1つ目の特徴は「1日1ページ」の手帳であること。発売から10年が経った今も変わらないものと糸井さんは話す。 1日1ページの手帳を作る場合、同じ厚さを出すために普通の紙で製本すると「壊れてしまう」と糸井さん。「1日1ページの手帳にどんな紙を使い、どんな閉じ方をするかといったテクニックが必要」と話した。 「1日1ページの手帳は案外ありません。実はなかなかのものだよという知ったかぶりをしてください」と糸井さんは笑う。 180度オープン 次の特徴は「180度開けること」(糸井さん)。ほぼ日手帳と同じ厚さの単行本を手に取り、「任意のページを開いたままにしようとしても、ぱたんと閉じてしまいます」と実演。ほぼ日手帳では真ん中や端など、どのページを開いても手帳が閉じないような作りになっている。 「これを守れていることは僕らの誇りです。ほかの手帳でやれたらやってみやがれとも案外思っています」(糸井さん) 多