先日、Microsoftは長年Windowsに標準搭載されていたスクリプト言語のVBScriptを非推奨にすると発表しました。VBScriptはExcelのVBAと互換性のある言語で、筆者が大好きだった言語の一つです。VBScriptの終焉は歴史の転換点の一つとも言えます。本稿ではVBScriptの果たした役割を確認し、代わりに何を使えば良いのかも考察してみましょう。 ついにVBScriptが非推奨になってしまった ついにVBScriptが非推奨になってしまった件 2023年10月、ついにMicrosoftはVBScriptをWindowsの非推奨機能「Deprecated features for Windows client」に加えました。近い将来、オンデマンド機能に変更されて、その後、OSからも削除されるとのことです。 VBScriptが大好きだった筆者としては、2023年の重大残念
Microsoftは、VBScriptとNTLM(NT LAN Manager)を非推奨化の後に廃止する旨を表明した。前者はWindows 95時代の技術でOSに限らず、WebサーバーのIIS(Internet Information Server)でも動作するスクリプト言語である。当時はJavaScriptを直接使用するのか、JavaScript互換のJScriptを選択すべきか判断できず、趣味のawkスクリプトを書きながら動向を観察するにとどまっていたものだ。 WSH(Windows Script Host)のコアエンジンに採用されたVBScriptはOSの動作も制御できたため、バッチファイルを置き換える存在として注目を集めたが。その後はWindows PowerShell、PowerShellと、自動実行の基盤は変化していく。 2023年現在、VBScriptをOSやWebサーバーで
VBScriptで変数を宣言しないで使うと、どうなるでしょうか? 試しに、以下のプログラムを書き、実行してみてください。 ファイル名 sample011.vbs Option Explicit str = "日付:" & Date & vbCr & "時刻:" & Time MsgBox(str) このようにメッセージボックスで、エラーが表示されるはずです。 Option Explicitを書いているのに、変数を宣言しないで使っているからです。 このエラーメッセージは、出てくれたほうが助かる、ありがたいものです。 つまり、Option Explicitを使うことで、変数の宣言忘れを防げるのです。 さらにOption Explicitも無い場合はどうでしょうか? ファイル名 sample011.vbs str = "日付:" & Date & vbCr & "時刻:" & Time MsgB
コマンドプロンプトとPowerShellにてイベントログの記録方法についての纏め。 ■コマンドプロンプト EVENTCREATE /ID 999 /L system /SO sys_test /T INFORMATION /D "イベントログ内容" 各パラメーター ・/ID イベントIDを指定 (1~1000しか指定できない) ・/L イベントログの作成先を指定します(system, application) ・/SO ソースを指定 ・/T 出力するログレベルを指定します(ERROR, WARNING, INFORMATION) ・/D 出力するメッセージを指定 ・/S 接続先のリモートシステムを指定する ・/U 実行するユーザ権限をを指定する ・/P 指定した実行ユーザのパスワードを指定する コマンドプロンプト(eventcreate)では1000以上のIDで作成することができない。 ■
Windowsでバッチ処理を行うためにVBScriptを学び始めました。下記の記事はプログラミングが初めての人でもVBScriptが学べる内容です。 基礎解説 演習方式で身につけるチェック式WSH超入門:第1回 WSHを始めよう (1/3) - @IT しかし、私はJavaを勉強しているのでJavaとの違いに必要な部分を抜粋しました。自分用の復習用ノートです。 WSHとは? スクリプトの実行環境。VBScriptとJScriptを実行できる。WSHがあるだけでは何もできない。新機能が追加される予定はなく、PowerShellが代わりとなる。PowerShellからWSHスクリプトを実行することはできる。 VBScriptはオブジェクトが豊富 基礎解説 演習方式で身につけるチェック式WSH超入門:第1回 WSHを始めよう (2/3) - @IT オブジェクトは主に次の三種類。上記の記事に詳細
もしくは、DOSコマンドプロンプトで「eventcreate /?」と入力して[Enter]を押せば詳細が表示されます。 作成するカスタムイベント 紹介するサンプルプログラムで作成するイベントは、「Application」イベントに「エラー」レベルでイベントIDに「999」、ソースに「TEST_Command」を指定しています。 またメッセージとして以下の改行されたメッセージを表示するようにしています。 「カスタムイベントのテスト このイベントはカスタムイベントを作成するサンプルプログラムによって作成されたイベントです。」 イベントビューアーの画面だとこんな感じです。 VBScriptのサンプルプログラム サンプルプログラムは以下のとおりです。 Set objShell = CreateObject("WScript.Shell") strBody = "カスタムイベントのテスト" & v
クレジットカード現金化の高還元率の優良店を選ぶためには クレジットカード現金化の優良店を選ぶポイントは、換金率やスピードもありますが、そのほかにも見ておきたいポイントもあります。 お金に厳しい人が利用しますので、手数料やキャンペーンの有無、価格交渉ができる業者ということは見ておきたいところです。 それぞれどのような内容なのでしょうか。 手数料が無料であるクレジットカード現金化の業者には、手数料をすべて無料でしてくれるところがあります。 業者によっては、単純に手数料という名目で業者側の利益がとられていたり、振込手数料、事務手数料という名目で少額ながらお金がかかることがあります。 せっかく高い換金率が記載されていても、手数料の分が差し引かれることで、損をしたような気持ちになったり後から気づくこともあります。 これらの手数料は最初から公式ホームページに記載がある場合は了承したうえで申し込みもでき
