クラウド時代の新しいデータベースとして、非リレーショナルな構造を持つNoSQLデータベースが話題になっています(NoSQL=Not Only SQL。命名の経緯はこちら)。そのNoSQLの中で、もっとも注目されているデータベースの1つがApacheのCassandraです。 Cassandraは、Facebookで大規模データ処理のために開発され、その後オープンソースとなり、現在ではApache Software Foundationのプロジェクトとして開発されています。 現在、CassandraはFacebookやDiggなどで使われている、もしくは使うことが検討されているとされ、Twitterでも(ツイートデータの格納には使われないようですが、それ以外の用途で)利用されています。 TwitterとDiggがNoSQLの「Cassandra」を選ぶ理由 Twitterが、Cassandr
時代がライトウェイト言語へとシフトしつつある中、軽快に使えるフレームワークが次々登場してきました。本連載では、Javaで注目されている軽量フレームワークの中から注目株をピックアップし、概略を紹介します。第1回目の今回は「Apache Wicket」の基本的な構成と使い方を覚え、実際にWebアプリケーションを作ってみましょう。 はじめに 以前は、Javaの世界でフレームワークと言えば「Struts」と定番が決まっていました。しかし、フレームワークによる開発は、どうしても大掛かりなものになりがちです。時代がライトウェイト言語(Lightweight Language、PHPやRubyなどのスクリプト言語)へとシフトしつつある中、重量級のフレームワークは、やや時代遅れな印象をもたれてしまうのは仕方のないことでしょう。 もっと軽快に使えるフレームワークがあれば、と思う人は多かったに違いありません。
Railsで一番めんどくさかったアプリの公開を、Apache httpdが動いているサーバに、普通にアップロードするだけで行える様にするモジュール、mod_railsがリリースされました。 いままで似たようなものにmod_rubyがあったのですが、ずっとメンテナンスされていない上に、構造的にRailsには向かないようになっていたので、Phusion社が新しく作ったものです。 日本語での紹介はmoongiftさんの記事をご覧ください。インストール方法や使い方は、こちらの記事を参考にしてください。 このモジュールの評価が高まれば、レンタルサーバでもRailsサポートをしてくれる所が増えるんじゃないかと期待してます。 早速、自分のサーバ(EC2)に入れてみた所、特に問題もなくあっさり動きました。 ただ、Capistranoを使っている場合、mongrelの時のままだと、サーバの起動などで失敗する
待ちに待ったソフトウェアがついに登場した。Railsは生産性の高さについては定評があるが、その設置、運用方法についてはJava並みに敷居が高かった。レンタルサーバなどでは利用に耐える設置が難しかった。 Passengerのトップページ だが、これで時代は変わるかもしれない。そんなソフトウェアがついにリリースされた。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはPassanger、mod_rails for Apacheだ。 Passangerはgemからインストールするソフトウェアで、これをインストールし、必要な諸設定を行ったら後はMongrelのようなアプリケーションサーバを立ち上げることもなくRailsが利用できるようになる。 インストール中 Apache2.2系(恐らく…)ではdeny from allの設定を消す必要があるが、それさえ消せば問題なくRailsが動作する。プロキシも何も
ゆめみは12月27日、3キャリアに対応したモバイルサイトを制作する際に必要な、絵文字や画像の3キャリア変換を自動処理するApacheモジュール「mod_ktai」を開発したと発表した。2008年3月末までに一般公開する考えだ。 モバイルサイトはキャリアによって記述言語が異なり、3キャリアに対応したサイトを制作する上での課題になっていた。自動変換できるようにすることで、開発スピードを高める狙いがある。 mod_ktai 1.0は、サイトごとに変換処理プログラムを新たに開発する必要がないため、「開発期間が従来の最大3分の1まで減った」(ゆめみ)という。また、変換処理速度も「最大100倍以上」(ゆめみ)という自信作だ。 mod_ktaiは複数のモジュールで構成されており、必要な機能を選んで組み込むことも可能。27日時点で「機種判別」「絵文字変換」「画像変換」「会員認証」等のモジュールを用意してい
Posted by: Hirotaka Ogawa @ February 12, 2007 03:45 AM | かなり前からApache 2.2.xを使っているのですが、mod_cache/mod_disk_cacheなんていうモジュールが存在することに全然気がついていませんでした。このモジュールはサーバサイドでコンテンツキャッシングを実現するもので、CGIなどを使って生成される動的なコンテンツのレンダリング結果の再利用を可能にします(静的なコンテンツもキャッシュできますが、応答時間が問題になることはありませんし、一般的にはクライアントサイドでキャッシングされます)。キャッシュするコンテンツは時間制約の強くないものである必要があります。例えば、コメンティングシステムなどではユーザが行った操作をコンテンツに即座に反映する必要があるために適していませんが、検索システムやCMSのように対象とな
blog@browncat.org Web, Linux, Ubuntu, Mac, PDA, 携帯電話, プログラミング, ソフトウェア&落書き MovableTypeのトラックバックスパム対策としてはUserAgentベースの方法が効果的だったので同じようにWordPressでもスパムフィルタをしてみることにします。また同じ時に検討してみたIPアドレスベースの拒否方法は共有サーバからのアクセスも拒否してしまうのが問題なので使うのがためらわれます。 WordPressにはAkismetという優秀なスパムフィルタが標準で実装されており、ほとんどのスパムを検出してくれますが、やはりSPAMなぞは届く前に拒否してしまいたいものです。また確かにAkismetは有効なのですが、正常なトラックバックやコメントもスパムと判定してしまうことがあるようですので、一括削除前に一度チェックした方が良さそうです
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