無傷の6連勝目を初完封で飾った田中将大。日米レギュラーシーズンの連勝記録は「34」。ヤンキースは勝率5割をなんとか維持した。 5月14日のニューヨーク・メッツのとのサブウェー・シリーズ、田中将大がメジャー移籍後初めての完封勝利、6勝目をあげた。しかも9回には、メジャー初安打のおまけつきだった。 ヤンキースは前日まで4連敗中。そう、前回に田中が先発してから勝ち星がなかった。しかもエースのCC・サバシアが故障者リストに入り、先発陣は苦境に立たされていた。 しかも先発が安定していないから、ブルペンにも負担がかかる。田中は連敗を止めるという役割だけではなく、長いイニングを投げることを求められていた。 結果は、満点。いや、それ以上だ。 ヤンキースのジラルディ監督もホッとしていることだろう。 9回を投げきって被安打4、奪三振8、四死球はゼロという、まったく危なげのない投球だった。 ニューヨーク・ヤンキ