FPGA DE0-CVを、間違って二重に注文した人から買い取った。ちょっとプログラムを書いて、LEDを光らせたり、スイッチに反応させたりするのも楽しいけれど、それならもっと安いArduinoでもできるので、どうせならばFPGAの計算能力を活かしたい。競技プログラミングでは、すぐに思いつく解法では間に合わなくて、がんばってもっと速いアルゴリズムを考えるという流れが多い。FPGAは単純な処理の並列計算が得意なので、FPGAを使いこなせれば、簡単な解法で問題が解けて有利になるのではないかと考えた。結局、あまり役には立たなさそうだったけど、色々と試したので書いておく。 問題の選択 コンテストで使うことを考えると、そもそも書いたプログラムを手元で実行するコンテストでないといけない。Google Code Jam(GCJ)はその形式。しかも、GCJは1個の問題にsmallとlargeの2個の入力がある