2012年にオリンピックの会場となったロンドン、この街を代表する世界遺産と言えばウェストミンスター宮殿だ。1529年まではイギリス王室の宮殿だったが、 1547年から国会議事堂として使用されている。 歴代国王の戴冠式が数多く行われた場所 17世紀にはこの地で清教徒革命が勃発。 内戦で国王軍は敗れ、チャールズ1世は処刑された。以来、現在でもイギリス国王は下院議場への立ち入りを許されていない。 2011年のロイヤルウェディングで注目を浴びたウェストミンスター・アビーは、イギリス王室にとって最も神聖な場所のひとつ。 歴代のほとんどの国王がここで戴冠式を行っており、中世以降の国王の埋葬場所ともなっている。 セント・マーガレット教会は一般信者が礼拝するために建設されたもので、 17世紀の詩人ミルトンや、 20世紀の首相ウィンストン・チャーチルなど、 著名人が結婚式を挙げた場所としても有名。 11世紀