中央学院大は往路の出遅れが最後まで響き、総合16位に終わった。 【箱根駅伝】全選手区間記録一覧>>一斉スタートの6区を任されたルーキー工藤が、区間4位の58分47秒で山を下ったが、7区以降が流れに乗れなかった。10区間で1度も15位以上に浮上することなく、95回大会以来3年ぶりのシード権を逃した。昨年は予選会を突破できず、箱根未経験者が多数を占めた今大会。連続出場を目指す新チームにリベンジを託す。
帝京大は往路2位から一転、苦しい後半戦だったものの総合9位に入りシード権は逃さなかった。 【箱根駅伝復路】青学大V 各区間詳細>>最終10区の鶴見中継所にタスキが渡った時点で10位。箱根初出場でアンカーを任された西脇が逃げ切り、5年連続でシード権を獲得した。往路は帝京大史上最高の成績。目標に掲げていた総合3位には届かなかったが、存在感を示す23度目の箱根となった。 【箱根駅伝】箱根駅伝2022関連ニュース>
神奈川大は往路12位と出遅れ、最後までシード権争いとなった。 【箱根駅伝復路】青学大V 各区間詳細>>6区の山下りでは、横沢が9キロ過ぎの小涌園前をシード権内の10位で通過した。しかし、その順位も長く続かず。若干の順位の上下はあるものの、復路も11位と伸びずに総合12位。2度の総合優勝を誇る古豪も、17年93回大会以来のシード権獲得はならなかった。 【箱根駅伝】箱根駅伝2022関連ニュース>
青学大の中村唯翔(3年)が汚名返上の快走を見せた。9区で初の1時間7分台をマークし、14年ぶりに区間新記録を樹立した。 【箱根駅伝復路】青学大V 各区間詳細>>昨年は「花の2区」で区間14位に沈んだが、今年は新記録での総合優勝に大きく貢献。さらに、大会の最優秀選手に贈られる金栗四三杯にも、中大・吉居大和(2年)とともに輝いた。 ◇ ◇ ◇ ドキドキがワクワクになった。「正直緊張があって。その時に8区の一世(佐藤)が『楽しいですよ』ってひと言を掛けてくれた。すごく緊張がほぐれました」。たすきと楽しむ心。中村はしっかり受け取った。 顔が少しほころぶと、強気になった。「走りだしてからは区間賞と区間新を狙いたいと思っていた」。復路最長区間で続く独り旅。中継車と先導の白バイを、前を走るライバルに見立てた。10キロ付近からは再び伸びを感じ、最後まで笑顔で駆け抜けた。 誓い通り14年ぶりに打
青学大が2年ぶり6度目の総合優勝を飾った。10時間43分42秒。大会記録(10時間45分23秒=20年・青学大)を大幅に更新する歴史的な圧勝だった。 【箱根駅伝復路】青学大V 各区間詳細>>#### 専大は70回目の出場でシード権獲得を目指したが、前回大会に続いて総合20位に終わった。繰り上げスタートとなった復路では7区の国増が1時間4分11秒の区間9位と意地を見せたが、アンカーを務めた中山が区間20位と失速。初の留学生でケニア人のキサイサが3区で不発するなど、往路・復路ともになかなか見せ場を作れなかった。 【箱根駅伝】箱根駅伝2022関連ニュース> ◆総合成績 1 青学大10時間43分42秒=大会新 2 順大10時間54分33秒 3 駒大10時間54分57秒 4 東洋大10時間54分59秒 5 東京国際大10時間55分14秒 6 中大10時間55分44秒 7 創価大10時間56分30秒
往路を制した青学大が10時間43分42秒の大会新記録で、2年ぶり6度目の総合優勝を飾った。 【箱根駅伝復路】青学大V 各区間詳細>>原晋監督は1年ながら山登りの5区を任され、区間3位と好走した“若の神”こと若林宏樹の起用について、「心中するから」と周囲に明かしていた。チーフマネジャーにあたる青学大の野川寛太主務(4年)によると、若林はレースで結果を残していた上、山登りの適性があった。何度も山登りの練習を行い、走りの内容を見て、監督は「彼を使うしかない」と起用を決断したという。野川さんは「監督は選手を選ぶ上で、学年を気にしていない。練習消化率、能力、直前の状態、コースとの相性を基準に決めている」と明かした。
青学大が2年ぶり6度目の総合優勝を飾った。10時間43分42秒。大会記録(10時間45分23秒=20年・青学大)を大幅に更新する歴史的な圧勝だった。 【箱根駅伝復路】青学大V 各区間詳細>>東海大は最後の10区。それもゴールまで1キロを切ったシード権目前で、法大に抜かれ総合11位に転落。14年90回大会以来8年ぶりにシード権を逃した。往路10位から、9区を終わって8位にまで順位を上げた。しかし、最終10区の吉冨が、最後、ふらふらになり区間19位と大失速。来年は予選からの挑戦が決まった。 【箱根駅伝】箱根駅伝2022関連ニュース> ◆総合成績 1 青学大 10時間43分42秒=大会新 2 順大 10時間54分33秒 3 駒大 10時間54分57秒 4 東洋大 10時間54分59秒 5 東京国際大 10時間55分14秒 6 中大 10時間55分44秒 7 創価大 10時間56分30秒 8 国学