2008/4/823:36 【VBS】コマンドラインから引数を受け取る VBScriptでコマンドラインから引数を受け取るには、WScript.Argumentsを利用する。 コマンドラインの引数が複数ある場合には、項目を半角スペースで区切る。 (カンマを使うと、1つの引数として扱われてしまう) 半角スペースを含む引数を渡す場合には、「"」(二重引用符)で囲めば良い。 以下、サンプル。 《実行方法》 1.メモ帳を開き、以下をコピーする。 [スタート]-[プログラム]-[アクセサリ]-[メモ帳]を選択する。 2.名前を付けて保存する。 1)適当なフォルダを選択する。 2)[ファイルの種類]を「すべてのファイル」にする。 3)[ファイル名]に「ParamSample.vbs」で保存する。 ※拡張子がvbsになっていれば、ファイル名は、何でもよい。 3.コマンドプロンプトを実行する。 [スタート
ネットワークドライブをコマンドで割り当てるで net use コマンドを使ってネットワークドライブを張る方法を描きました。 これを下記のようにVBScriptで実行することができます。(ユーザ名とパスワード指定) Dim objShell Set objShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell") 'ネットワークドライブに割り当て objShell.Run("net use w: \\sv01\share hogepasswd /user:userhoge" ) また、WScript.Network オブジェクトを使う方法もあるようです。 その場合、下記のようになります。 Dim objWshNetwork Set objWshNetwork = WScript.CreateObject("WScript.Network") objWshNet
WSH(VBScript)を使って、現在Windowsにログインしているユーザ名を取得する方法です。 WScript.Networkオブジェクトから取得できるようですね。 下記のVBScriptのコードでユーザ名取得可能です。 Option Explicit Dim strUserName,objNet 'ユーザ名を取得する Set objNet = CreateObject("WScript.Network") strUserName = objNet.UserName '結果表示 WScript.Echo strUserName また、WScript.Networkオブジェクト以外でも、WMI を使う方法もあるようです。(それについては参考リンク参照。。) 参考: VB系ブログ - VBScriptでドメイン名、ユーザー名、PC名を調べる。 ログオン中のユーザー名が知りたい - Fuz
クレジットカード現金化の高還元率の優良店を選ぶためには クレジットカード現金化の優良店を選ぶポイントは、換金率やスピードもありますが、そのほかにも見ておきたいポイントもあります。 お金に厳しい人が利用しますので、手数料やキャンペーンの有無、価格交渉ができる業者ということは見ておきたいところです。 それぞれどのような内容なのでしょうか。 手数料が無料であるクレジットカード現金化の業者には、手数料をすべて無料でしてくれるところがあります。 業者によっては、単純に手数料という名目で業者側の利益がとられていたり、振込手数料、事務手数料という名目で少額ながらお金がかかることがあります。 せっかく高い換金率が記載されていても、手数料の分が差し引かれることで、損をしたような気持ちになったり後から気づくこともあります。 これらの手数料は最初から公式ホームページに記載がある場合は了承したうえで申し込みもでき
VBScript は Microsoft Visual Basic Scripting Edition の略で、そこからも分かるように VisualBasicの構文に似せて作られた、 Microsoft Windows のネイティブ スクリプト言語です。 Active Server Pages (ASP) などを使用したサーバサイドスクリプティング処理 Windows Script Host (WSH) を利用したWindows上でのネイティブ・スクリプト Internet Explorerを使用したクライアントサイドスクリプティング処理 HTML Applications(HTA)アプリケーション WWWクライアントスクリプトに関しては、Windows版のInternet Explorer しか対応しているブラウザがないため、一般的にはほとんど使われていない。 一般的には HTA や A
[VBScript Tips] ●基本プログラム ・文字列を画面に出力する ・起動時の引数を取得する ・起動時の引数を取得する(オプション指定あり/なし) ・バージョン番号を取得する ・コマンド名の取得と強制終了 ・起動スクリプト名を取得する ・標準入出力を使用する(簡易電卓) ・処理を一時停止する ・数値の整数部分を取得する ・数値を丸める(四捨五入) ・数値の切り捨て ・数値の切り上げ ・8進数と16進数に変換する ・N進数に変換する ・1〜10の乱数を発生させる ・絶対値を計算する ・πの値を計算する ・余弦,正弦,正接を計算する ・指数関数を使ってみる ・文字をコードに変換する ・コードを文字に変換する ・文字列の長さを取得する(UNICODE) ・文字列の長さを取得する(ASCII) ・文字列の一部分を取得する(UNICODE) ・文字列の一部分を取得する(ASCII) ・文字列
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