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  • 最も楽しい経路が選べる地図

    Daniele Quercia / 青木靖 訳 2014年11月 (TED@BCG Berlin 2014) 告白することがあります。私は科学者としてエンジニアとして長年効率を追求して来ましたが、効率というのもカルトであり得るのです。それで今日は私がこのカルトを捨ててもっと豊かな現実へと戻ってきた旅路についてお話ししたいと思います。 数年前、私はロンドンでの博士課程を終え、ボストンに越してきました。そしてボストンからケンブリッジの職場に通っていました。その夏にロードレース用の自転車を買って毎日自転車で通勤していました。経路をスマホで調べると、マサチューセッツ通りを行くようにと出ました。それがボストンからケンブリッジへの最短経路だと。1ヶ月ほど車の往来の激しいその道を通っていましたが、ある日違う道を選びました。なぜその日に限って遠回りすることにしたのか覚えていません。ただその時の驚きは良く覚

    最も楽しい経路が選べる地図
  • 仕事する意義

    仕事する意義 (TED Talks) Dan Ariely / 青木靖 訳 2012年11月 今朝の講演を見ていて、自分は何ができるだろうと思いました。ポールはシャツを脱ぎましたが私にはできません。でもあれだったら・・・やめときましょう。今日は仕事とモチベーションの話をします。仕事をする人を私たちは迷路の中のネズミのように見ています。みんな仕事が嫌いで、当はビーチでモヒートでも飲んでいたいところだけど、お金のために仕事をしていて、それもビーチでモヒートを飲めるようにするためなのだと。でも当にそうなのか? 山登りみたいなものもあります。山登りというのは大変なものです。登山について書かれたを読むと、そこには高揚感や喜びが満ちているのでしょうか? いいえ、そこに描かれているのは惨めさや痛みや凍傷です。そんな体験をして帰ってきたら、「とんだ間違いだった。もう2度とやらないぞ」と思いそうなもの

  • インターネットが (いつの日か) 政治を変える

    インターネットが (いつの日か) 政治を変える (TED Talks) Clay Shirky / 青木靖 訳 2012年7月 今日はオープンソースプログラミングの世界に民主主義が学べることについてお話ししますが、その前にちょっと見て頂きたいものがあります。この子はマーサ・ペイン、9歳で、スコットランドのアーガイル・アンド・ビュートに住んでいます。 数ヶ月前にペインは『ネバー・セコンズ』というべ物ブログを始め、毎日の給を写真に撮って記録しました。野菜がどこにあるか分かりますか?(笑) よくあるように、最初読者は数十人ほどでしたが、それから数百人、数千人と増え続け、彼女が給につける点数を見ようと、みんな立ち寄るようになりました。私が好きな部分は「品中の毛髪数」というやつです。(笑) この日はゼロです。良かったですね。それから2週間前にこんな投稿をしました。「さようなら」というタイトル

    makotoshuto
    makotoshuto 2012/12/01
    エンジニアのツールは問題を解くツールとして素晴らしい。でも難しすぎるのか、楽天的すぎるのか、非エンジニアには見向きもされない。これをシンプルに非エンジニアに提供することがイノベーションなのかな? イン
  • 私のTODOリストの先頭にあるもの

    Paul Graham / 青木靖 訳 2012年4月 ブロニー・ウェアという緩和ケアの看護師が、人が死の間際によく後悔することのリストを作っている。なるほどと思えるものだ。5つの間違いのうち少なくとも4つを私自身犯していた——というか犯しているのがわかる。 人が死の間際に後悔すること 1. 他の人の期待に合わせるのではなく、自分に正直に生きる勇気が欲しかった。 2. あんなに仕事ばかりするんじゃなかった。 3. 自分の感情を表す勇気を持てばよかった。 4. 友達と連絡を絶やさずにいればよかった。 5. もっと自分を幸せにしてあげればよかった。 これらの間違いを1つのアドバイスにまとめるとしたら、それはたぶん「歯車になるな」ということだろう。この5つの後悔は、状況に合わせて自分を押し込め、止まる時まで律儀に回り続ける脱工業化社会の人間の姿をよく描き出している。 気掛かりなのは、これらの後悔

    makotoshuto
    makotoshuto 2012/04/24
    大切なこと。 私のTODOリストの先頭にあるもの
  • 怖いくらいに野心的なスタートアップのアイデア

