIPアドレスを指定する従来のDNSサーバをお求めの方は次の記事を参考にしてください。DoH非対応の含めたパブリックDNSサービスの一覧を紹介しています。 DNS over HTTPSとは? DNS over HTTPS(DoH)は、DNS処理をHTTPS経由で行う新技術です。 DNSとは、インターネット通信に必要な情報を取得する仕組みですが、この必要な情報をDNS独自の通信方法ではなく、URLによく目にするHTTPSを使用して取得します。 比較的最新の技術で暗号化に対応したHTTPSを使用するため、古い技術で暗号化も行われないDNS独自の通信方法に比べて様々なメリットがあります。 DNS over HTTPSのメリット 第三者が内容を書き換えることができない 第三者が通信内容をのぞき見ることができない 第三者による「なりすまし」ができない DN
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く