iaku『流れんな』を観ました。 大阪を中心に活動する劇作家(脚本家)・演出家、横山拓也が主宰する演劇ユニットiaku(いあく) 貝毒の被害は甚大で、タイラギ(平貝)漁で栄えたこの港町も長くはないのかもしれない。当然、うちの小さな食堂「とまりぎ」も先行き不安だ。ネイルサロンにした方がマシだなんて話は、さすがにバカげてると思うんだけど。重なるときは、重なるもんで、先日、父親が重度の肝臓疾患で入院、店は休業状態に。40歳を間近にして、畳み掛けてくるよう。店で一人、思う。母親が生きていたら。子どもの頃、汲取式の便所を友人に見られるのが恥ずかしくて、ムリと言って洋式トイレにかえてもらったことがある。それがあんなことになるなんて。妹もずっと私を恨んでる。26年前の出来事が、今も私を滞留させる。この土地に、この店に。ああ、流れんな、私の記憶。 拙いただの感想を書きたいと思うのだけれど、何から書いて良い