    Paul Graham / 青木靖 訳 2012年3月 Y Combinatorをやってきて気づいた驚くことの1つに、最も野心的なスタートアップのアイデアの多くがいかに怖いものかということがある。このエッセイではこの現象をいくつかの例で示そうと思う。そのいずれも創業者を億万長者にしうるものだ。そう言うと魅力的に聞こえるが、それが何か書いて見せたなら、きっと思わず尻込みすることだろう。 だからといって心配することはない。それは弱さのしるしではなく、たぶん正気さのしるしなのだ。最も大きなスタートアップのアイデアは怖いものだ。多くの労力を要するからばかりではない。最も大きなアイデアというのは、自分の存在を脅かすように感じられるのだ。果たして自分にはそれをやり通せるだけの野心があるのだろうか? 『マルコヴィッチの穴』に、ダサい主人公がすごく魅力的で洗練された女性に出会う場面がある。彼女は主人公にこ

  • OS別コンピュータの直し方

    Matthew Inman

    makotoshuto
    makotoshuto 2012/02/21
    おもしろ。 OS別コンピュータの直し方
  • 旅と執筆とプログラミング

    Alex MacCaw / 青木靖 訳 2011年11月22日 この1年をまとめると、こんな感じだった。 10ヶ月間世界を旅し、アフリカ、東南アジア、オーストラリア、北米、中米、南米の17カ国を巡る。旅の中心はサーフィンと写真撮影 香港、日アメリカ、ロンドンでのプレゼン 旅の途上でオライリーのJavaScript Webアプリケーションというを執筆 もう一冊、オライリーから間もなく出るCoffeeScriptのの執筆 Spine、Spine.Mobile、GFX、Juggernautといったオープンソースのライブラリ開発を山ほど スタートアップのプロトタイプ作成 FOWAでのプレゼン 最後にTwitterでの仕事に落ち着く 1年前の2010年9月から話を始めよう。自分が共同創業者だったスタートアップをやめた。有用な経験だったけど、すごく長時間働いて燃え尽きたように感じていた。僕はま

    makotoshuto
    makotoshuto 2012/01/30
    「人は努力するほど、幸運になる」。ホントにそう思う。 旅と執筆とプログラミング
  • 5百万冊の本から学んだこと

    5百万冊のから学んだこと (TEDTalks) Erez Lieberman Aiden & Jean-Baptiste Michel / 青木靖 訳 2011年7月 (エレズ) ご存じと思いますが、1枚の絵は千の言葉に値すると言います。しかしハーバード大学ではこの点について疑問を抱きました。(笑) それで専門家のチームが編成されました。ハーバード大学、MITアメリカン・ヘリテージ英語辞典、ブリタニカ百科事典、それに我らがスポンサーGoogleも参加しています。そして4年間に渡って詳細な研究が続けられ、驚くべき結論が得られました。皆さん、1枚の絵は千の言葉に値するのではありません。我々の発見によれば、1枚の絵は5千億の言葉に値するのです。 (ジャン) いかにしてその結論に至ったのか? エレズと私は、人類の文化歴史が時とともにどう遷移してきたのか概観できる方法に考えを巡らせていました。

  • スタートアップを殺す18の誤り

    Paul Graham / 青木靖 訳 2006年10月 最近やった講演の後のQ&Aで、スタートアップを失敗させるのは何かという質問をした人がいた。その場に立ったまま何秒か呆然としていた後、それが一種のひっかけ問題なことに気付いた。これはスタートアップを成功させるのは何かという質問と等価なのだ——失敗の原因となることをすべて避けるようにすれば、成功することができる——そしてこれはその場で答えるにはあまりに大きな問だった。 後になって、私はこの問題をそういう方向から見るのも有効かもしれないと思うようになった。すべきでないことをすべて並べたリストがあれば、それをただ逆にするだけで成功へのレシピに変えることができる。そしてこの形のリストの方が、実践する上で使いやすいかもしれない。やらなければならないことをいつも頭に入れておくよりは、何かやってはいけないことをしているときにそれと気付くというほうが

  • 視覚障害者が運転できる車を作る

    視覚障害者が運転できる車を作る (TED Talks) Dennis Hong / 青木靖 訳 2011年3月 車の運転ができるのは目の見える人だけだと多くの人は思っています。視覚障害者が自分で車を安全に運転するなど、これまで不可能だと考えられていました。私はデニス・ホンです。視覚障害者のための車を開発することで、目が不自由な人に自由をもたらしたいと思っています。 この話に入る前に、私がした別のプロジェクトについて少しお話しします。DARPAアーバンチャレンジです。これは自動運転ロボットカーを作ろうという試みです。ボタンひとつで、人が何もしなくとも車が自律的に目的地までたどり着きます。2007年にこの競技会で私たちのチームは3位に入り、50万ドル手にしました。それと同じ頃、全米視覚障害者連合(NFB)によって「視覚障害者が安全に運転できる車は作れるか?」という課題が研究コミュニティに投げか

