24時間365日営業という利便性をウリに成長を続けてきたコンビニが、“踊り場”を迎えている。全店の売上高、新規出店数が伸び悩んでいる背景に何が潜んでいるのだろうか。コンビニ特集の第一弾として、ローソンの戦略などに迫った。 「これまでコンビニ業界というのは“陣取り合戦”を繰り広げてきた。新規出店ができなくなれば、このビジネスモデルは終わり」(業界関係者)――。 24時間365日営業という利便性を背景に、成長を続けてきたコンビニが、“踊り場”を迎えている。2009年の全店ベース(11社)の売上高は7兆9043億円とかろうじて、前年比0.6%のプラス。国内の店舗数も4万2629店(2009年12月末)となり、新規出店の余地は小さくなるばかり。こうした背景を受け、コンビニ各社は“新天地”を求めて動き始めた。 売り上げを伸ばすために、大手コンビニは海外へ コンビニの歴史は、1974年にセブン-イレブ
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