バックアップ機能が充実しているのは、SynologyのNASの特徴の1つだが、さらにバックアップ機能の使い勝手を向上させる新しい機能がリリースされる。現在β版で提供されている「Active Backup」がそれで、簡単に言うと、ほかのサーバの中にあるデータを、自らの本体内にバックアップしてしまう機能だ。 Synology(シノロジー)の「DS216+II」。2台のHDDを内蔵できるNASキットだ。今回はほかのサーバからバックアップデータを受け取る側として使用する 一般的に、バックアップ機能といえば、データを保存している側のサーバにバックアップソフトをインストールし、それを設定する中で保存先、今回で言えばNASを指定する。今回の「Active Backup」はこれとは逆に、バックアップデータの保存先であるNASから、サーバに対してデータを取りに行くことが特徴だ。 この方法の利点は、データを保
Gigabit Ethernetからスマートフォンまで 接続相手の広がる今時のNAS事情 自宅にあるさまざまな機器から、ファイルを共有するために便利なのが「NAS」(Network Attached Storage)。ネットワークの先にある記憶デバイスという意味で、ASCII.jp読者ならすでに利用している人も少なくないだろう。 NASは汎用性が高い一方で、「価格が高くてやや転送速度が遅い」というイメージもある。しかし、今や家庭LANも有線ならばGigabit Ethernetが当たり前。無線LANもIEEE 802.11nや、今後普及するであろうIEEE 802.11acによって高速化されている。NAS内部で使用されるプロセッサーも、高速なものを搭載する製品が増えてきた。それらもあって、「USB2.0接続のHDDよりも高速」というキャッチフレーズの製品が増えている。USB接続のHDDは、
今日は朝からサーバールームで、外部記憶装置の性能評価をしていました。お客さんからの依頼で、SAN接続・NAS接続(NFS)での性能や安定性を評価するのを一緒に行って欲しいという内容です。 普段、SAN接続のハードディスク装置など、触れる機会もないので、私で良ければと、ご一緒することにし、事前にストレージ関連に詳しい知り合いの方に情報をいただいたり、自分で調べたりしておきました。 関係者のビジネスに関わることなので、詳細は書けないのですが、準備しておいたツールは、vdbench,bonne++,iometerです。いずれもオープンソースのものです。 外部記憶装置と接続するLinux機は、ベンダーさんに用意しておいていただき、ツールをインストールして評価しました。 ここで意外と手こずったのは、同じツールで、SAN接続・NAS接続・RAWデバイスの3種類の測定がなかなか上手く動かなかった点で、ツ
2011/02/03 米クラウドエンジンズとソフトバンクBBは、米クラウドエンジンズ製のパーソナルクラウドを構築するためのデバイス「Pogoplug(ポゴプラグ)」を2月4日から国内の販売店の店頭およびECサイトで発売を開始すると発表した。 ポゴプラグは4つのUSB2.0ポートを備え、最大4つのUSBドライブを接続できる。ユーザーは購入後、自前のHDDとルータを接続しポゴプラグのWebサイトを通じてセットアップすると、クラウドエンジンズが用意したホスティング先にPCやiPhone、Androidなどのデバイスとポゴプラグのマッピングをして、どこからでもアクセスできるようになる。 iPhone、iPad、Android端末向けに無料アプリケーションもあり、外出先からファイルをアップロードしたり、共有したり、音楽や動画を再生したりできる。 ポゴプラグの非ユーザーとデータ共有をしたい場合は、共有
まずはTurboNASの設定から Multimedia Station2はブラウザベースのメディアプレーヤーだ。利用するためにはWebサーバを有効にしたうえで、Multimedia Station2のサービスを有効にする必要がある。また、サーバ自動検出を行うためBonjourを有効にしておこう。 Multimedia Station2を開始する前にWebサーバ機能を有効にしておく(写真=左)。次にMultimedia Station2のサービスを有効にする(写真=中央)。Bonjourの設定はネットワークサーチサービスの中にある。「iPhone/iPod touch向けQMobile」を有効にする(写真=右) 初期状態ではMultimedia Station2の管理者パスワードが設定されていないので、TurboNASの管理画面からパスワードの初期化を行っておく。その後、画面上部のMulti
はじめてのNASに――手ごろな価格で手に入る「TS-110」を使う:“真・最強NAS”活用術 第3回(1/3 ページ) 今や一家に複数台のPCを持っている人は多い。Netbookの普及により、1人でノートPCとデスクトップPCを併用している人もめずらしくなくなってきた。また、ノートPCを使っていてHDDの空き容量を気にしながら使っている人、さらに最近話題のSSDを使ってみたいが、バイト単価の高さが気になる、という人も増えてきている。 そういった人がまず最初に検討するのは外付けHDDだろう。USBやeSATAで接続する外付けHDDはホットプラグに対応しているため、簡単に複数のPCで使い回することができる。しかし、複数のPCから同時に使いたいとなると、今度はWindowsの機能を使ってファイル共有を行うことになる。その場合は外付けHDDを接続しているPCがファイルサーバとなるため、自分自身が使
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く