タグ

ブックマーク / lm-7.hatenadiary.org (6)

  • Appleの強力な特許群はAndroid端末/電子書籍端末の脅威になるかも知れない - A Successful Failure

    Appleは2010年3月2日、台湾のHTCを特許侵害で提訴したと発表した(Apple Sues HTC for Patent Infringement)。HTCはAndroid端末の最大の供給元でありNexus Oneの開発でも知られている。HTCとしては、まったく事前通告のない突然の提訴だったようだ。 Appleは20件の特許侵害を主張しているが、内10件の特許番号が訴状で明らかにされている。請求項を確認してみたところ、その基的で広い権利範囲に驚愕してしまった。通常、特許と言っても、概要は広くても実際に請求項を見てみれば、様々な制限がかかっていて全然怖くない事が多いのだが、挙げられた特許はどれも請求項が比較的シンプルか、ごく当たり前の構成が羅列されているだけであり、極めて強力であると考えられる。事はHTCのAndroid端末だけに限らず、SonyEricssonやSamsung等他

    Appleの強力な特許群はAndroid端末/電子書籍端末の脅威になるかも知れない - A Successful Failure
  • 日本経済新聞電子版の価格設定から透けて見える日経のホンネ - A Successful Failure

    来る3月23日日経済新聞 電子版が誕生するという。日経済新聞の朝刊・夕刊の最終版が読めるのに加え、「電子版」の独自ニュースや解説記事を24時間配信するという。購読料金は宅配+電子版の日経Wプランが月極購読料+1,000円、電子版月極プランが4,000円という設定だ。 この価格設定、行動経済学の観点からすると大変興味深い。昨年のベストセラー『予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』にまさにぴったりの事例が紹介されているので、未読の方の為に紹介したい。以下は書の第1章「相対性の真相」のエッセンスを抽出し再構成したものである。このは行動経済学の入門書として大変面白く書かれているので、未読の方には一読を強くお勧めする。 【告知】@LunarModule7でつぶやいています。 興味のあるかたはフォローください。 おとりによる選択行動の変化 あなたは経済新聞「エコノミ

  • 写真に基づく3D空間構築手法の到達点 - A Successful Failure

    一昔前は実世界の建築物を元にウォークスルー可能な3D空間を構築しようと思ったら、まず各部屋の形状を計測器を用いて計測し、その計測結果に基づいて人手でモデル化し、領域ごとにテクスチャを貼り、照明を設定して……と気の遠くなるような作業が必要だった。3D空間の構築は極めてコストの高い作業だったが、近年では2次元画像(実写写真)に基づいた3D空間の構築手法が長足の進歩を遂げており、以前に比べれば極めて低コストに3D空間を構築する事が可能となっている。 【告知】Twitterはじめました。@LunarModule7です。 興味のあるかたはフォローくださいとしばらく宣伝。 今ではバラバラに撮影した写真から、全自動で3D空間を構築し、内部を自由にウォークスルーできるようになっている。ワシントン大学とMicrosoft Reseachが2009年に発表した研究*1は現時点における集大成とも言えるものとなっ

    写真に基づく3D空間構築手法の到達点 - A Successful Failure
  • Amazonのサービスが急激に劣化している件について - A Successful Failure

    最近Amazonのサービスの劣化が著しい。9月以降のみに限っても次のような惨状だ。 2008年9月7日:現金還元サイト『小判』がAmazonのポイント還元を終了。これまでは小判経由で購入すると、Amazonポイントとは別に2%の還元がなされていたが、それが無くなった。 2008年9月11日:ショッピング・パレットがAmazonのポイント還元を終了。これまではショッピング・パレット経由で購入すると、Amazonポイントとは別に4%の還元がなされていたが、それが無くなった。 2008年12月15日:Amazonクレジットカードが終了。これまではAmazonクレジットカードで購入すると、Amazonポイントとは別に2%の還元がなされていたが、それが無くなる。 さらに、Amazonは配送業者の変更を行っているようだ。9月より配送先が千葉県であるユーザに対しては、旧来の日通ではなく、カトーレックと言

    Amazonのサービスが急激に劣化している件について - A Successful Failure
  • そろそろ無農薬/有機栽培野菜に対する盲信を見直してはどうか - A Successful Failure

    スーパーの売り場には無農薬/低農薬栽培や有機栽培を謳った野菜が多く並べられている。それらは通常の野菜よりも高価だが、より安全でより美味しい野菜を求める人々に広く受け入れられている。 だが、当に無農薬/有機栽培野菜は通常の野菜よりも毒性が少ないのだろうか? またこれらの野菜は通常の野菜に比べ美味しいのだろうか? なんの疑いもなく、無農薬/有機栽培野菜の方が安全で、子供たちには良いものだと決めつけてはいないか? 仮に通常の野菜と比較してメリットがあるとして、それは追加コストに見合うだけの価値があるのだろうか? 前回、遺伝子組み換え品について取り上げたときと同様に、『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)』において参考文献を示した上で、必ずしも無農薬/有機栽培野菜の選択が理に適った行動ではない場合がある事実が記載されているので、それらに基づいてこの問題を考えたい。この

  • 『火垂るの墓』に対する最も参考になる米Amazonレビュー - A Successful Failure

    先のエントリで最近の火垂るの墓に対する米国Amazonのレビューを複数紹介したが、ついでに今までに最も参考になると評価されたレビューもまとめて紹介したい。米国Amazonにおけるあらゆる商品の中で最多(注:2009年現在では既に最多ではない)のレビュー数556を誇る『火垂るの墓』のレビューの中から、"Most Helpful First"でソートした結果の最上位のレビューである。 270 人中、258人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 アニメをあらゆるメディアの中でも最も悲しいカタチに昇華させた, 2004/1/11 By Ian Krupnick (Colorado Springs, Colorado United States) 通常、私は映画で泣くことはありません。私は一粒か二粒の涙を落とすことになるような映画が好きです。ところが『火垂るの墓』はそのようなレベ

  • 1