土曜日の日経朝刊の企業面に「ITコンサルタント増員 企業向け提案力強化」という記事が載っていた。 記事の内容は、NTTデータや富士通といったSIer大手がIT戦略の提案やシステムの企画を行うコンサルタントを拡充するというもの。両者とも数百名規模で増員するとされる。NTTデータについては今年の4月に既に同様の報道でコンサルタントを1000名体制にするとされていたがその続報にあたる。 SI業界に於いては、コンサルタントの増員というブームは周期的に唱えられる(私から見ると)不思議な経営手法である。景気が悪くなり顧客企業でのIT投資が伸び悩み売上が減りそうに時期になると必ずこのお題目がでてくる。 前回のブームは、2000年から2001年頃のITバブル崩壊直後で、私の机の引き出しにしまってあった「コンサル強化記事スクラップブック」によると、当時も以下のようなニュースが流れていたことがわかる。 200
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