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ブックマーク / blog.cybozu.net (10)

  • 経営企画室 企画のもと: ソーシャルブックマークは Google を超えるか?

    「自分が必要とする情報にたどり着く」という目的の視点から見れば、Google で検索することと、タグを頼りに情報を探すことは同列に見ることができる、あるいは Google で検索するよりも有効な手段になるのかもしれません。 ソーシャルブックマークなどソーシャルタギングが Google を越える存在になるか?という議論は以前から行われてきましたが今となっては、あながち非現実的な話でもなくなってきているように感じます。 ※ 以前タイトルがそのものずばりの記事があったのですが残念ながら掲載期限切れにより閲覧できなくなっています。 2005/02/02 ITmediaニュース:[WSJ] “ソーシャルタギング”はGoogleを超えるか(1/2) http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0502/02/news062.htmlYahoo!によるソーシャルブ

  • 経営企画室 企画のもと: NO BORDER ~ 「ユーザー」と「企業」の BORDER について考える ~

    日清品のカップヌードルの CM で「NO BORDER」というシリーズが続いているのをご覧になっている方も多いかと思います。(個人的に気に入っています。宇宙での CM 撮影ってすごいです) CUPNOODLE NO BORDER SPACE PROJECT ビジネスの場面でもその他の様々な場面でも、従来から当たり前のように存在していた「境界線」の位置が変わったり、曖昧になったり、ときには完全になくなったりすることが増えていますが、「企業」「メーカー」と、その「顧客」「ユーザー」との「境界線」はどうあるべきなのか、様々な事例、意見を考察してみました。 ○ 「ユーザー参加型」で製品開発を進めるアメリカ企業 Browster の例 2006/01/06 米Browster、ブラウザプラグインの機能決定にユーザー参加型プログラムBrowsterが発表したOpen Design Programとは

  • 経営企画室 企画のもと: iPod/iTunes が直面する「三つ巴の戦い」

    「OSS 版 iTunes」とでも呼ぶべきソフトウェアが来年初めにも公開予定とのニュースをきっかけに、以下のことを連鎖的に考えてみました。 2005/12/26 iTunesに挑むオープンソースソフトウェア「Songbird」 - CNET Japan iPod/iTune がユーザーや業界に及ぼしている影響力はどのくらいなのか? 今後 iPod/iTunes を取り巻く環境はどうなるのか? Songbird のようなオープンソースソフトウェアが登場する必然性は? ○ iPod/iTune がユーザーや業界(ライバル)に及ぼしている影響力はどのくらいなのか? このトピックについて考える場合、当然ながら「iPod + iTunes + iTunes Music Store(iTMS)」の組み合わせで語らなければなりませんが、例えば iPod を買ったユーザーがその直後からどのような行動を取る

  • 経営企画室 企画のもと: ET 研参加レポート: Google はやることが一杯ある

    週末は「Emerging Technology研究会」(以下 ET 研究会)というブロガーの方を中心とした会合に参加し、様々なバックグラウンドを持つ皆さんと共に Google の戦略分析、Google が何をどこまでやろうとしているのか?というテーマについて考えてきました。 そこで得られた大事な気付きの一つは「Google はやることが一杯ある」ということ、裏を返すとやろうと思っても手が回らないことも一杯あるだろう、ということでした。 Emerging Technology研究会: 12月開催報告:Googleの戦略分析(通常版) 当日は非常に幅広い議論があったので、以下はあくまでも私の関心領域から切り出した参加レポートです。 その他の参加者の方のレポートは上のエントリにあるリンクからお読みいただけます。 ○ 会に参加した目的 最近 Google に威圧感を受ける IT 企業が増えていると

  • 経営企画室 企画のもと: 2006 年の IT 業界と「Google の威圧感」

    2006 年も目の前ということで、2006 年の IT 業界についての予測が相次いで発表されています。基的には 2005 年の後半くらいからすでに現れている動きがより顕著になる、という印象ですがやはり「Google」「ソフトウェアのサービス化」といったキーワードが登場します。 ○ IDC の予測 短めの記事ですが、どの部分も無視できない内容で引用が多くなってしまいますがご容赦ください。 2005/12/05 『グーグル効果』が市場に押し寄せる--IDC、2006年の予測を発表 - CNET Japan「(2006年には)破壊的なビジネスモデルを採用する企業が加速度的に増えると思われる。これは、今まで見られなかった重大な傾向だ。オープンソース効果として、IT関連製品やサービスの開発における『オープン革命』が起きるほか、『Google効果』として、ITをサービス化しオンラインで提供する企業が