  • スタートアップの始め方

    Paul Graham / 青木靖 訳 2005年3月 (このエッセイはハーバードコンピュータ協会での講演を元にしている。) 成功するスタートアップを作るには3つのことが必要になる。優れた人たちと始めること、顧客が実際に欲しがるものを作ること、可能な限りわずかの金しか使わないこと。失敗するスタートアップのほとんどは、これらのうちのどれかをやり損ねたために失敗している。この3つをちゃんとやったスタートアップはたぶん成功するだろう。 そしてこれは、考えてみればわくわくさせられることだ。何しろ3つとも実行可能なことだからだ。困難ではあるが、実行可能だ。そしてスタートアップが成功すれば、創業者は通常金持ちになる。それはつまり金持ちになるということもまた、実行可能ということだ。困難ではあるが、実行可能なのだ。 スタートアップについて伝えたいメッセージが1つあるとしたら、これがそうだ。スタートアップに

  • Googleの自動運転車で目指していること

    Googleの自動運転車で目指していること (TEDTalks) Sebastian Thrun / 青木靖 訳 2011年3月 男の子がみんなそうであるように、私も車が好きでした。18のときに、一番の親友を自動車事故でなくしました。あっけなく。それ以来私の使命になったのは、年に百万という人を事故から救えないかということです。まだ未完成なので中間報告になりますが、自動運転車について少しお話しします。 この概念に初めて触れたのはDARPAグランドチャレンジでした。砂漠を切り抜けた自動運転車にアメリカ政府が賞金を出すことにしたのです。100以上のチームが参加したにもかかわらず、ゴールにたどり着けたチームはありませんでした。スタンフォード大では、新たに自動運転車を作ることにしました。ハードとソフトの両方を開発しました。人間から学習させ、砂漠に放ちました。そして信じがたいことを実現しました。DAR

    makotoshuto
    makotoshuto 2011/04/12
    大きなビジョンだと思う。技術者として尊敬する。自動運転にたどり着くまでにさまざまな技術シーズが生まれるはず。 Googleの自動運転車で目指していること
  • 私たちが創業者の中に探すもの

    Paul Graham / 青木靖 訳 2010年10月 (これはForbesから創業者に求める資質について書いてほしいと頼まれて書いたものだ。雑誌ではスペースの都合で最後の項目がカットされている。) 1. 意志 これはスタートアップ創業者の資質の中で最も重要であることがわかった。私たちがY Combinatorを始めたとき、最も重要な資質は頭脳だろうと思っていた。これはシリコンバレーの神話のようなものだ。創業者に馬鹿であってもらっては困るのは確かだが、頭脳についてある基準を満たしているのなら、最も重要になるのは意志だ。たくさんの障害にぶつかることになるのだから、簡単にやる気を失ってしまうようではいけない。 WePayのビル・クレリコとリッチ・アバーマンがいい例だ。彼らは財務関係のスタートアップをやっている。これは大きな官僚的な企業を相手に延々と交渉をしなければならないことを意味する。存続

  • 任務への献身

    Randall Munroe

    makotoshuto
    makotoshuto 2010/10/19
    おもしろ! 任務への献身
  • 遠い昔、パワポ死がなかった頃

    Garr Reynolds / 青木靖 訳 2010年8月21日 パワポ死(Death by PowerPoint)とは、退屈なPowerPointプレゼンテーションによって聴衆が昏睡に似た状態に陥ることを指す。 遠い昔――PowerPointが発明される以前――はるか彼方の銀河系で、指導者達は大きな電子壁面ディスプレイを使いプレゼンテーションしていた。下の写真は、宇宙パイロットや航海士やドロイドで埋められた部屋でドドンナ将軍(スターウォーズIV)がブリーフィングをしているところである。将軍が広い画面を一杯に使って、デス・スターの内部構造を示すベクターアニメーションという視覚情報のみを表示していることに注意してほしい。それにまた彼が兵士達を前方に集め、人は画面のそばに立ち(画面の前に立つことすらある)、聴衆とのアイコンタクトを欠かさず、時折画面上のアニメーションで重要な部分を指差している

    makotoshuto
    makotoshuto 2010/08/24
    たしかに。プレゼンは難しい。 遠い昔、パワポ死がなかった頃 "、"
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