◆第98回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ) 往路7位の東京国際大は、10区でアンカーの野沢が区間3位となる1時間9分6秒の力走。3位駒大とは17秒、4位東洋大とも15秒の僅差。10区間で唯一の4年生が伝統校に食らいつき、20年大会に並ぶ過去最高の総合5位に入った。「やった、という気持ちも大きいけど、目の前に2人いたので…」と涙。大志田秀次監督(59)は「攻めてくれた。彼が箱根に懸けた思いを感じた」と優しくねぎらった。 昨秋の出雲駅伝で初優勝。強豪校へ階段を上りつつある。往路は3年生エースの丹所が3区日本人最高の快走で、一時2位まで浮上した。復路も7区以降、全員区間1ケタ。指揮官は「復路も頑張ったからこその5位。チーム力はついた」と総括し、来季の学生3大駅伝(出雲、全日本、箱根)へ「3つ狙えるよ
◆第98回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ) 前回王者の駒大は故障明けのエース格・鈴木芽吹(2年)が8区18位と失速。復路9位と苦しみ、優勝した青学大に大差をつけられ、3位に終わった。 2連覇への道は険しかった。駒大は当日変更で4人を投入して逆転へ勝負をかけたが、白鳥が7区10位、鈴木が8区18位と伸びず、青学大との差はみるみる開いた。大八木弘明監督(63)は「流れをしっかりつくれなかった。私の采配ミス」。復路9位に終わり、総合3位に踏みとどまるのがやっとだった。 難しい見極めだった。昨年の日本選手権1万メートル3位の鈴木が右大腿(たい)骨疲労骨折から復帰。9月から11月中旬まで走れなかったが、水泳などで心肺機能を鍛えた。練習再開後は潜在能力の高さも手伝って、復路で役割を果たせると判断。しかし、
◆第98回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ) 往路5位でスタートした順大は、6区で牧瀬圭斗が31年ぶり、8区では津田将希(ともに4年)が20年ぶりとなる区間賞を獲得して巻き返し、2位に浮上した。「金太郎飴(あめ)世代」と呼ばれ、存在感のなかった4年生が意地を見せて、15年ぶりの3位以内でフィニッシュした。 心からは喜べなかった。順大のアンカーとして、2位でゴールした近藤は「偶然ではなく、必然的に上がってきたチーム。去年のこの日(1月3日)から、総合優勝を目標にしていたので悔しい」と汗をぬぐった。15年ぶりのトップ3入りも、納得の表情からは遠い。総合優勝11度の名門。頂点に立つことを目指した1年を振り返ると、満足できる結果ではなかった。 往路は平駿介(3年)が1区18位と苦しむも、終盤に追い上げて
◆第98回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ) 往路を制した青学大が5時間21分36秒の復路新、10時間43分42秒の総合新記録で完全優勝。2年ぶり6度目の王者となった。9区で中村唯翔、10区で中倉啓敦(ともに3年)が連続区間新記録で圧倒し、2位の順大とは平成以降で最大の10分51秒差。原晋監督(54)は「パワフル大作戦大成功! 6連覇を目指します」と胸を張った。中村と1区で区間新だった中大・吉居大和(2年)が最優秀選手に選ばれた。 * * * ◆来季展望 圧倒的な選手層で優勝した青学大が中心になる。2区7位のエース近藤幸太郎(3年)を軸にVメンバー8人が残り、登録外選手であっても1万メートル28分台が続出している。さらに、故障明けで本調子ではなかったために復路に起用された岸本大紀(3年)や佐藤一
平素より早稲田スポーツ新聞会をご愛読いただきまして、誠にありがとうございます。 2024年3月18日をもちまして、当サイトは閉鎖いたしました。 読者の皆様、体育各部の関係者の皆様には多大なご迷惑、ご心配をお掛けしたことを心より深くお詫び申し上げます。 最新記事は弊会新サイトにて公開しております。下記よりご確認ください。 https://wasedasports-sousupo.com これまでたくさんの皆様にご利用いただきましたこと、心より感謝申し上げます。 今後とも早稲田スポーツ新聞会をよろしくお願いいたします。
10月17日の箱根駅伝予選会で3位に食い込み、68回連続となる箱根出場を決めた日体大・渡辺正昭監督はこう意気込みを語った。 「ひとりひとりがチームプレーに徹して走ってくれました。本戦が楽しみです」 優勝10回という輝かしい実績を刻む日体大。2013年には予選会から即優勝という快挙を成したが、今回もその再現を目指す。だが、渡辺監督が口にした「チームプレー」を巡っては内紛劇が起こっていた。2013年に1年生ながら優勝メンバーに名を連ねたエースの山中秀仁選手(4年)が予選会直前に退部していたのだ。スポーツライターの酒井政人氏が語る。 「山中選手は昨シーズンに股関節と左ふくらはぎを故障して以降、調整に手間取っていた。学校側は、この故障を理由に“大学駅伝からは早期引退”と発表した」 ところが、引退の本当の理由は違った。山中選手は9月22日、自身のツイッターでこうつぶやいていたのだ(現在は削除されてい
