How We Structure Our Work At Mercari Microservices Platform Team
![ある若手インフラエンジニアの現状確認 #wakateinfra](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f82441ee9d43cbe228d811291f496c6f49c737e5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2F31149b69a5274faeb04ada21eb26849d%2Fslide_0.jpg%3F4454162)
前のブログの続きで、もにかじ7で話した小ネタその2。 実際にサービスでなんかやったというのじゃなく、こういうこと考えてるんだけどみんなどうしてます?って話です。 まずオンプレ時代はサーバのスペックダウンはけっこう大変だったし、頑張ってメモリやCPU引っこ抜いてもそんなに節約にならなかった。 ※CPUやメモリはサーバ価格の一部でしかないし、ラック費用(消費電力)もあるし。 でもクラウド前提だとスペックダウンはとても簡単で、スペック半分にすると価格も半分になる。 そうすると、 『イベントで一時的にc4.4xlarge(8万/月)にして、そのまま最大CPU使用率10%とかで数ヶ月放置されている』 みたいなのはビジネス的な損失という意味で明らかに障害で、監視すべきじゃないだろうか? みんななんかやってますか? というようなことを参加者に聞いてみました。 参加者の中では、AutoScalingしてい
この記事ははてなエンジニアアドベントカレンダー2014の23日目とシステム系論文紹介 Advent Calendar 2014の23日目を兼ねています。 今回は、インフラエンジニア向けにシステム系論文を読むということについて書きます。 ここでいうインフラエンジニアは、Webサービスを作る会社のサーバ・ネットワーク基盤を構築・運用するエンジニアを指しており、はてなではWebオペレーションエンジニアと呼んでいます。 人が足りなくて普通に困っているので採用にご興味のある方はぜひこちらまで。 SRE (Site Reliability Engineer) 職 - 株式会社はてな はてなでは、id:tarao さんを中心に有志で論文輪読会を定期的に開催しており、システム系論文にかぎらず、言語処理系、機械学習についての論文などが読まれています。 だいたい1人でインフラまわりの論文を読んでいて、インフラ
はじめに 本連載では、インフラの構成をコードで管理するための便利なツールを使って、インフラを構築するための手順をご紹介します。今回は、Vagrantというツールを使って、ローカルマシンに仮想環境でWebアプリケーションの開発環境を作って、開発チーム内で統一した開発環境を構築する方法について説明します。 対象読者 本記事は、次の方を対象にしています。 コードを使ってインフラの構成管理をしたい人 ネットワークやLinuxの基礎知識がある人 Webシステムの開発環境を構築したことがある人 なぜ、コードでインフラの構成管理をするの? 業務アプリケーション開発者のみなさんは、前任者が作った既存システムにバグがあり、それを修正することき、「設計書の内容と、ソースコードの中身が違う!?!」というシーンに出くわすことはありませんか? Excelの設計書とソースコードを交互ににらめっこしながら、関係者に仕様
初めまして、インフラストラクチャー部の加藤 (@EugeneK) です。 クックパッドでは現在178万ものレシピが公開されていますが、目的のレシピを探すために検索機能を提供しています。 今回は検索機能の裏側の仕組みについて、インフラストラクチャーの観点からお話ししようと思います。 全ての検索機能を支えるSolrと周辺のアーキテクチャ クックパッドにはレシピの検索だけでなく様々な検索機能がありますが、その全てはSolrを活用して実装されています。 以前はMySQL Tritonnによる全文検索機能を使用していましたが、2011年頃からSolrに切り替わりました。 クックパッドではSolrをマスタ - スレーブ構成にすることで冗長性と負荷分散を実現しています。以下の構成図をご覧ください。 マスタとスレーブの間には、リピータと呼ばれる検索インデックスを中継するためだけの役割のサーバがいます。この
KAIZEN platform Inc. Senior Technology Advisor 伊藤直也氏(@naoya_ito) 2002年に新卒入社したニフティでブログサービス『ココログ』の開発担当となり、一躍有名になる。その後、はてなで『はてなブックマーク』など各種サービスを立ち上げ、2010年にグリーへ入社。2012年に同社を退職して以降は、フリーランスとしてベンチャーの技術顧問などを請け負う。自身のブログ『naoyaのはてなダイアリー』が人気 「Webアプリの実装で差別化は無理」という考えが変わった 現在、KAIZEN platform Inc.をはじめ複数社の技術顧問を務めている伊藤直也氏。「普段から、アウトプットの目的なく技術の勉強をすることはほとんどない」という性分から、今年上半期は「顧問としてベストプラクティスを提供するために知っておくべき領域」にフォーカスして情報収集を
