中国はゼロコロナ政策を転換し、海外旅行の制限も緩和したが、世界の多くの観光地ではまだ中国人旅行者の姿は限定的だ。AP通信が世界の春節の状況を伝えている。 中国が春節連休に入り、バリ島やタイのチェンマイでは、パンデミック発生して以降としては最も混雑しているが、それでも比較的静かな状況だ。そのなかでも、チェンマイの地元の人たち楽観的。中国からのフライト数は着実に増えているため、中国人旅行者が戻ってくるのも「時間の問題」との認識だ。 現在は、中国からの旅行者は個人に限られ、航空券が通常の3倍以上に高騰しているため、そのなかでも経済的に余裕のある人だけが海外旅行に出かけられるが、団体ツアーが再開されれば、今よりもはるかに多くの中国人が海外に出ることになるだろう。 2019年には、約120万人の中国人観光客がチェンマイを訪れ、150億バーツ(約600億円)の観光関連収入を生み出した。 団体ツアーは2
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