  • 経営企画室 企画のもと: Microsoft との競争をどう生き残れば良いのか

    今日のタイトルは先日書いた「Google との競争をどう生き残れば良いのか」をもじったものですが、Microsoft がターゲットとしている市場の広さは Google の比ではなく、多くのソフトウェア企業にとってより現実的な脅威となりえます。 比較的最近の記事を中心に、この問題を考えてみました。 ○ 企業規模の視点から見た Microsoft のターゲット市場 まず Microsoft が主にターゲットとしている市場はどこか、という問題を顧客企業の規模という切り口から見てみます。 まずは大規模企業向け市場に対する Microsoft の考え方。 2005/11/16 S・バルマーが語る「マイクロソフトだからできること」 - CNET Japan この CNET によるインタビュー記事では記者の「大企業市場では、IT支出に占めるMicrosoftのシェアは1.5%にも満たないというデータがあ

  • 経営企画室 企画のもと: 「Web 2.0」への理解を難しくしているものは何か?

    何か新しい概念や物事を理解するとき「何かに喩える」ということが理解の近道となりますが、Web 2.0 の理解が難しいのはその喩える対象が存在しないからではないか、と考えました。 ○ 「定義する」より「経験する」ことで理解できる? 先日の「Web 2.0 は誰を幸せにするのか?」というエントリでは、「Web 2.0 とは何か?」という定義を議論して突き詰めていくのは非常に難しいので、まずは「Web 2.0 的じゃないか?」と思うものを試してみるのがよいかもしれない、と書きました。 とりあえず経験してみると、それが今まで自分が目にし、触れたものと「何かが違う」という感覚が得られると考えたためです。 ○ Web 2.0 は喩えようがない Web 2.0 あるいは、Web 2.0 的と思われる個々のサービスについて理解する上で「経験する」以外にもう一つ助けになりそうなのは「何かに喩える」ことだと思

  • 経営企画室 企画のもと: PDF の歴史 ~ 12 年目の檜舞台 ~

    昨日のエントリでは今後「ドキュメント・プラットフォーム」という分野が重要になってくるのではないかと書きました。 その「ドキュメント・プラットフォーム」というコンセプトをすでに実現し、十分な収益も得ているのが Adobe の PDF を中心としたソリューションです。 Adobe が実現しているプラットフォームの全体像について見る前に、今では日常的に使われるようになった PDF がどのような歴史を歩んできたのかについて、興味深い話をご紹介したいと思います。 ○ The Adobe Story あるとき図書館で Adobe という企業について書かれた以下のを見つけ読んでみました。 The Adobe Story -出版革命をデザインした男たち- その頃「PDF は単なる文書フォーマットではなくすでにプラットフォームになっているのだ」ということに気付き、そもそも PDF がどのような経緯で今のよ

  • 経営企画室 企画のもと: Web 2.0 は誰を幸せにするのか?

    今日は休日なので少し「自由研究」的にこのテーマを取り上げてみます。 とはいえ私も立場上「Web 2.0 とは何か?」と聞かれた際の自分なりの答えを用意しなければならない気がしてきました。しかし正直私もその問いへの明確な答えをまだ持っていません。 このブログをお読みの方の中には Web 2.0 にまつわる議論の数々を「ユーザーを無視してまた勝手に IT ベンダーが小難しい言葉を振り回している」という風にご覧になる方もいらっしゃるかもしれません。 私もそのことには気を留めつつ、ベンダー企業で働く 1 ユーザーの視点で考えてみたいと思います。 ○ Web 2.0 とは何か? 来ならば当然そこから話を始めるべきなのですが、今日はあえてこの問いに答えることは「パス」させていただこうと思います。 というのも今世界中で「Web 2.0 とは何か?」という議論が飛び交っており、その定義も様々です。そもそ

  • 経営企画室 調査日報 : 「プラットフォーム」としての Windows Live

    Windows Live」と「Microsoft Office Live」の正体はいかに?では、特に「Office Live」の方は思ったほど革新的ではないかもしれないと書きました。 しかしそこで触れなかったもう一方の Windows Live の質を注意深く見てみると、Windows Live が(さらには Microsoft Office Live が)持つ当の「革新性」が見えてきたような気がします。 キーワードは「プラットフォーム」です。 ○ MSN から生まれ、それとは別のものに発展する Windows Live 2005/11/02 [速報] マイクロソフト、オンラインサービス「Windows Live」「Office Live」を発表 - CNET JapanMSNブランドの下で提供されるWindows Liveは、インターネットベースの個人向けサービスで、電子メールやブ

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