フロントエンドのパラダイムを参考にバックエンド開発を再考する / TypeScript による GraphQL バックエンド開発
August 29, 2014 The world is not complete 邦題: 「完成されたシステムなどない。完成された人間もいない。 あるのは成長し続ける未完成なシステムと、それを支える未完成な人間だけだ」 ウェブサービスを頭に描きながら、そのウェブサービスの成長の旅を体験することで その時その時に何が必要か、ということをお話をしました。後半はトークショーでした。 システムは完全ではないので壊れることを前提につくる 人間は失敗をするので、失敗をしても復旧できるようにシステムをつくる システムや一部の機能を疎結合にし、再現性を保つことで、障害に強くする 再現性をシンプルに保つことで、システム自体を変更の強いものにする 例えば、現代でいえば、クラウドサービスでしか動かない、 特定のオンプレでしか動かないシステムではなく、 機能毎に環境に依存しないようにシステムをつくることを忘れな
事前に断っておくがここでいう「インフラ」はレイヤ的には OS より上の話。 少し前に GitHub 時代のデプロイ戦略 - naoyaのはてなダイアリー で、GitHub を介したデプロイを実践しているということを紹介した。普段の開発を Pull Request ベースでやっているので、デプロイもまた Pull Request を契機に実行させると色々捗る、という話。 このプラクティスの対象領域をインフラにまで拡大してみました、というのが今回の話。 DNS レコードを Pull Request を merge した契機に自動で更新 AWS を利用している場合、ドメインの管理も Amazon Route 53 を使うといろいろと都合がいい。 Route 53 での DNS レコードの更新はこれまでブラウザから操作していた。これだと誰がいつ作業したかわからないし履歴もトラックしづらい。また変更
ウィスキー、シガー、パイプをこよなく愛する大栗です。 最近EC2関連の重要アップデートが出てきました。嬉しい機能が増えているのですが、昔の知識では使いこなせないので、現時点でのEC2の起動方法について纏めようと思います。 Management ConsoleからEC2を起動します。今回は東京リージョン(ap-northeast-1)でAmazon Linuxを起動する前提です。 本記事のアップデートとして Amazon EC2再入門 2015年1月版 を書きました。最新情報はこちらを参照してください。 起動手順 EC2を起動していきましょう。 AMIの選択 AMI(Amazon Machine Image)を選択します。 好きなOSを選択しましょう。注意点はCPUアーキテクチャ、ハイパーバイザ、ルートデバイスです。 ここではAmazon Linux AMI 2014.03.2(HVM) -
「July Tech Festa 2014」基調講演のServerspecに関するレポートをお届けします。 インフラやソフトウェア開発に携わるエンジニアの集い「July Tech Festa 2014」が6月22日に産業技術大学院大学で開催された。今年で2回目を迎えるイベントで、当日はあいにくの空模様だったが夜遅くまで非常に賑わいをみせていた。数あるセッションの中からServerspecに関する基調講演のレポートをお届けする。 基調講演に登壇したのはテストフレームワークServerspec開発者の宮下剛輔氏。paperboy&co.(現 GMOペパボ)の元テクニカルマネージャーで、3月からフリーランスエンジニアとしてServerspec Operationsの屋号で活動中。 インフラ関連の技術トレンド 宮下氏は最近のインフラ※関連の技術トレンドを振り返りつつ話を進めていった。昨年2013年
Infrastructure as Codeと 組織のドキュメンテーション + Immutable Infrastructure事例
仮想化の分野はどんどんと新しいものが出てくる。全部を実際に試すことは出来なくても、筋が良さそうなものについては、どういうものなのかある程度把握しておきたい。最近はちょっと忙しくてあまり情報収集ができてなかったので、追いつこうと思ってちょっと調べてみた。 ハイパーバイザ型仮想化とコンテナ型仮想化 仮想マシンの歴史をたどると、メインフレームの方では随分と昔から使われている技術である、と出てくる。一方で、x86の世界ではそれほど歴史は長くなく、1999年にリリースされたVMwareがおそらく実用的な初の仮想マシン技術だろう。 VMWareはハイパーバイザ型仮想化と呼ばれる技術で、上に乗るOS(ゲストと呼ばれる)に対して仮想的なハードウェアを提供する。ハイパーバイザ型も、どのレイヤで仮想的なハードウェアを提供するかで更に細分化されるらしいが、よく知らないので、ここではそこまでは踏み入らない。ハイパ
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