スタジアムでの女性のスポーツ観戦が禁止されているイランで、サッカーを観戦するため、男性に変装して入場を試みて拘束された女性が、懲役刑になると聞かされた直後、焼身自殺したと、国際的な人権団体が明らかにしました。 この女性はことし3月、首都テヘランでサッカーを観戦するため、男性に変装してスタジアムへの入場を試みたところ、女性だと発覚し、警察に拘束されたということです。 女性は、数日後に解放されたものの、今月になって裁判所から、「ヘジャブ」と呼ばれるスカーフを公然と着用しなかったという罪で6か月の懲役となる見通しを聞かされた直後、裁判所の外で、みずからガソリンをかぶって焼身自殺を図り、今月9日に死亡したということです。 理由は明らかになっていませんが、懲役刑になることにショックを受けたことが原因とみられています。 厳格なイスラム国家のイランでは、スタジアムでの女性のスポーツ観戦は、男性から危害を
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