青学大が、6度目の総合優勝を飾った。復路最長区間の9区(23・1キロ)で、2位との差をさらに広げ、大差をつけて総合Vを飾った。 【箱根駅伝復路】青学大が大会新記録で2年ぶり6度目の総合V/詳細>>注目のシード争いでは、最後にドラマが。 東海大はゴールまで1キロを切ったシード権確保目前で、法大に抜かれ総合11位に転落。14年90回大会以来8年ぶりにシード権を逃した。往路10位から、一時は8位にまで順位を上げた。しかし、最終10区の吉富が、最後、ふらふらになり区間19位と大失速。来年は予選からの挑戦が決まった。 一方で法大は、川上の力走で10位に滑り込んだ。ただ、ゴール直前で、右に曲がり始めた。思わずテレビの実況も「そっちではない!」と絶叫。誘導員が慌てて呼び止め、正規のコースに戻ると、気恥ずかしさからか、川上は控えめに両手を広げてゴールテープを切った。 同様のロスがありながら、たくましくシー
◆報知新聞社後援 第98回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ) 前回大会総合2位の創価大は、10時間56分30秒で総合7位だった。 今年、チームが掲げた目標は総合3位以上。狙った順位には届かず、榎木和貴監督は「区間ごとの浮き沈みが激しかった。その辺を来年以降の課題として、チーム強化をしっかりと図っていきたい」と次を見据えた。 ただ、出場した3年生以下の選手は、7人中5人が区間1ケタと力走。「新戦力、3年生以下の選手たちがしっかりと機能してくれたところでは、来年に向けていい兆しも見えた。選手たちも『やってきたことが間違っていなかった』と自信にもなったと思う。そういった点では収穫のある大会だった」と振り返った。 20年大会は9位、21年大会は2位、そして22年大会は7位と3年連続でシード権は獲得。「ベ
◆報知新聞社後援 第98回東京箱根間往復大学駅伝競走復路 (3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ) 11年の箱根駅伝復路10区で、ゴール直前にコースを間違った寺田夏生が3日、自身のツイッターで「わかるよ」と発信した。 この日の箱根駅伝10区で、ゴール直前に法大の選手がコースを間違えかけた。 国学院大1年だった11年、ゴールまで残り120メートルの直線で寺田にアクシデントがあった。国学院大が日体大、青学大、城西大と集団で3つのシード権を争う世紀の大激戦。先頭に立ったアンカー寺田は、交差点で右折した中継車につられて曲がってしまった。係員や警備員が必死に手を振って指摘し「後続が来ない」と気付いた時には約30メートルのロス。そこから猛ダッシュで城西大を抜き去り、なんとかシード権を獲得していた。 当時を彷彿とさせる場面に、「寺田交差点復活す
「これは最悪だ」 まもなく就任する監督の名前を知った時、立教大学男子駅伝チームの斎藤俊輔は思った。 彼は楽しい大学生活を送ろうと、練習があまりきつくなさそうな立教大学に入ったのだ。 ところが監督になるのは日本一に輝いた現役バリバリのランナーだった。 人生は、登場人物がたった1人加わっただけで、大きく変わってしまうことがある。 斎藤の人生は思い描いていた方向と真逆に、動き始めた。 (宮崎放送局 林田健太) 斎藤の大学生活が大きく変わるきっかけは、3年前の立教大学の一室でのできごとにさかのぼる。 大学の職員の林英明が、総長から相談があるとじきじきに呼び出されたのだ。 林は職員として働きながら、コーチの肩書でときおり駅伝チームの練習をみていた。チームのOBでもあるが、これといった実績はない。林が部屋に入るなり、総長は要件を話し出した。
総合19位の駿河台大は、初出場ながら大手町までタスキをつないだ。 【箱根駅伝復路】青学大が大会新記録で2年ぶり6度目の総合V/詳細>>往路は20位だったが、6区山下りで小泉謙(3年)が区間3位となる58分47秒の快走で、チームに勢いをもたらした。アンカーを任された阪本大貴主将(4年)も区間7位の1時間10分11秒と好走。青学大が大会新記録で優勝した影響もあり、日体大などの名門校が8区から9区の戸塚中継所で繰り上げスタートとなる中で、新鋭の駿河台大はタスキが途切れなかった。 法大時代に「爆走王」として箱根を沸かせた徳本一善監督(42)は「現役のときも走ったけど、楽しかった。(教え子には)本当に最高のチームだったと伝えたい」と満足そうに振り返った。一方で常連校とのレベル差も痛感。「常連校の走りを見て、プロとアマくらい違うと。小学生と大学生がやっているような力の差を感じた」。 来年は再び予選会か
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